陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

雑草倶楽部 №8 長実雛罌栗~ナガミヒナゲシ

2020-05-07 23:27:46 | 庭の植物図鑑
オレンジ色の花
遠く地中海からやってきて日本の環境に馴染んだ ナガミヒナゲシ
庭に咲いているのを初めて見たのは、15年くらい前でした。

繁殖力が強いことから悪者扱いされている花ですが、
我が家では特に殖えたりすることもなく、つつましく花を咲かせています。

ナガミヒナゲシの花
花びらは薄い紙のよう・・・
ナガミヒナゲシのつぼみ
下を向いたつぼみはポピー独特の形。

ナガミヒナゲシの果実
果実を上から見たところです。
ここに2000粒の種が入っているというから驚きます。

ミニサイズのナガミヒナゲシ
こんなミニサイズのものも多いです。


長実雛罌栗
小さなナガミヒナゲシ
オレンジ色のナガミヒナゲシ


一輪ずつぽつぽつと咲いているだけだと、いまいち、雰囲気が出ませんね 
そこで最後の二枚は、茶々 の散歩がてら撮ってきた群生を・・・。

ナガミヒナゲシの群生

長実雛芥子

この花、やたら殖えないように注意が必要なものの、
特定外来生物などに指定されているわけではありません。

明るいオレンジの花が揺れる姿は、可憐でこころも和みます。
結局は、新しい雑草が入ってきたと考えて、
この帰化植物と、うまく共存していければいいなと思います。 

by れもん


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雑草倶楽部 №7 小蜜柑草~コミカンソウ

2019-10-02 21:19:12 | 庭の植物図鑑
れもんです。
我が家に生えている雑草をポストカード風に撮ろうという、
雑草倶楽部のシリーズ・・・
なんと、3年半ぶりのアップになりました

コミカンソウの葉

コミカンソウ ・・・
我が家では十年余り前に初めて確認しました。
最初は、葉の姿からオジギソウかネムノキかと思ってしまいました。
この葉っぱは、夕方になるとぴったり閉じられます。


小っちゃなミカンのような果実は、直径2~3mm程度の大きさで、
熟すにしたがって赤くなっていきます。
花はもっと小さくて、せいぜい1mmくらい。
よく見ないと、咲いていることすら気が付きません

果実が一列に並んだ姿は、かわいいの一言です。
また、増え過ぎるようなら簡単に手で抜けるので、
特に目の敵にされることもなく、庭で市民権を得ています。 


草地のコミカンソウ

コミカンソウの実

小蜜柑草の花と果実

小蜜柑草

コミカンソウの花

熟してきた小蜜柑草

花言葉は、「秘めた意志」 ・・・


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ガーデン倶楽部#24 オニユリ

2019-07-18 17:54:11 | 庭の植物図鑑
おとといの朝、雨上がりの庭に出てみると、
オニユリ (鬼百合) が並んで咲いているのが目に入ってきました。
緑の中で、オレンジ色がよく映えて、
咲き始めたばかりの花は、瑞々しくてとても綺麗です 
鬼百合
オニユリ


テッポウユリ とともに、我が家ではかなり前からある百合です。
2株が咲いて、すぐ近くにあるもうひとつの株は、
ようやくつぼみが、ほんのり赤く染まり始めたところでした。

草丈 1mに満たないので、もしかしたら コオニユリ かも、と思いましたが、
茎に白い毛があり、ごく少ないながらも『むかご』が付いているので、
オニユリ で間違いないだろうと思います。
オニユリのつぼみ
オニユリのむかご


鬼百合
鬼百合の赤提灯
鬼百合の花

花言葉は、華麗、愉快、陽気、賢者、etc …


by れもんでした


   もう少し、コメント欄は閉じさせていただきます。
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ガーデン倶楽部#23 ヒメヒオウギズイセン

2019-07-01 23:42:53 | 庭の植物図鑑
ヒメヒオウギズイセン
れもんです。
梅雨時の庭で、
ヒメヒオウギズイセン (姫檜扇水仙)
今年も鮮やかな朱色の花を咲かせています。

姫檜扇水仙

朱色の花
ヒメヒオウギスイセン

しなやかに咲く姫檜扇水仙
以前に紹介した ヒオウギ は、万葉集にも歌われる日本古来の花ですが、
この
ヒメヒオウギズイセン は外来種。
繁殖力旺盛なので、佐賀県では栽培が禁止されているほどです

とは言え、株を持って引けば簡単に抜くことができるので、
しばらく放置して殖えてきても、厄介なことはありません。


雨上がりのヒメヒオウギズイセン
雨が続く季節に、この彩りはやはり嬉しいものですね。
細身の葉の緑も綺麗で、我が家には欠かせぬ花になっています


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ガーデン倶楽部#22 ツルニチニチソウ

2019-03-22 20:22:49 | 庭の植物図鑑
れもんです。
久しぶりの
ガーデン倶楽部
前回のアップは2017年6月30日なので、ほぼ1年9か月ぶりですね

今回の花は
ツルニチニチソウ です。
今月半ばから、ポツリポツリと咲き出しました。
ツルニチニチソウ

キョウチクトウ科で、常緑の蔓性植物。
蔓性といっても他の植物に絡まるわけではなく、
地を這うように伸びていきます。
蔓日々草
石の隙間のツルニチニチソウ

地を這う蔓日日草
ツルニチニチソウの花芯

これから6月頃まで、長い間にわたって青紫の花を咲かせます。
ツルニチニチソウ(蔓日々草) の名前は、
蔓性で、毎日のように花を咲かせ続けることに由来しています。
蔓日日草
ツルニチニチソウのつぼみ

我が家では、土留めの石積みと通路の境を縁取るように植わっています。
広がりすぎて困るということもなく、
伸び過ぎたのをごくたまに刈るだけで、手間はほとんどかかりません。
落ち着いた緑で、グラウンドカバーとして重宝しています

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