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三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

その音は一種の劇物。

2019年07月19日 | 鑑賞

 

八代亜紀いい歌いい話」という番組に

二代目竹山先生が出演。

 
しかし、出番が少なすぎて残念でした。
初代の沖縄公演のエピソードを受けての《中じょんから》演奏だったと思うのだけど、
この曲が戦争中の思い出と繋がる、という話が抜けてたので
知らない人には、なぜ敢えてこの曲か、が伝わらなかったんじゃないかとか。
マニアのわたくしなどは思うのです。
 
初代竹山師の音は特別。
テレビから流れてくるだけで胸がつまる。
あの音を聴いたら、しばらくは三味線をさわれる気がしない。
私の弾く三味線に何の意味があるのかと思ってしまう。
ある種の劇物のような強烈な音。
 
私はもっともっと音色を追求しないといけない。


 
二代目と長山洋子の共演もありました。
ストラップの掛け方が違うお二人。
真似したわけじゃないけど、私も二代目と同じスタイルで弾いてます。
並ぶと、楽器の角度も全然違う。
撥遣いも全然違った。
二代目の撥さばきはやっぱりすごく柔らかい。

なかなかスケジュールが合わなくて
二代目のコンサートに行けないのだけど、
ギリヤーク尼崎との共演は何とかして観たいと考え中。

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