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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

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2005-09-22 14:04:48 | 映画(あ行)
ジェイ・チョウ、エディソン・チャン、ショーン・ユー、アンソニー・ウォン、チャップマン・トウ、鈴木杏出演。アラン・マック、アンドリュー・ラウ監督作品。

藤原拓海(ジェイ・チョウ)はとうふ屋を営む父(アンソニー・ウォン)と2人で暮らす一見平凡な高校生。しかし、実は拓海はかつて伝説の走り屋といわれた父親からとうふの配達を通じて見えざる英才教育を受けていたのだ。(ヤフーレビューより)

公式サイト

アジア各国で大ヒットした日本のコミック原作の映画化にして、香港映画。
日本以外ではヒットするであろうと言われていたそうで(笑)。
まぁ、ほぼ日本での撮影なのに、出演者のほとんどが香港人で言葉はもちろん、広東語。しかし、役名は日本名。微妙っちゃ微妙です。
ただ滑り出しは好調のようですね。個人的に、ヒットしてくれたら、嬉しいなと思います。

正直言って、車には全く興味がないので、おそらく役者陣がこのメンバーでなければ、観ないタイプの映画だったと思います。
日本映画だったとしても、よほど好きな役者が出ていなかったら観なかったかと(笑)。
そんなワケで、私は車がどうとか、ストーリーがどうとか、そんな事はあまり関係なく、役者を観に行きました。なので、当然、字幕版の上映へ。
説明する必要もないかと思いますが、エディソン・チャン、ショーン・ユー、アンソニー・ウォン、チャップマン・トウは、私の大好きな映画「インファナル・アフェア」組のメンバー。監督は「インファ~」と同じのアラン・マック監督とアンドリュー・ラウ監督。
彼らの出演(監督)している最新作として、楽しみにしてました。
そして、アンソニー・ウォン、チャップマン・トウは期待を裏切らず、やってくれましたね~。

アンソニーの文太父ちゃん、いい味出してました。実際に酒を飲んで演技をしたらしいですね。ほとんどが目をつぶっているようなシーンでした(笑)。唯一、新しいエンジンを見た時に、カッと目を見開いてました。ウィンクも良かったですよ(笑)。

チャップマンのイツキは、ゲ○、吐き過ぎです(笑)。最近、ホラー映画を観ても、グロいシーンで目をそむけることがほとんどなくなりましたが、このゲ○シーンでは何度となく目をそむけました(笑)。
チャップマンってあんなに太ってましたっけ?下半身がかなりキテましたけど。それに比べて、アンソニーはグっと引き締まった身体をしてましたね。

ショーンはあまり出番がありませんでした。それから、微妙だなぁと気になっていたヒゲは観ていた時は大して気になりませんでした。良かった(笑)。
ショーンはメンバーの中で一番運転が上手かったそうですね。なんでもソツなくこなすタイプなんでしょうか。

今回の役者の中で一番かっこよく見えたのがエディソン。なぜなのかは分かりません(笑)。いい顔(表情)してるな~~~と何度となく思いました。役柄的にも自信家な感じで余裕のある演技だったからでしょうか。運転のシーンは最後だけでしたね。

さて。ジェイ・チョウですが。
私はこのテの顔があまり好きではないのですが、観てて、かわいいなぁと何度も思いましたよ。まぁ、鈴木杏ちゃんとのラブな部分もあり、純情な役柄の可愛さもプラスされていましたが。
広東語をポツポツしゃべっている感じも、可愛い。キャラに合ってましたね。最後の方は比較的ちゃんとしゃべってましたが、「ん」とか「んん」とか、ほとんど日本語みたいな言葉の使い方(笑)。吹替え版だとどういう風になってるんでしょう。ちょっと観てみたい気もしました。
文太父ちゃんが散らかした部屋をサクサク片付けるところとかも可愛くて好きなシーン。拓海は、父ちゃんに叩かれててかわいそうでしたが、親子に通っている愛情もちゃんと描かれてました。
あと、運転する時の雰囲気が良かったですね。ひじついて、余裕な感じ。
ラストで泣いているシーンがありましたが、あそこはあんまり演技上手くないな(苦笑)と思っちゃいました。ファンの方、すみません。

鈴木杏ちゃん。広東語の吹替えが微妙でしたが、私は杏ちゃんの声で脳内変換してました(爆)。杏ちゃん可愛いですね~。むかーし、「青い鳥」というドラマでトヨエツに「駅長さん!」なんて言ってた子どもだったのに(笑)。
ほぼ、ジェイとアンソニーとだけ絡んでましたが、他の役者との絡みも観てみたかったですね。

ところで、拓海のライバル役として出演していたジョーダン・チャンですが、どこかで観た事あるな~~~と思っていたら、トニーと共演してました。「欲望の街・外伝/ロンリーウルフ」です。名前がチャン・シウチョンですが、同じ人ですよね?(時々名前が変わる(違う)役者さんがいて、戸惑うんですが・汗)

役者のことばかり書いてしまいましたが、ストーリーも単純に楽しめました。車のことはよく分からないけれど、分かりやすく説明されていたし、とにかく凄いという事はちゃんと分かりました。その走行が可能なのかどうかは別として(笑)。
拓海が運転していたハチロクが、ちゃんと整備されていたのいうのは、全然気付かなかったので、文太父ちゃん、凄ーい、と普通に思っちゃいました。よく考えれば、普通の車であんなに凄い走行できるわきゃないんでしょうが(笑)。
ただ、拓海となつきのラブの部分ですが、ラストはいただけない。別れるのはいいんですが、あれでプッツリ終わりってのは、ちょっと後味よろしくないですよ。なつきが全然救われません。もちろん、これで永遠に終わりってわけはないのでしょうが・・・・・・

あと、音楽が凄かったですね。観た映画館の音響が良かったせいもあるのでしょうが、やたら音楽が目立ってました。ストーリーに引き込まれていても、ガンガンかかる音楽に気を取られずにはいられません(苦笑)。
確かにかっこいい音楽でしたが、こういう映画なので、音楽がバリバリかかってもOKなのか、ちょっとやり過ぎなのか、私には判断がつきませんでした(笑)。

ところで、この映画とは関係ないですが、私が観た映画館は、渋谷のアミューズCQNという所だったのですが、受付のカウンター近くに「サマータイムマシンブルース」の映画で実際に使われたタイムマシーンが飾られていて、しかも動いてました!
すご~~~~いとしばらく眺めてしまいました。ちょっと写真撮りたかった(笑)。