地歌だとか上方唄というものを始めて数年が経ちますが、
大きな舞台では粗相をしないことに必死で(でも実際には失敗の山)、
一人で出ると唄に必死で。
何をどう表現したいかなんて考える余裕もなくやってきたような気がします。
さて、昨日は、福井の会に向けての最初で最後の合わせだったのですが、
「五段返し」の三味線は歌詞に合わせて、
姫の輿入れと、切腹とでは弾き方を変える、
と言われてみれば当たり前みたいなことを再認識したわけです。
ああ、私かなりぼんやり三味線弾いてたな、と思いながらの帰り道。
でも、考えたら、そういうの、
出来てるかどうかはともかく、
例えば津軽アイヤ節を弾くときは、一撥ずつのニュアンスとか間だとか、
こだわって弾いてるよな、、と思い出す。
良かった。
十年以上もぼんやりしてたのかと思ってしまったぜ。
そんなアイヤのこだわり、
食博ふるさとステージでは、かなり出せると思います。
5月2日(木)
食博覧会・大阪ふるさとステージ
12:30~13:00 16:00~16:30
是非、お越しください。