陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

遠州森町の小さな旅

2020-07-26 17:02:36 | ちょっとお出かけ
れもんです。
一箇月ほど遡りますが、静岡県の半夏生の里 に出かけた折、
かねてから気になっていた、同じ
森町 のポイントを回ってきました。
2回に分けて、紹介させていただきます。


先ず、
旧城下学校
明治17年に建てられた木造校舎が残っています。
旧城下学校
旧城下学校にて

内部は非公開なので、窓越しに中の様子をうかがいました。
旧城下学校内部
思い出の学校

木の椅子や床に反射する光が美しくて、何枚も・・・。
緑の反映
城下学校にて
遠い記憶


城下地区の外れ、太田川には
延城橋という素朴な橋があって、
テレビドラマのロケ地にもなったそうです。
ところが、残念ながらこの日は橋桁だけ
延城橋

というのもこの橋、流失を防ぐために、
季節や増水によって、橋板をその都度取り外す造りになっているのです。
観光協会HPから
こちらが普段の姿です。森町観光協会のHPからお借りしました。


昼食は、体験施設アクティ森に隣接する 「ほっとり」 で、
地元のお母さんグループが作る手づくり蕎麦を…。
チョイスは椎茸蕎麦、美味しかったです
「ほっとり」の椎茸蕎麦


昼食後は、南北に細長い森町を北上。
立ち寄った
友田家住宅 は、国指定の重要文化財の建物です。
友田家住宅の茅葺屋根
友田家住宅

友田家は代々庄屋を勤めた旧家で、現当主は47代目。
三百年余を経た茅葺の建物は、
赤松や栗などの重厚な部材が見応えあります。
友田家住宅・土間
友田家住宅・広間
友田家住宅・だいどころ

頑丈な格子は「オオカミ除け」と言われます。
友田家住宅・狼除けの格子と濡れ縁


友田家からほど近い
かわせみ湖
太田川ダムの人造湖です。
かわせみ湖
太田川ダム

この後、県道63号を経由して、
大久保の立体集落 に向かいました。
(つづく) 


コメント (10)    この記事についてブログを書く
« 岡田の谷の半夏生園 | トップ | 大久保立体集落の茶園 »

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (amnesiac)
2020-07-26 17:24:22
遠州森町といえば、森の石松の森町ですか?

木造の小学校、古民家、取り外しのできる橋にそばまであって見所たっぷりでした。校舎の玄関や、木で作った椅子に差し込む光の演出など、懐かしい感じですね〜。

なかでも橋にはびっくりしました。毎回雨のために取り外しとは、けっこうな手間がかかりますよ。専属の管理人がいらっしゃらないとなかなかできないように思います。橋の板はかなり重そうなので、どうやって外すのでしょう?
返信する
Unknown (れもん)
2020-07-26 22:02:58
amnesiacさん、こんばんは☆
そうですよ~
町内には森の石松のお墓がある寺もありますが、今回は立ち寄りませんでした。
延城橋は、町内会の管理だそうです。
橋板は歩くと結構たわむそうで、川幅もあるし渡るのはスリリングかも・・・

ある程度増水すると、通行禁止の看板が出るようですが、
大雨や長雨の時には早めに外して、水位が安定するまで待つのでしょうね。
今年の梅雨は大雨続きなので、
もしかしたら1か月くらい、ずっと外しっぱなしかもしれませんよ。
返信する
Unknown (ばなな)
2020-07-27 15:39:07
のんびり出来そうな所ですね^^
連休は多度山以外にどこへも行かれず、少々ストレスが溜まってしまいました。
どこか、出かけたいです。
椎茸蕎麦、珍しい。
おいしそうですね!
返信する
Unknown (れもん)
2020-07-27 18:05:20
ばななさん、こんばんは☆
ほぼ無名のスポットばかりなので、地元の人以外はほとんど会いませんでした。
この日出会った観光客は、前に紹介した半夏生の小径で数組と、
友田家住宅で一組だけ・・・ (^^;
椎茸蕎麦は、岐阜県の「道の駅平成」の名物なのですが、
去年の夏に行った時には売り切れで食べられず・・・ (T_T)
ここで同じようなのを(しかも数量限定で)見つけたので、迷わず注文した次第です。

連休は天気が悪くて、私もどこにも出かけられませんでした。
梅雨が明けてカラッとしたら、山歩きをしたい気分ですよ (^^)
返信する
Unknown (*ao)
2020-07-28 15:20:21
木造校舎はやっぱり良いですねぇ♪
中に入れないのは残念だけど
でも窓越しの写真は、なんだかノスタルジックで
これはこれで素敵ですね。

掛川市に住んでいたころに、電車でとことこ
森町へ出かけたことがありました。
でもまだそのころは、写真を撮る趣味は無くて
今思えば、残念なことをしたぁ~~って感じです^^;
コロナが落ち着いたら、改めて出かけてみるのも良いかもしれないですね。
ついでに、当時住んでいたアパートも
見てきたいなぁ^m^
返信する
Unknown (れもん)
2020-07-28 22:14:31
ao*さん、こんばんは☆
木造校舎と聞けば寄りたくなりますね (^^)
校舎の内部は、講堂のように一方に壇があるだけの大きな空間で、
窓からでも十分様子が分かりました。
もし中に入っていたら、こんな光には気づかなかったかもしれず、
むしろこれで良かったのかなと思っています。

掛川に住んでいらしたんですね~!
掛川城や加茂荘の花菖蒲園、子供を連れて行きましたよ♪
とことこ走る天浜線は、駅舎やホームも郷愁たっぷりだし、
ao*さんなら、間違いなくステキな写真が撮れそうです♪
コロナが落ち着いたら、プチ・タイムスリップしにお出かけくださいね (^_-)-☆
返信する
Unknown (Blues Walk)
2020-07-30 18:33:01
私も近くにある昔の校舎を撮りに行ったことがありますが、
入り口の屋根や形はよく似ているようです。
教室の窓から射す光の捉え方の妙でしょうか、
使い込まれた椅子の光沢が絶妙ですね。
3枚ともいいですが、特に3番目が好みです。
ロケ地にもなる橋や古民家もあって、懐かしさを満喫できるいい町ですね。
返信する
Unknown (れもん)
2020-07-30 21:20:47
Blues Walkさん、こんばんは☆
古い木造建築というだけでも惹かれるものがあるというのに、
学校には椅子や机が残っていることが多いので、
尚更ノスタルジーを感じてしまいます。

マイナス補正をすることで、窓からの光が見えてきました。
外の緑も捨てがたいのですが、やはり3番目でしょうね。
机無しで椅子だけ並んでいるので、
教会のような厳かな雰囲気さえも感じられます。
核になるようなポイントは無いけれど、
何処に行ってもゆったりとした心になれる、そんな町でした (^^)
返信する
懐かしいですね。 (ライチル)
2020-08-02 12:02:50
あの椅子、使っていました。とても懐かしいです。木造の床や椅子の木目や窓からの光が素敵ですね。友田家の47代目の当主には驚きです。建物にも流石の歴史を感じます。いつも素敵な所を見つけて行かれておられますね。そして美味しい食べ物!うらやましいです。
返信する
私も使っていました(^^) (れもん)
2020-08-03 21:00:43
ライチルさん、こんばんは☆
こんな椅子、私も使っていましたよ!
木の床は、雑巾で水拭きしていたことを思い出します。
窓からの光と木の光沢は、相性のいい名コンビですね。

47代目ってすごいですよね。
なんでも、平家の落人としてこの地に移って以来の旧家だそうです。
蕎麦の店は、たまたま見つけて入ったら「大当たり」でした。
こういう美味しい出会いも、また嬉しいものですね (^_-)-☆
返信する

コメントを投稿