三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

象牙撥。

2018年08月29日 | つれづれ
ちゃんとした地歌の曲を弾くときは
象牙撥をちゃんと使わなくてはならない、らしい。



確かに
音色は違う。

弾き比べれば確かに違う。

でも、その違いが分かる人がどれくらいいるのか。
違いが分かるような会場なのか。音響なのか。

いろいろ考えるなら
象牙撥にこだわらなくてもいいように思える。

皮もそうだけど、
新しい素材をどんどん活用していけばいいと思うのに、
保守派が多いように感じます。

伝統は変容していくものであるなら
素材だって変容していけばいい。

むしろ、素材は些細なこと。
どちらかというと、もっと大事にした方がいいんじゃないかと思うところが
ないがしろにされている気もする。



 
Shamisen + vocal 松浪千静
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