母が岸谷五朗ファンなので一緒に
「歌うシャイロック」@京都南座。
シェイクスピアの「ヴェニスの商人」を
悪役シャイロックを主人公に展開する音楽劇。
笑わせる部分、ほろりとする部分もありつつ
かなりはっきりと差別に対するメッセージが描かれていたと思う。
ひとつは、女性の自由。
結婚相手も父親の遺言に従って選ぶしかないポーシャが
女中頭のネリッサ(男性が演じている)と二人で男装して
法廷に乗り込んでいくくだりは、とてもよかった。
一方、シャイロックに向けられるユダヤ人差別。
演じている岸谷五朗のもつ雰囲気もあるのかもしれないけど
娘ジェシカを愛する父親の顔がしっかり描かれていて、
本当にシャイロックは何もかも奪われなければならなかったのか、
差別に気づいたアントーニオはそれでも何も行動に移すことはないのか、
何かしこりの残るラストシーンでした。
椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►活動予定
2月17日(金) 三味線三昧@京都・天Q
3月4日(土) 女流義太夫「瑠璃の会」第7回
►演奏依頼 承ります
ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
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