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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

天使の涙

2005-06-22 15:16:10 | 映画(た行)
レオン・ライ、ミッシェル・リー、金城武、カレン・モク出演。ウォン・カーウァイ監督作品。

殺し屋と殺し屋のエージェント、そして殺し屋に恋する派手な髪の女、口のきけないモウと電話しまくる失恋した女など個性的なキャラが2つのエピソードを通じて、絡み合うストーリー。

今さっき、物凄い衝撃が走りました。ストーリーや感想どころじゃない。
主演の殺し屋はレオン・ライだったんですか・・・・・・!!!!!
まっっっっったく気付きませんでした(爆)。
観る前の予備知識は、「恋する惑星」のビデオを観た時の、予告映像が面白そうだと思った事、ウォン・カーウァイ作品であること、だけでした。
確かに、あの人、レオン・ライだよ、と言われれば、そうか~と思えるのですが、ほんとに分からなかったんですよぉ。
レオン・ライが出演している映画は「インファナル・アフェア3」しか観たことがなかったので、あのイメージだったのです。ちょっと太りましたよねぇ。ってか、この映画、10年前だもんね・・・・・・

すいません、衝撃から抜け出せなくて、冷静ぢゃないです(苦笑)。
特にレオン・ライのファンというわけでもないのに、なぜにこんな衝撃が(笑)。
レオンの表情も、演技も今と全然違いますよね。今と、というよりは「インファ~3」と、というべきでしょうか。ああ、やっぱり冷静じゃないな、私・・・・・・

クールで、かっこいい殺し屋でした。セリフ(ナレーション含め)も良かった。派手な髪の女とのエピソードも、好きですね。キスシーンが凄く色っぽかった。
ミッシェル・リーは凄く綺麗な人ですね。赤い口紅がとても似合ってる。革のミニスカを履いて、マスクして、掃除する姿が、面白かった。
殺し屋のセリフに、「誰をどう消すかは、相棒が決める」というのがあって、二人がパートナーとして仕事をしている時と、最後の仕事の時と、電話で伝える内容が違ったという事に、2回目に観た時に初めて気付きました(苦笑)。

金城くんの役は、面白かったですね。「期限切れのパインを食べ過ぎたせいで口がきけなくなった」で吹き出しました。「恋する惑星」を見ている方には笑えるエピソードかと。
全体的にコミカルな演技が凄く良かったと思います。金城くんは、こういう役で本領発揮するのでしょうか。彼が出演している映画は「スペーストラベラーズ」はDVDを持っています。安藤くんが出演しているので(笑)。この映画は、比較的真面目な役ですが、コミカルな部分もあって、何気にそのシーンが好きだったりします。
父親とのエピソードもよかったし、電話の女との話も面白い。ラストの殺し屋エージェントの女を後ろに乗せてバイクで入るシーンも、どこか切ないのに、暖かい感じがして良かった。殺し屋エージェントの抱える孤独感が、セリフ一つで、スっと私の中に入ってきました。

ウォン・カーウァイ監督は、脚本を作らず、現場でシーンも設定も変わると聞いていますが、そのせいもあってか、ナレーションが入る事が多いですよね。
でも、そのナレーションが凄くいいと思う事が多いです。印象的な言葉や、心にスっと入ってくる言葉が多いような気がする。私は凄く好きです。私がカーウァイ作品に惹かれる理由の一つだと思います。

脚本の勉強をする時、極力、ナレーションや回想を入れない書き方を教わります。言葉で説明してしまっては、面白くないし、それでは上手くならないからです。
でも、カーウァイ作品のようなナレーションが書けるのであれば、入れてみたいなぁと思ったりします。

パラララ パラララ パラララ パラララ・・・  というラストの曲も印象的。



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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
レオン・ライ (めりぜ)
2005-06-22 15:36:45
レオン・ライ、カッコいいですよね~拳銃バンバン撃ちまくりで強烈です。クールでスマートなイメージが強いからこのレオンは激しい・・



ちょうど、BSでやってた「ひとめ惚れ」という映画を最近やっと観たばかりで(録画したままだった;;;)マギー・チャンとの大人の恋を演じるレオンはやっぱりクールでスマートでおっとこ前で・・殺し屋とは別人だったので、「天使の涙」を見たときの衝撃を思い出してます。



全体的にはカメラワークが激しくて私はちょっとついていくのが大変だったんですけど、スタイリッシュって便利な言葉もありますから、それにしておきます(苦笑)
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追伸・・ (めりぜ)
2005-06-22 15:42:31
私、初めて買ったDVDが「スペーストラベラーズ」なんですよ。まだDVDが普及してなくて、特典映像見るだけでも一苦労した思い出が・・(苦笑)



金城くんって不思議人だよね・・スペトラでは完璧日本人なのに「恋する・・」他香港映画ではちゃんと中華圏の人になってるもんね(台湾国籍ですよね・・たしか)、最近みた「ターンレフトターンライト」は広東語と北京語の2ヶ国語で収録されてるんですよ(彼自身の声だと思います)私は「LOVERS」より「ターンレフト・・」みたいな作品の金城くんが好きです。



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スタイリッシュ (hi-chan)
2005-06-23 13:42:11
便利な言葉です(笑)

今スタイリッシュというと、「ザ・ミッション」やアンディ・ラウを思い浮かべます。なんとなく。



・・・・・・この映画のレオン・ライを思い出すと、今でも衝撃が(爆)しばらく抜け出さなさそうです。



「スペトラ」持ってらっしゃるんですね!

確かにあれは分かりにくいかも…(苦笑)。本広監督のDVDはどれもあんな感じですけど。「サトラレ」もそうだし。サービス満点のDVDですけどね。



金城くんは、日本映画よりも香港とかの映画の方が、イキイキしているような気がします(笑)

「ターンレフト~」ブログで書いてましたね。

今度観てみようかな。
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Unknown (zoecchi)
2006-01-10 16:01:14
私もレオン・ライは初めてこの作品のCMを観たときは気づきませんでした。

でも先に彼の出演作を観たんで、この映画はわかりました。確かに若くてやせてますよねぇ。

hi-chanさんはこの映画を劇場でも観てるんですね。

カーワイ監督作品は映画館で観るとまた雰囲気が違うんでしょうねぇ。

私も一度、映画館で観てみたいです~。

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>zoecchiさん (hi-chan)
2006-01-11 10:28:36
こんにちは。TB&コメントどうもです!

カーウァイ監督の映画、もしかして、劇場で観たのは、これだけかもしれません・・・

「2046」は上映会だったので、映画館じゃないし。(似たようなもんですけど、音響が若干違うかな)

やっぱり大きいスクリーンで観ると、嬉しいです。

「天使の涙」は最終上映だったので、悲しいですけどね。



私が大好きな「楽園の瑕」を劇場で観たいんですよね~

どこかでやってくれないかな。

リクエストしたことはあるんですけど・・・

やってくれたら、毎日観に行っちゃう!(笑)
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Unknown (じゅりあん&まのん)
2006-04-13 13:27:25
コメ、トラありがとうございます

こちらもトラさせていただきます



>レオン・ライが出演している映画は「インファナル・アフェア3」



アジア系の俳優さんの顔と名前ほとんど一致しない私ですが

えぇあの殺し屋=インファナル3のアノ人だったんですか!

ひえぇ~別人!(笑)



>金城くんの役は、面白かったですね。「期限切れのパインを食べ過ぎたせいで口がきけなくなった」で吹き出しました。「恋する惑星」を見ている方には笑えるエピソードかと。



そうそう!

思わずつっこみそうになりました

これって「恋する惑星」の第三話(エピソード)にする予定だった映画と読んだんですが、その場合は金城武は一人二役?それとも別の人が?

それなら2度金城武がみられたので別作品になってよかったです



>ウォン・カーウァイ監督は、脚本を作らず、現場でシーンも設定も変わると聞いていますが、そのせいもあってか、ナレーションが入る事が多いですよね



「2046」エピソードでキムタクが語ってましたが、カーウァイ監督は台本がないそうですね、撮影日に紙きれ?にその日撮影するシーンやセリフが書いてあってその場で即興で?撮るとか



なるほどですね



最近の映画やドラマはそのセリフのキャチボールを楽しむものが増えていますが、私もセリフで語らせず、モノローグで語らせるという手法が結構好きです



>パラララ パラララ パラララ パラララ・・・  というラストの曲も印象的。



多分ですが、昔結婚式なんかで使うお祝いの曲CDに入っていたような気がします(結婚式場のバイトしたとき)

あと日本のドラマで使われてたかなぁ?(うろおぼえ)
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>じゅりあん&まのんさん (hi-chan)
2006-04-14 11:55:20
そうなんですよ!!あのレオン・ライなんですぅ~

もう知った時はびっくり仰天でした(笑)。別人ですよね。



この映画は、サントラのレンタルがないんです。

ウォン・カーウァイ監督の映画サントラは、なぜか全部レンタル(笑)。

いつか少しずつ買おうと思ってるんですけど、いつになるやら・・・

なので、この映画のサントラの音源だけ持ってないんですよね。

やっぱり買おうかな。

DVD BOXも出ることだし♪
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