Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

天使の涙(最終上映)

2005-09-15 11:22:47 | 映画(た行)
キネカ大森で最終上映を観て来ました。いつ観に行こうかなぁ~なんてのんびり考えていたら、今日しかない!という事に、当日気付きまして(苦笑)、あわてて観に行ってきました。

前回観た時の感想はこちら
感想っていうか、受けた衝撃をそのまま書いてたという感じですね(大笑)。
前の感想を読んでみると、ほとんど一緒です。
だからサラっと行きますね、このレビューは。(いつも私のレビューは長すぎるんだよ)

観ている途中で気付いたのですが、観た事のないシーンがありました。
別にDVDになった時にカットされたとか、そういうのではなく、単に私がDVDを観た時に寝てたんじゃないかという(爆)。
DVDを借りた時に2回観たのですが、1回目はあまりにもちょくちょく寝てしまうので、諦めて翌日観たんですが、やっぱり翌日も観ながら寝たんですよ。
それはこの映画がつまらないからというわけではなく。
仕事終わって家に帰ってから、お風呂入って、ご飯食べて、さぁ映画でも観よう!なんて観始めると、大抵寝ます(爆)。

そんなワケで、ある意味新鮮に見れたシーンもあったという(笑)。
それから、思っていたよりもカメラワークが激しいですね。スクリーンで観ているせいか、途中、結構クラっと来ました。
笑えるシーンは大抵、金城くんが出ているシーンでしたが、思わずちょっと声を出して笑ってしまったら、後ろの席のオバサマが、ゲラゲラと笑っておりました(笑)。
近くに座っていたオジサマは、映画観ながらメモ取ってた。DVD観ながらメモを取ることはあるけれど、映画館で観ながらメモを取ったことはないなぁ。

それから、やっぱり音楽がいい。サントラ欲しいな。レンタルはなくて、買うしかなさそうなんだけど。
フィルムが古いせいか、画像が悪いのと、エンドロールが流れている時、エンディング曲の音が飛んでたのは、ご愛嬌ということで(笑)。


レオン・ライ、前の感想でもキスシーンが良かった、と書いたんだけど、やっぱり今回も観ててそう思いました。私は今のところ、レオン・ライが出演している映画は、男臭い映画しか観た事がないのだけど、もしかしてラブストーリー系も凄くイケル人なのかもしれない。
確か皆様にお薦めしてもらった映画は「ラブソング」だったような。
この人結婚してるのかなぁ。ま、どうでもいいんだけど(爆)。


ファンタスティック・フォー〔超能力ユニット〕(試写会)

2005-09-13 10:50:50 | 映画(は行)
ヨアン・グリフィス、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス、マイケル・チクリス、ジュリアン・マクマホン出演。ティム・ストーリー監督作品。

天才科学者リード・リチャーズ(ヨアン・グリフィス)率いる4人のメンバーたちは、人類の進化に関わる実験のために宇宙へ飛び立った。しかしそこで宇宙雲のエネルギー光線を浴びたことにより、思いもよらない超能力が身についてしまう。(ヤフーレビューより)

公式サイト

頭をからっぽにして観た方がいいんじゃないかと予想し、そのつもりで観たら、それなりに楽しめました。
とてもハリウッド的な映画でした。別に悪い意味で言ってるわけではなく。

基本的に、アメコミがあまり好きではないので、アメコミ原作の映画にも大して興味はありません(笑)。
日本で大ヒットした「スパイダーマン」もDVDで観たけど、「ふーん」という感じでしたので。
なんだかこの手の物ではあまり満足できなくなってしまったようです。でも、好きな役者が出てたらまた違う感想を持つのでしょうが。

ストーリーはヤフーレビューの通りですが、超能力が身についた後、どうするのかな~?というのが、少し興味がありました。
地球の平和のために戦うのか(笑)と思っていたら、大真面目に元に戻る研究をしていたので、ちょっと意外でした。ま、結局元に戻らず、続編がありそうなラストでしたが(笑)。

映像的には、かなり凝っていて素晴らしい出来だと思います。さすがハリウッド。CGも申し分ないです。ジェシカ・アルバはとても可愛い女優さんですね。
クリス・エヴァンスは、以前「セルラー」という映画に出演している役者さんで見たことがありました。
でも「セルラー」の時よりも痩せたような気がする。「セルラー」をよく覚えているわけでもないので、はっきりしたことは言えませんが・・・。

楽しめましたが、私はお金払ってまでは観ませんね。



SHORT SHORT FILMS FESTIVAL EXPO 2005 メイン・フェスティバル

2005-09-12 11:45:14 | 俳優・女優・監督
行って来ました、2度目の愛・地球博。
今回の目的はタイトル通り。9/10にメインフェスティバルがあり、中野裕之監督オリジナルショートフィルムの「RE:サイクル」が上映されました。

公式サイト 特別招待上映作品

上手い具合に友人がこのメイン・フェスティバルの事前予約を取ってくれたので、比較的良い席で観る事ができました。
前方の席は、ショートフィルムの上映とライブをする事になっているCHAGEさんのファンで埋められていました。
私は中野監督の「RE:サイクル」が目的だったので、映像が見やすい席を確保。座ってから気付いたのですが、関係者席の比較的近くでした(笑)

会場入りした際にもらったパンフレットに主催者の俳優・別所哲也氏のコメントや審査員の紹介が書かれていましたが、その他に
「私達は、ショートショートフェスティバルEXPO2005を応援しています!」
と書かれたコーナーがあり、アメリカのパウエル国務長官、NBA選手、俳優・コメディアンが紹介されていました。
そしてそこに劇団ひとりが載ってたんですよねー。なんで?(笑)
俳優は要潤やジェット・リーも。これは自発的?そんな訳ないよねぇ…
どういう基準で??(笑)
開演前には、彼らがコメントしている映像が流れました。
パウエルさんはなが~い事しゃべってましたねぇ。
私は個人的にジェット・リーのコメントをじっくり聞いてしまいました。(正確には字幕を読んでたわけですが)
仏教徒なので、人生を大切に生きている事、中国の言葉で『父なる空、母なる大地』という言葉があり、自然共に~云々と愛・地球博のテーマである自然についてコメントしてました。(全部覚えてなくてすみません)

このイベントを開催するにあたり、世界89カ国2773本の応募作品が集まったそうです。
その中で優秀な43作品を選び、このメイン・フェスティバルでグランプリが決まりました。
その43作品のダイジェストを観たのですが、日本よりも他の国の方の応募作品が多かったですね。
特に北欧のノルウェー等の作品が多かったように思います。ノルウェーはショートフィルムが盛んなのでしょうか。

グランプリはロシアの監督の「THE GOD」という作品。これは、アニメーションで、千手観音にハエが止まり、それをたくさんの手で捕まえようとする映像。一匹のハエを捕まえるためにたくさんの手が動き回る様子や手が絡まってしまう様子、せっかく捕まえたのに、どの手が捕まえているのか分からなくなってしまって、手を広げたとたんにハエに逃げたられたりと、笑えるコメディでした。
セリフは出て来ません。映像は万国共通だなぁと実感しますね。

他にも2002年にアカデミー賞のアニメーション部門を受賞した監督が翌年作ったというアニメも特別上映されていましたが、それもセリフがない。
色とりどりのおたまじゃくしが出て来て、一番最初に足が生えた緑色のおたまじゃくしは、他のおたまじゃくしから、からかわれてしまいます。涙を流して、仲間から離れる足の生えた緑色のおたまじゃくし。しかし、残ったおたまじゃくしにも足が生えて来ます。おたまじゃくしたちは緑色のおたまじゃくしの所へ行き、仲直り…と思ったら、緑色のおたまじゃくしには手が生えてしまうという(笑)
なんてことはないシンプルなストーリー。でも綺麗な映像とコミカルな演出と音楽で一つの素敵な作品になっていました。

特別上映として、ジャック・レモンが主役のショートフィルム(97年作品)も上映されました。子犬を買いに来た少年が、足の悪い子犬を買おうとし、ジャック・レモン扮する店主が、無料で持って行っていい、でも一緒に走ったりできないから後悔する、やめたほうがいいと言うのですが、少年はこの犬にもちゃんと価値がある、だからお金はちゃんと払うし、足りない分は毎月2ドルずつ払う、走れないから一緒に遊べると思ったと言います。よく見ると、少年も片足が悪くて、走れない事が分かります。少年からなけなしの代金を受け取り、足りない分は毎月2ドルずつ払えばいいと言うジャック・レモン。ちょっと心温まり、考えさせられるストーリーです。短いけれど、映画で言いたい事は十分伝わります。

ところで中野監督の「RE:サイクル」は、とても中野監督らしい映画でした。この映画の主役はグラス。はるちゃんが子どもの頃からずっと使っていたグラスを一人暮らしをする時に捨てるのですが、それを流行らないバーをやっているギターリストが拾います。が、その店を畳む事になり、またグラスが捨てられてしまうのですが、それもリサイクルショップで拾われます。そしてそのグラスをデザインした人がショップで買おうとした時、レジではるちゃんがそのグラスを見て、買おうとしていた人から譲ってもらい、グラスは再び持ち主の手に戻るという話しです。
「リサイクル」ではなく、その先を行く「サイクル」という事がテーマでした。
空の映像がとても素敵です。砂丘も出てきました。中野監督は自然の風景を撮らせたら、ピカイチですね。
はるちゃんが大人になった時の女優さん、名前を聞き逃してしまったのですが、麻生久美子ちゃんに似てるなぁと思いました。監督の好みって分かりやすいです(笑)
今井美樹さんがはるちゃんのお母さん役として、藤井尚之さんがグラス職人(?)とレジの人役で出演していました。
この日は、中野監督はステージでゲストとして出演し、お話しをされてました。また藤井尚之さんとはるちゃんの子ども時代の役をやった子が会場に来ていて紹介されました。サイトに載っている子ですね。とても可愛かったです。
中野監督の紹介の時に過去に撮った映画がダイジェストで流れたのですが、「サムライ・フィクション」や「RED SHADOW 赤影」が流れ、安藤くん出るかな〜と思ったら、なぜか「RED〜」では顔が映らず(笑)、「Short films」の「県道スター」で顔が出てました(大笑)。
そしてなんと、ゲストとしていしだあゆみさんが着物姿でステージに。
司会者とトークをしていました。ゲストとしては名前は公表されてませんでしたね。びっくりしました。
最近の作品として「姑獲鳥の夏」の映像が流れました。私が声を出さずに大笑いした、いしださんが奇声を発するシーンが流れ、いしださんは自分で「うわぁ!」とびっくりしてました(笑)

審査員の紹介やコメント、全ての授賞式が終了したところで一旦、メイン・フェスティバルは終了し、休憩の後、CHAGEさんの初映像作品「Missing Pages」の上映がありました。
ストーリーはサイトにありますので、御覧頂きたいですが(書くと長くなりますので)、観た感想としては、ちょっと分かりにくいかなと思いました。
あまりショートフィルム向きの話しではないのでは?と。
「サマータイムマシン・ブルース」を観たばかりなので、タイムマシン続きでしたが、こちらは大真面目な話し。
表現したい事は分かりました。が、現在と過去を行ったり来たり(人が行ったり来たりじゃなくて、回想が入るという意味です)するので、観終わって「…ふ〜ん…」という感想になってしまいました。
ただ映像が凄く綺麗でした。綺麗というのは、中野監督がよく撮るような自然の風景の美しさというのではなくて、作られた美しさです。主役の長谷川さんが住んでいる家なども、非常に無機質な感じがして、ほとんど生活感がありません。(未来の設定だからでしょうか?)
写真を繋げたような映像が基本でCGも素晴らしい。あれはお金かかってそうですね〜。
あのタイムマシンの建物の外観が面白いです。形がXのような形態でした。どこかにあるんでしょうか。
CHAGEさんのライブは9ヶ月ぶりだそうで、盛り上がってましたね。
座ったまま観てて、すみません(汗)。

中野監督とCHAGEさんの映画は、24日くらいまで隔日で流れるそうです。時間は21時からだったかな。

会場を出る時、関係席に別所さんがいて、ファンが詰め掛け、撮るなと言われていたのに、カメラ攻勢。そして握手。私もあわよくば握手してもらいたいな…なんて思いつつ階段を上がっていたら、その輪から弾き飛ばされたらしき人が階段の数段下の踊り場に、落ちて行き、身体半分がコンクリートに叩き付けられました。
驚いてシーンとするその場の人達。その人はしばらく動きませんでした。落ちた距離はたいした事はないので、頭を打っていなければ大怪我ではないと思いますが、こういう混乱は嫌ですね…気持ちが分からないではないですが。別所さんも困った顔してました。

私的には満足できるイベントで、楽しめました。
万博自体は、物凄く混んでましたが。行ったのは事前予約した「三井東芝館」とこのイベント、並んで観たのは、大地の塔と中国館だけでした。長久手日本館に入りたかったので、入場してすぐに行きましたが、180分待ちだったので、やめました…

余談ですが、メイン・フェスティバルの開場待ちをしていた時に、どうやら蚊に喰われました。それも20箇所以上(爆)。
もともとよく刺される方なのですが、一度に、それも数時間のうちにこれだけ刺されたのは、生まれて初めてかもしれません。疲れていたせいか、集中力が散漫だったのか、一度も刺している場面を見ることなく、1匹も退治することなく、血を吸われるだけ吸われてしまった・・・
特に腕が凄くて、今もかゆいです(泣)。


「頭文字D」で来日したエディソン・チャンのインタビュー

2005-09-08 11:28:05 | 俳優・女優・監督
やはりペと来日が重なり、もっと話題になるはずだったのに、盛り上がったのは、ツウなファンだけ?(泣)の「頭文字D」のプロモーションで来日したエディソンのインタビューです。

TOKYO HEADLINE

ちなみに私はエヂよりも、ショーンの方が好きです(笑)。顔がショーンの方が好み。でも髭は微妙(爆)。

試写会当たらないかな~とあちこちに応募してみましたが、ことごとく外れたようで、お金払って観て来ます(笑)。
いつ行こうかな~・・・

「24」映画版について ジャックがコメント

2005-09-08 11:26:08 | 俳優・女優・監督
「24」シーズン4のレンタルが9月2日から始まっております。
私はDVD BOXを購入するため、レンタルはせず、11月まで我慢我慢・・・
レンタルの争奪戦に加わるのは、結構大変。一気に観るのもそれはそれで大変なんだけどね・・・(苦笑)。
現在、キーファーは第5シーズンの撮影真っ最中のようです。
そんなキーファーがファンが待ち望んでいる「24」の映画版についてコメントしたそうです。

eiga.com

クランクインは早くて来年の第5シーズン終了後・・・なんて具体的なことを言ってるという事は、本当にやるんですね?期待して待ってていいんですね??

どんなストーリーになるんでしょう。今から楽しみです。
でもって、その時、キーファーは来日してプロモーションしてくれるんでしょうか。(やはりそれが気になる・笑)
最近、「24」シーズン4のプロモーションでトニー・アルメイダ扮するカルロス・バーナードが来日していたようですが、噂を耳にしただけで、あまり騒がれていなかったような?私が知らないだけ?
ペとジョニーの来日に挟まれて、あまり話題にならなかったのでしょうか(泣)。

ふふふ。情報探してきました(笑)
TSUTAYA ONLINE

9月29日(だったと思うけど)からフジテレビで「24」シーズン3を夜中に放送するので、その時にまたインタビューなど見れるんじゃないかと。
ビデオ忘れずにセットしなきゃ・・・

ワンナイト イン モンコック 旺角黒夜 DVD

2005-09-08 11:22:33 | 映画(わ行)
劇場で観た時の感想はこっち

9月2日からレンタルが開始になったので、借りてみました。
DISCASで予約したのですが、あっという間に来た。・・・・・・つまり他に借りてる人がいないという事で、あまり知名度が高くないんだな、やっぱり(苦笑)。
主に特典映像を期待して借りました。アレックス・フォンのインタビューもあった♪

アレックス・フォンを観てて、自分はオヤジ趣味なんだなぁとつくづく思いました(爆)。
トニーといい、アレックス・フォンといい、キーファーといい・・・若いのは安藤くんくらいで(笑)。ま、いいんですけどね。

インタビューを観ていて、思ったのは、セシリア・チョンが結構おきゃんな感じの女優さんだった、という事(笑)。もっと大人しい人で、この映画では役的にちょっとキャピっとした感じに演じているのかと思ってたんですが、ほぼ地ですか?(笑)。

特典映像には未公開映像も含まれていて、映画の内容をちょっと補足してました。
ミウ刑事、かわいそうだなぁ・・・天才射撃手を殺してしまってから、不眠っぽいし、奥さんとは別れるし。実際に共演したレスリーも本当にもうこの世の人ではない・・・

劇場で観た時、ラストシーンで泣いてしまったので、最後に出たテロップをちゃんと観れなかったのですが、今回本編を観て、なぜ『香港』が香る港と呼ばれているのか分かりました。今更(大笑)。
そして、モンコック。行ってみたいなぁと思いつつ、やっぱりちょっと怖いかも。夜は行かない方がいいとどこかで読んだような。
外国の人は日本に来ると夜行っちゃいけないと言われている場所ってあるんですかね。歌舞伎町とか?歌舞伎町は、真夜中に1人で歩きましたけどねぇ(苦笑)。日本は治安がいいから、行っちゃいけない場所なんてないのかな・・・

セシリア・チョンのセリフで「(香港は)空気が汚いことを除けば、いい所ね」みたいなセリフがあって、予告でも使われていましたが、そのシーンでライトが当たっている所が、やたら埃っぽく・・・香港って本当に空気が汚いんですかね・・・
というのも、「ロンゲストナイト」を観た時、刑務所の中でしたが、やはり同じようなライティングの時に、やたら埃っぽく映ってて、それって演出かな?と思ったんですけど、本当に空気が汚いんでしょうか・・・
ま、日本だって(特に東京)空気が綺麗とは全然思いませんけど。

ところで新作情報か何かでアンディ・ラウとトニー・レオンが出演している「逆転人生 ~インファナル・デイズ~」が12/9に発売されるそうですね!!
映像を観て、「トニーわか~い!」と思った私(笑)。
トニーってそんなタイトルの映画出てたっけ~?と思ったんですが「中環英雄」だったんですね。それなら発売情報をどこかで観たような気がします。
DVD買うかどうかは、観てから考えます。12月は「24」シーズン4と「インファナル・アフェア トリロジーBOX」の支払で大変なんだよ(爆)。

・・・・・・本編じゃなく、特典映像のレビューになっちゃった(笑)。


サマータイムマシン・ブルース

2005-09-07 16:42:21 | 映画(さ行)
瑛太、上野樹里、与座嘉秋、川岡大次郎、ムロツヨシ出演。本広克行監督作品。

とある大学のSF研究会の部室には、前日にクーラーのリモコンが壊れ、猛暑に悩む部員たちがいた。ところが彼らは部屋の隅にタイムマシンがあることを発見、「昨日に戻ってリモコンを取ってこよう」ということになり、乗り込んでみるが……。(ヤフーレビューより)

「公式サイト」

特に注目していた映画というわけではなかったのですが、友達が、「この映画、絶賛されてたよ」と言っていたので、一緒に観に行ってきました。
面白かった!!!かーなーり笑いました。私の笑いのツボはポチっと押されましたね。
もともと舞台劇だったものを本広監督が映画化したそうですね。それも全然知らなかった。
簡単に言うと、タイムマシンが出てきて、昨日と今日を行ったり来たりする大学生の青春物語。
特に目新しい話というわけでもないのですが、タイムスリップの辻褄は合っている(ような気がする・爆)し、タイムマシンを使おうする理由が『壊れる前のリモコンを取りに、昨日へ行く』というのがいいです。セコくて(笑)。
でも逆にリアリティがありましたね。

リモコンが壊れるシーンのパピコが飛び出す所からコーラがリモコンに降りかかるまでのスローモーションがまず笑える。
これを観て「DRIVE」のレストランでのジョビジョバと松尾スズキのシーンを思い出しました。
「DRIVE」ではワインをこぼす所からウエイター(だったかな)が持っていたボールペンが松尾スズキの首に刺さる(!)までのシーンのスローモーション。これも笑えた。

与座嘉秋さんがいい味出してますねぇ。ホームチームの人だったんですね。どこかで観たことあるなぁと思っていたら「69 ~sixty nine~」にも出てました。
この与座さんと川岡さん、ムロツヨシさんの3人トリオが面白い。
この3人が最初にタイムスリップするシーンで爆笑しました。ああいう細かい笑いが大好き。演技の間もバッチリでした。
ゴミ捨て場(?)で使える扇風機を探すシーンも声をあげて笑っちゃいました。
あと個人的にライトなホモネタがウケましたね。
確か三上市朗さん×瑛太くんと三上市朗さん×佐々木蔵之介さんのパターンがあったと思いますが、「暑い・・・」というセリフを今日、電車の中と道を歩いている時に思い出し、吹きだしてしまいました。今でも思い出すとにやけてしまいます(笑)。

何がどう暑いのかは、映画をご覧になって確かめて見てください(笑)。

タイムマシンが全然未来の乗り物っぽくない所もいい。かなりアナログな感じです。両端についてる羽みたいのがパタパタするのが可愛かった。

万年助手のホセこと佐々木蔵之介さんも情けない役でしたが、私は結構好きなキャラですね。ある意味、重要な人物かと(笑)。
主役の瑛太くんや上野樹里ちゃんの演技や、ほのかな恋愛も良かったですが、3人トリオと全然未来人ぽくない未来人役の本多さんの印象が強烈です。彼らを見るためにもう1回観に行ってもいいかなと思うくらい(笑)。
最初に見た時は「あれ?」と思ったシーンも、ストーリーを知った上で観ると、また面白いかもしれません。
季節はもう秋に近いけど、夏の終わりの軽いノリの青春映画として、おススメです。


スパイ・バウンド

2005-09-05 10:34:20 | 映画(さ行)
ヴァンサン・カッセル、モニカ・ベルッチ出演。フレデリック・シェンデルフェール監督作品。

モニカ・ベルッチとヴァンサン・カッセル共演のスパイサスペンス。フランスで実際に起きた、ふたりのスパイに一隻の船が沈没させられた「虹の戦士号」事件。そのスパイのひとりの証言を元にしたスリル満点の物語が展開する。(amazonレビュー)

字幕の選択をする為にメニュー画面を見るまで、アメリカ映画だと思ってました。フランス映画なんですね。
その程度の知識で、雰囲気だけで観る映画を選んでいるとバレてしまいますが(汗)。
しかも、実話がベースというのは、たった今知りました。
ストーリーはありきたりだなぁと思ったのは、実話がベースだからでしょうか。
フランス映画だけあって、ハリウッドのスパイ映画のように、アクション満載、いろんな秘密兵器を駆使して、スパイ大活躍!という映画ではありませんでしたので、やや拍子抜けしましたが、スパイの人間性というか、孤独や苦しみが描かれていましたね。
映画になるとスパイは英雄として描かれる事もありますが、実際のスパイは、どんなに大変な任務をこなしても名声を得て、有名になるわけでもなく、失敗すれば死が待っている。疑問を持って、上司に訴えれば、やはり死が待っている。
そちらに視点が置かれた映画でした。

モニカ・ベルッチは、名前を聞いた事があったのですが、「マトリックス」の「リローテッド」と「レボリューション」に出ていたようですね。全くもって覚えてないんですが(汗)。
他にも出演作品を調べてみましたが、観てないみたいですね。名前だけ知ってたのかなぁ。
特典映像の主演二人のインタビューを見て、二人が夫婦だと初めて知りました。別にやりにくくはなかったみたいですね。

正直、「面白かった!」という感じではなかったので、こういう映画のレビューを書くのは難しい・・・(苦笑)。
週末に、この映画と「血と骨」という邦画も見たのですが、この映画もレビューが書きにくいので、パスする事にしました(笑)。


「天使の涙」キネカ大森 最終上映

2005-09-04 13:04:04 | 映画(た行)
ウォン・カーウァイ監督作品。レオン・ライ、ミッシェル・リー、金城武、カレン・モク出演の「天使の涙」が日本最終上映の時期を迎えているそうです。
「いますぐ抱きしめたい」も「欲望の翼」もキネカ大森で最終上映をしていましたよね。
「いますぐ~」に関しては、スケジュールで見ただけ(見た時、すでにあと数日後に上映だった)、「欲望の翼」は、上映当日にたまたまキネカ大森に(他の)映画を見に行き、チケット売場に『「欲望の翼」の列はこっち⇒』という紙が貼られていて、驚いて映画館の人に「今日やるんですか!?」と聞いたら、「チケットはファンサイトで完売しております」と言われ、「はぁ…そうですか…」とスゴスゴと帰ってきたという記憶がありますが(笑)

ところで、この「天使の涙」。
私にとっては、「インファナアル・アフェア」シリーズに匹敵するくらいの衝撃がありました。
レオン・ライがレオン・ライが……
詳しくは以前書いたレビューをどうぞ(笑)

この映画、当然、劇場で観た事がありませんので、観に行きたいと思います。

キネカ大森で9月10日から上映だそうです。
詳しいスケジュール等はこちらで。

……9月は映画鑑賞自粛月間にするつもりだったんですが…無理そうだな……(すでに試写会当たってるし)

デッドエンド 暗戦リターンズ

2005-09-01 15:26:57 | 映画(た行)
ラウ・チンワン、イーキン・チェン、ケリー・リン、ホイ・シウホン、ラム・シュー出演。ジョニー・トウ、ロー・ウィンチョン監督作品。

前作が好評を博したアクション刑事ドラマ「暗戦」シリーズの第2弾。前作にも出演していたラウ・チンワンが犯人逮捕に生命とプライドを賭ける刑事を再び演じている。国際強盗犯の逮捕に2度失敗し、もう後がないホー刑事に三たび逮捕のチャンスが訪れるが…。(amazonレビューより)

「暗戦 デッドエンド」の第2段の映画ですね。主役のラウ・チンワンが役のホー刑事を演じています。おなじみの上司、ウォン副指揮官もいい味出してました。

何気にちょこちょことジョニー・トウ監督作品を観ているのは、やはり「ジョニー・トウ祭り開催中」のmicchiiさんのブログ「愛すべき映画たち」の影響を受けていると思われます。「ジョニー・トウ プチ祭り」をやっているような気分です(笑)。
ただ今月は、映画を観るのを少し自粛する予定ですので、次回ジョニー・トウ監督作品を観るのは、いつになるか分かりませんが・・・(と言いつつすぐ観たりするんだけど・笑)

「暗戦 デッドエンド」がとても面白かったのと、イーキンが出るということで借りてきました。ジョニー・トウ監督の映画を2つ借りようと思っていて、1つは特典映像を観たかった「ザ・ミッション/非情の掟」を借り、あと1つを「マッスルモンク」と迷って、こちらにしました。

結果から書くと、「暗戦 デッドエンド」よりは落ちるけど、楽しめました。
ホー刑事(警部に昇格してた?)は、相変わらずデキる刑事でしたが、犯人役のイーキンはその上を行ってましたし、能無しのウォン副指揮官は、さらにグレードアップして、能無しでした(笑)。

イーキンがたすき掛けのバック姿だったり、屋上にいたり、タクシーからいなくなったりと前回のパターンもありつつ、前回よりも、よりゲーム感覚の強いストーリーになっていたと思います。

イーキンが飼っている(?)ワシ、凄いですよね。大きいし。しかも一緒にいる姿、似合ってる。マジシャンみたいなアヤシゲな感じもイーキンに合ってました。
タクシーからいなくなった時、「お前は引田天功か!」と声に出して突っ込んでしまいましたが(笑)。

以下からネタばれ含みます。


今回は交渉人として、ラム・シュー演じるチャンという人物も出てきました。けど、この人も能無し(苦笑)。能無しというよりは、堕ちぶれてしまったのでしょうが。
コインの裏表の賭けで、犯人に乗せられてるし。交渉人としてダメじゃないですか~
これは、借金などで精神的に追い詰められていたからだと思いたいですが。交渉人がこんなんじゃ困ります(笑)。
あのコインは、結局最初から最後まで表しか出ませんでしたが、コインに細工してあるのかと思いきや、そういう描写は出てきませんでした。そして、チャンは、最初から最後まで「裏!」って言ってるし(笑)。

それから、追いかけっこが凄かったですねー。
ワシを追いかけて、イーキンのいる場所を探すのも大変そうでしたが、イーキンとラウの追いかけっこが凄かった。
追いかけっこと言えば、「アイランド」のロスを舞台にした壮大な追いかけっこを思い出しますが、まぁそれに比べたら、セコい追いかけっこです。途中から自転車で追いかけっこですから(笑)。
でも私はこっちの人間味溢れる追いかけっこの方が好きです。こうやって敵同士が心を通わせていくシーンはとてもいいと思います。

今回のヒロインは、会社の犯人役のイーキンよりも、ラウの方となんとなくいい感じになります。
「暗戦 デッドエンド」よりも落ちると思ったのは、その辺のエピソードですね。
前回、アンディは余命幾ばくもなく、父親の仇として復讐しながらも、ホー刑事と友情をはぐくみ、バスで偶然会ったヒロインと心を通わせます。
そのせつないエピソードにグっとくるんですよね。

ラストは、前回と同じような展開でしたが、十分楽しめました。
これって第3段はやらないのかなぁ。

次の犯人役はトニーでお願いします(爆)。
・・・・・・嘘です(笑)。ちょっとキャラ違いますよね。
このテのスタイリッシュな役は、トニーにはあんまり・・・(笑)