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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

サマータイムマシン・ブルース

2005-09-07 16:42:21 | 映画(さ行)
瑛太、上野樹里、与座嘉秋、川岡大次郎、ムロツヨシ出演。本広克行監督作品。

とある大学のSF研究会の部室には、前日にクーラーのリモコンが壊れ、猛暑に悩む部員たちがいた。ところが彼らは部屋の隅にタイムマシンがあることを発見、「昨日に戻ってリモコンを取ってこよう」ということになり、乗り込んでみるが……。(ヤフーレビューより)

「公式サイト」

特に注目していた映画というわけではなかったのですが、友達が、「この映画、絶賛されてたよ」と言っていたので、一緒に観に行ってきました。
面白かった!!!かーなーり笑いました。私の笑いのツボはポチっと押されましたね。
もともと舞台劇だったものを本広監督が映画化したそうですね。それも全然知らなかった。
簡単に言うと、タイムマシンが出てきて、昨日と今日を行ったり来たりする大学生の青春物語。
特に目新しい話というわけでもないのですが、タイムスリップの辻褄は合っている(ような気がする・爆)し、タイムマシンを使おうする理由が『壊れる前のリモコンを取りに、昨日へ行く』というのがいいです。セコくて(笑)。
でも逆にリアリティがありましたね。

リモコンが壊れるシーンのパピコが飛び出す所からコーラがリモコンに降りかかるまでのスローモーションがまず笑える。
これを観て「DRIVE」のレストランでのジョビジョバと松尾スズキのシーンを思い出しました。
「DRIVE」ではワインをこぼす所からウエイター(だったかな)が持っていたボールペンが松尾スズキの首に刺さる(!)までのシーンのスローモーション。これも笑えた。

与座嘉秋さんがいい味出してますねぇ。ホームチームの人だったんですね。どこかで観たことあるなぁと思っていたら「69 ~sixty nine~」にも出てました。
この与座さんと川岡さん、ムロツヨシさんの3人トリオが面白い。
この3人が最初にタイムスリップするシーンで爆笑しました。ああいう細かい笑いが大好き。演技の間もバッチリでした。
ゴミ捨て場(?)で使える扇風機を探すシーンも声をあげて笑っちゃいました。
あと個人的にライトなホモネタがウケましたね。
確か三上市朗さん×瑛太くんと三上市朗さん×佐々木蔵之介さんのパターンがあったと思いますが、「暑い・・・」というセリフを今日、電車の中と道を歩いている時に思い出し、吹きだしてしまいました。今でも思い出すとにやけてしまいます(笑)。

何がどう暑いのかは、映画をご覧になって確かめて見てください(笑)。

タイムマシンが全然未来の乗り物っぽくない所もいい。かなりアナログな感じです。両端についてる羽みたいのがパタパタするのが可愛かった。

万年助手のホセこと佐々木蔵之介さんも情けない役でしたが、私は結構好きなキャラですね。ある意味、重要な人物かと(笑)。
主役の瑛太くんや上野樹里ちゃんの演技や、ほのかな恋愛も良かったですが、3人トリオと全然未来人ぽくない未来人役の本多さんの印象が強烈です。彼らを見るためにもう1回観に行ってもいいかなと思うくらい(笑)。
最初に見た時は「あれ?」と思ったシーンも、ストーリーを知った上で観ると、また面白いかもしれません。
季節はもう秋に近いけど、夏の終わりの軽いノリの青春映画として、おススメです。