また新しい名前が出来ました。
上方唄松浪流の名取をいただき、
昨日は名取式でした。
私にしては珍しい薄いグリーンの訪問着で。
津軽でも名取式ってあったけど、新年会を兼ねた式で、
家元と一対一で、なんて儀式はなかったので、
緊張。でした。
会場は江戸堀やまぐちという料亭。
こんなことでもなければ、
まずご縁のなさそうな立派なお店です。
一人ずつ受付があって、そこで式の説明を受けます。
とにかく、家元と同じように真似をすれば大丈夫、、とか。
式も一人ずつお部屋に呼ばれ、
家元と介添人お二人と、まずはご挨拶。
扇子を自分の前に置いて、礼。
続けて、師弟の盃。
ほんの一口なんですが、日本酒なんて飲まないもので、
噎せそうになりました‥我慢ガマン。
その後、お免状をいただきます。
家元直筆。
会食の後、家元のお宅で名札揚げ。
流派のお着物もいただき、終了。
家元制とか名取とか、
お金ばかりかかるシステムに
疑問を感じる場面も多く見てきました。
実際、津軽で頂いた名前なんて、もう全然意味ないし。
でも、今回、
形式的なことだけではない、
家元のお気持ちを感じられる式で、
これからも頑張っていこうと思いました。
松浪流創流記念演奏会は来月、文楽劇場小ホールです。
またご案内します。