三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

柔らかく撥を使う。

2019年07月22日 | 三味線のはなし
テレビで二代目竹山先生の演奏を見て
その撥づかいの柔らかさに見惚れた。

あれくらい柔らかく当てなくちゃいけないんだな、と。
そう思えば、最近の自分の撥づかいは少々荒かった。
荒い、というより、粗いというのか。
撥先まで、撥をおろした後まで、神経が行き届いてなかった。

そういう意識で稽古すると
俄然、音は変わってくる。
一の糸に、打撃音ではなく、音色がのってくる。   (気がする)

弾き方が変わると
撥の硬さが気になってくる。

撥のべっ甲にも、いろんな硬さがあるけれど、
ほとんどの撥が思ってるよりも硬い。

ずっと前に二代目のワークショップを受けたとき、
もっと柔らかい撥を使った方がいい、と言われたのが腑に落ちる。
最近、硬い撥でも弾けるようになった気がしてたのは、
弾き方が違ってたせいのようだ。

撥。ほしいけどな。
リプルも張りたいしな。
三味線弾きはお金がかかる。
アベノミクスの暖かい風、とやらは
いったいどのあたりで迷子になっていらっしゃるのでしょう。



Shamisen + vocal 静月
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►演奏予定
7月27日(土) 津軽三味線、夏の夜の宴 @祇園 Bar JAMMIN
 詳しくはこちら

►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
 こちらからお問い合わせください

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