三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

結婚式での津軽三味線演奏。

2016年10月30日 | ライヴ日記
本日は
大阪マラソンでもハロウィーンでもなく
結婚式で三味線演奏をしてきました。

結婚式での津軽三味線演奏、私的鉄板は津軽アイヤ節。
「結婚行進曲」のイントロ付き。

結婚行進曲の
ターン タタタターン タタタターン
というフレーズが、
津軽三味線の糸合わせに似てるよなー...
なんて思いつきから生まれた飛び道具です。
分かるか分からないか、くらいの一瞬で終わって
何食わぬ顔してアイヤ節に入るのがポイントです。


アイヤ節は

〽雨に打たせず風にも当てず 育て上げたよ ひとつ花

〽津軽娘に蝶々がとまる とまるはずだよ花じゃもの

〽今宵目出度い花嫁姿 親もみとれて うれし泣き

という歌詞がぴったりはまると思います。
破れ障子に鶯・・・ は今回は封印。




結婚式なので
きちんと訪問着。
実はこういう上品な着物はあまり得意ではありません。
帯締めのグリーンで私らしく引き締めてみました。
(ちなみにこの帯締めは松浪流の帯締め。
 あるものは活用しないとね。)


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