岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

ガスケットへの下地処理

2019年09月13日 21時00分08秒 | 外壁塗装(ボード外壁)
倉敷市のお客様邸の外壁塗装

養生を完了した後、下地塗装をいたします。


新築時、外壁に使用されていることも多い部材に、「ガスケット」というものがあります。

外壁材の「サイディングボード」の継ぎ目、通称「目地」に使用されている細長い部材であります。


一見するとシーリングのように見えますが、目地に押し込むように挿入して、雨水の内部への浸入を防ぐ部材です。


これが塗料との相性があまり良くなく、通常の塗装をした場合、短期間で塗装が剥がれるという不具合が多く発生いたしました。


私が初めて、この「ガスケット」を使用されているお客様邸の塗り替えのご依頼をいただいたのは、6年前になります。

噂には聞いておりましたが、初めて見るガスケットに対して、どのように塗装をすれば良いのかと、とても悩みました。

塗料メーカー数社の話を聞き、先輩職人から聞き、自分でもテストをしてみて、
出した答えが「高い密着力があり、ガスケットから発生される油を抑える」ことができる下塗りを使用する、ということです。



該当する下塗り材は多数存在する中、私が選んだのは「リフノン」という下塗り材です。



6年前に使用をさせていただいたお客様邸には毎年、確認にお伺いをさせていただいておりますが、今のところ全く問題なしです。
今後、さらに適した下塗り材が出てくるまでは、このリフノンで問題ないと思っております。

すべての目地ガスケットへ、リフノンを塗装いたしました。



板金部分には、下塗りとしてサビ止め塗装をいたします。


当店が使用しているサビ止め材は、日本特殊塗料社の「エポラオールプライマー」という塗料です。


密着力、防錆力に非常に優れている塗料です。

金属製のベランダや



瓦屋根に部分的にある板金部へ、下塗りとして塗装をいたしました。







岡山県倉敷市の外壁塗装専門、共栄塗装店です



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 外壁塗装の下準備~窓や床な... | トップ | 外壁塗装の下塗り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

外壁塗装(ボード外壁)」カテゴリの最新記事