HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ドクター・譜割りの研究

2019年02月07日 | レッスン日記(大人)

ドクターS(大人):
ショパンのノクターンの中でも、特に人気のある、そして特に難度の高い「8番」にチャレンジしています。
この8番、調子記号は ♭が5個。
英語のコードネームで言えば D♭ ですが、日本語で言うと「変ニ長調」。
日本語の方が難しいですよね…
そして、ショパンのノクターンといえばツキモノなのが「連符」や二拍三連などの「イレギュラー譜割り」で、そのせいで ますます難しさがアップしています。
ドクターも 苦労しているんですが…
上の写真は、ドクターがLINEで送ってくれたものです。
「グラフを作ってみたら左右のタイミングがわかりやすくなりました」とのこと。
グラフにするとは、さすがドクター!(°▽°)
写真 みんなに見せたいんで、blogに載せていいですか、と聞いたら、もちろんいいですよ、と言ってくれたんですが。
「それなら、ちゃんとしたグラフ用紙に書けばよかった(・_・;」と言うのです。
なんでかと思ったら
「薬屋さんにもらったメモなので、糖尿病の薬の宣伝が入ってる… (^_^;)」だって。
えー、どこどこ?
ほんとだ。宣伝はいってる。笑笑笑
みんなも、写真よく見てみて!
こちらもまさにドクターらしい!\(^o^)/


Mちゃん・ハ長調の音階と難問題

2019年02月07日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(小3):
アルフレッド・ピアノライブラリーが「ハ長調の音階」という課題にきました。
「『ハ長調の音階』?」
「『ハ長調の音階』ってね、ドレミファソラシド、のこと。音の階段だから。」
「知ってる!こうでしょ」
Mちゃんは、右手で ドレミファソラシド、と弾きました。
ちゃんと、ファの音を弾く時に 1の指をくぐらせて、指が足りなくならずに上のドまで弾けています。
「そうそう。よく知ってるね」
その指使いを応用して、「プレリュード」という曲をやることに。



天狗のお面をかぶったMちゃん。

次にバーナムを開いたら、これもちょうど音階の課題…「難問題」という練習です。
まず、両手で弾く 短い予備練習があります。
「さっき、右手で音階を弾いた時、1の指は 何の音を弾いた?」
先生に聞かれて、「えーっと…」Mちゃんは少し考えてから言いました。
「ド!」
「そうだね。ド、と あとひとつあるよ」
「えー?」
Mちゃんは、鍵盤に指を走らせて見ながら考えます。
「…ファ?」
「そう!ドは 最初と最後の音だから わかりやすいけど、ファのこと、覚えておいてね。いい?行きも帰りも、ファは1の指だからね?!」
「うん、わかっった!」
ここまでは まだ大丈夫。
「じゃ、左手の1の指は?」
「えー、左手〜?」
ほーら、少し混乱してきたぞ。
Mちゃんは 慎重に左手の音階をなぞってみます。
「…ソ?」
「そう。左手の1の指はソ。右手の1の指はファ。これを忘れないようにして、さあ、一緒に弾いてみよう」
「うわぁ…」
予備練習は、両手が並行して動くものと 反行して動くものの2種類で、それぞれ1オクターブです。
やっと弾けたー。
と思いきや、ページをめくったら 「11番・難問題」は まだ続いているのだ。
しかも山あり谷あり、並行したり交互に上ったり降りたり、反行したり。
まさに「難問題」だ!
「コレが本番の『難問題』だからね。これを弾いてきてね」
「え〜〜〜」
と言いながらも、Mちゃんはさっそく、果敢に「難問題」に取り組んでみてる。
指使いに四苦八苦しながら、それでもめげずに、何度も何度も。
えらいぞ。がんばれ。
来週、楽しみにしてるからね。

Cちゃん・オクターブにさわれたよ♪

2019年02月07日 | レッスン日記(小中高生)
Cちゃん(小1):
アルフレッド・ピアノライブラリーの「テキサスのワルツ」を、ちゃんと予習してきました。
6度の音程によるダブル・ノート(重音)の連続が出てきて(その課題だから仕方ないけど)、小さい手にはちょっと大変かと思いますが、がんばってしっかり弾きました。

(写真は、「テキサスのワルツ」のさし絵に Cちゃんが描き加えた絵。牛とダンスを踊ってるテキサスの人に、先生とCちゃんが「入れて」と言ってるところを描いてくれました。テキサスの人も快く「いいよ」と言ってくれてます。(^O^))



先生が天狗祭りで買ってきたお面をかぶったCちゃん。

ピンクのバーナムは、「右(左)足で大きくけろう」で (実際は手です) オクターブの間隔での跳躍、続いて「両足(これも手のこと)ひらこう」で、両手とも 1の指を 「ド」の鍵盤上に保持したまま、レ、ミ、ファ…と 指を開いて行く課題で、手のスパンの拡張をはかる訓練です。
「やってみよう。ドの音は離しちゃダメだからね。」と先生に言われて、真剣に次々と音を弾いていきます。
「レ、ミ、ファ、ソ…ラの音から上は、ずっと5の指で弾いていってね。ラ、シ…よいしょっ、ドは無理かな? えいっ!」
なんとCちゃん、オクターブ上のドの音に、なんとか触ることができました!
「すごい!触れたねー」
「うん!」
Cちゃんも嬉しそうです。
「今、これだけ届くんだからさ、クリスマスの発表会ぐらいには、ちゃんと弾けるようになるかもね?!」
「うん、そうだね」
楽しみだねー♪
いつの間にか、こんなに指が伸びて、よく拡がるようにもなってたんだね。
もっともっと、たくさんの難しい曲だって、弾けるようになっていくね!