トラックバックとコメントについて
大沢たかお、松雪泰子、深澤嵐、小林涼子出演。河野圭太監督作品。05年。
春の北海道。カメラマンとして世界中を飛び回る母に置いていかれ、たった一人で東京から北海道の森の動物診療所に預けられた少年、太一。ある日、彼はひとりぼっちの子ぎつねと出会う。母ぎつねがいる様子はなく、太一はその元気のない子ぎつねを放っておけず、動物診療所へと連れ帰る。獣医の矢島はすぐに子ぎつねが目も耳も不自由なことに気づく。太一はまるでヘレン・ケラーのようなこの子ぎつねを“ヘレン”と名付け、その日から懸命にヘレンの世話をするのだった。(allcinema onlineより)
動物と子どもが出てくる映画は、嫌いではないんですが、基本的にあまり興味を持ちません。特に最近は。
この映画は予告で涙ぐんだりしてたので、試写会があれば観たいなと思っていたのですが、親子限定試写会が多くて(苦笑)、結局当たりませんでした。当然、劇場には観に行かなかったのですが、正直、DVDでもあまり観る気はありませんでした。
けど、大沢たかおが雑誌のインタビューか何かでこの役を引き受けたことについて話していて、ちょっと興味が湧き、観てみることにしました。
一番驚いたのは、全然泣かなかったという事(笑)。お涙頂戴の映画ではありませんでした。多少グっとくるシーンはありましたが…。
まぁ、全体としては、凄く面白いというわけではなかったのですが(汗)、途中で止めるほどでもなく、最後までは観ました。
とにかく子ぎつねのヘレンは可愛い。きつねってあんなに可愛かったっけ?というくらい可愛いです。動物の子どもの頃はみんな可愛いけどね。
目が見えず、音も聞こえないという設定のきつねでしたが、撮影の仕方はどうだったんでしょう。きつねが演技してたんですかね?見えてなさそうでもあるし、見えてそうでもある、という微妙な感じがしなくもなかったですが、その辺をあまり突っ込んでもしょうがないですね(笑)。
主人公の太一の母親はカメラマンで、留守がちであり、寂しい思いをしているという設定で、夢見がち、妄想癖のある子でした(って、言い方が酷いけど)。
その妄想というか、想像の部分をCGで表現していて、なるほどねーと思いました。最初にCGが出てきた時は、せっかく北海道という設定で、自然がいっぱいで綺麗な景色もたくさん撮れるだろうに、なんでCGを多用するんだろう?と納得がいかなかったのですが、そういう使い方なら、まぁアリかな…。
子ぎつねヘレンの演技(?)が良かったので、人間の方の演技がややおろそかに見えましたが、大沢たかおのキャラ設定がちょっと意外でした。上手く説明が出来ないのですが、こういう映画にありがちな、型にハマったキャラではなかったですね。結局はいい人なんだけど、あまりそう感じないというか(笑)。
ただちょっと、人間関係が分かりにくかったような。私が分かりにくいなと思ったので、子どもが観たら、もっと分かりにくいんじゃないかと思ったですが…。
大沢たかおと一緒に住んでいた女の子は、娘なのか妹なのか、最初首をかしげてしまいました。大沢たかおは、あんなに大きな(高校生?)の娘がいるように見えないので(笑)、妹かな?妹だよな?と何度も思いました。セリフとかで説明ありましたっけ…私が見逃しただけかな?でも結局娘でした(笑)。
命の大切さを教えるのに、子どもに見せるのはいいと思いましたが、実際、きつねが人間にあんなに慣れるとはちょっと思えないのだけど……(苦笑)。ま、いっか。映画だから(笑)。
ところで、河野監督は、つい最近観た「椿山課長の七日間」の監督でもあります。最近、映画を撮ってるみたいですが、ハートフルストーリーみたいなのが多いですね(笑)。
ドラマでは、現在「僕の歩く道」の演出もやっているようですが、私は個人的にもっと「古畑任三郎」とか「白い巨塔」とかみたいなのを撮って欲しいなぁ。「王様のレストラン」とか「振り返れば奴がいる」で三谷幸喜氏とも組んでたみたいだし。この2本のドラマ、大好きなので…。
大沢たかお、松雪泰子、深澤嵐、小林涼子出演。河野圭太監督作品。05年。
春の北海道。カメラマンとして世界中を飛び回る母に置いていかれ、たった一人で東京から北海道の森の動物診療所に預けられた少年、太一。ある日、彼はひとりぼっちの子ぎつねと出会う。母ぎつねがいる様子はなく、太一はその元気のない子ぎつねを放っておけず、動物診療所へと連れ帰る。獣医の矢島はすぐに子ぎつねが目も耳も不自由なことに気づく。太一はまるでヘレン・ケラーのようなこの子ぎつねを“ヘレン”と名付け、その日から懸命にヘレンの世話をするのだった。(allcinema onlineより)
動物と子どもが出てくる映画は、嫌いではないんですが、基本的にあまり興味を持ちません。特に最近は。
この映画は予告で涙ぐんだりしてたので、試写会があれば観たいなと思っていたのですが、親子限定試写会が多くて(苦笑)、結局当たりませんでした。当然、劇場には観に行かなかったのですが、正直、DVDでもあまり観る気はありませんでした。
けど、大沢たかおが雑誌のインタビューか何かでこの役を引き受けたことについて話していて、ちょっと興味が湧き、観てみることにしました。
一番驚いたのは、全然泣かなかったという事(笑)。お涙頂戴の映画ではありませんでした。多少グっとくるシーンはありましたが…。
まぁ、全体としては、凄く面白いというわけではなかったのですが(汗)、途中で止めるほどでもなく、最後までは観ました。
とにかく子ぎつねのヘレンは可愛い。きつねってあんなに可愛かったっけ?というくらい可愛いです。動物の子どもの頃はみんな可愛いけどね。
目が見えず、音も聞こえないという設定のきつねでしたが、撮影の仕方はどうだったんでしょう。きつねが演技してたんですかね?見えてなさそうでもあるし、見えてそうでもある、という微妙な感じがしなくもなかったですが、その辺をあまり突っ込んでもしょうがないですね(笑)。
主人公の太一の母親はカメラマンで、留守がちであり、寂しい思いをしているという設定で、夢見がち、妄想癖のある子でした(って、言い方が酷いけど)。
その妄想というか、想像の部分をCGで表現していて、なるほどねーと思いました。最初にCGが出てきた時は、せっかく北海道という設定で、自然がいっぱいで綺麗な景色もたくさん撮れるだろうに、なんでCGを多用するんだろう?と納得がいかなかったのですが、そういう使い方なら、まぁアリかな…。
子ぎつねヘレンの演技(?)が良かったので、人間の方の演技がややおろそかに見えましたが、大沢たかおのキャラ設定がちょっと意外でした。上手く説明が出来ないのですが、こういう映画にありがちな、型にハマったキャラではなかったですね。結局はいい人なんだけど、あまりそう感じないというか(笑)。
ただちょっと、人間関係が分かりにくかったような。私が分かりにくいなと思ったので、子どもが観たら、もっと分かりにくいんじゃないかと思ったですが…。
大沢たかおと一緒に住んでいた女の子は、娘なのか妹なのか、最初首をかしげてしまいました。大沢たかおは、あんなに大きな(高校生?)の娘がいるように見えないので(笑)、妹かな?妹だよな?と何度も思いました。セリフとかで説明ありましたっけ…私が見逃しただけかな?でも結局娘でした(笑)。
命の大切さを教えるのに、子どもに見せるのはいいと思いましたが、実際、きつねが人間にあんなに慣れるとはちょっと思えないのだけど……(苦笑)。ま、いっか。映画だから(笑)。
ところで、河野監督は、つい最近観た「椿山課長の七日間」の監督でもあります。最近、映画を撮ってるみたいですが、ハートフルストーリーみたいなのが多いですね(笑)。
ドラマでは、現在「僕の歩く道」の演出もやっているようですが、私は個人的にもっと「古畑任三郎」とか「白い巨塔」とかみたいなのを撮って欲しいなぁ。「王様のレストラン」とか「振り返れば奴がいる」で三谷幸喜氏とも組んでたみたいだし。この2本のドラマ、大好きなので…。
インタビューとかにはどうやって撮ったか載ってるかもね。調べなかった(爆)。
ただ見えてなくて、あんなにサクサク動くとは、どーしても思えん(苦笑)。