三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

高木恭造「或るめぐらの話」。

2019年02月09日 | 読書
津軽弁の方言詩人、高木恭造の詩集を読む。

知らない人も多いと思うけれども、
かつて渋谷ジァンジァンで自作詩の朗読会を開いたこともあり、
命日が「津軽弁の日」になっているという人です。

方言詩集まるめろ
高木恭造
津軽書房


詩というのは
方言であろうとなかろうと、
分かるような分からないような
感覚的に好きだと思うとか、
私にとってはそんな感じなのだけれど、
長編詩「或るめぐらの話」はストーリー仕立てになっていて
分かりやすくて、かつ、三味線とのつながりをうっすらと感じる。
つまり、津軽三味線はかつて盲人の芸能であったことや、
詩の中で義太夫「壺坂霊験記」が出てきたりだとか、
ラストシーンの弘前城の観桜会は、かつて津軽の芸人たちの稼ぎ場であり
昨今大流行の津軽三味線大会が生まれたところでもあり。

昏さと力強さ。
それはきっと、津軽三味線に通じる。



Shamisen + vocal 松浪千静
Official website
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►ライブ予定
2月13日(水) 天Qライブ
3月2日(土) 第三回瑠璃の会
3月17日(日) 津軽のジャワメギ 津軽の五大民謡を踊る!唄う!弾く!
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►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
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