三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

美しいものを見せるということは。

2016年03月03日 | 三味線のはなし
舞台作品を観るときに
何を期待するかは人それぞれ。
あるいは、作品によりけり。

美しさにもいろいろある。

ただただ綺麗だなぁという思いで満たされることもあれば、
哀しみを纏った美しさもあり、
狂気を孕んだ歪な美しさもあるだろう。
中には、観てもよくわからない作品もある。

何を見たいか。
何を見せたいか。

私の中には、両極への志向がある。

このひととき、とにかく楽しんでほしいというライブもあるし、
自分の限界に挑むシリアスな作品もやりたい。

どっちつかずなのか
欲ばりなのか
まだ己のことが理解できていないのか

これ一本!
というのが、なかなか絞れないのです。


コメント
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