先日の天Q・邦楽の宴で
三弦でアレンジを考えるときに
ドミソのミはいらないんじゃないか?
みたいな話を黒ちゃんがMCでしてて、
実は私その時、お客さんと挨拶してて
あんまりちゃんと話を聞いてなかったんだけど(笑)
でも、私もドミソのミはいらない派です。
つまり、
ミが入ることで一気に和音ができてしまって
洋楽になってしまう。
とくに、ドとミのように3度の重なりが要注意。
クラシックでもポップスでも
西洋音楽の場合は、3度を重ねるのが基本だけど、
日本の音楽では4度の方が重要で
3度を重ねると違和感を生む。
これは、学生時代に作曲の先生に言われたことで
それから私のアレンジの基本原則になっている。
私自身、ピアノから音楽を始めたから
今よりももっと引き出しの少なかった当時、
困ったときにはつい洋楽のイディオムに頼りがちで
三味線と笛で3度のハーモニーみたいなのを書いたりした。
書きながら違和感はあったけど、
ではどうすれば良いのかが分からなくて、
その時に先生から言われたのが4度の話だった。
もちろん、3度を重ねるのが絶対ダメなわけではなくて
意図的に使うこともある。
ただ、洋楽と同じ感覚で気軽に使うとか、
使うことに疑問を持たないのは、違うなーと思うのです。
そんなことも考えながら
今年は本気の新作を作りたいと思っています。
椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►演奏予定
2月19日(金) 古今東西「弦」meeting@西院GATTACA
2月26日(金) 三味線三昧@京都・天Q
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