(Tokyo)伊東美咲、チェン・ボーリン、市川由衣、大杉漣出演。下山天監督作品。
(Taipei)加瀬亮、メイビス・ファン出演。イー・ツーイェン監督作品。
(Shanghai)塚本高史、リー・シャオルー出演。チャン・イーパイ監督作品。
「東京編/ニイハオ」――漫画家を目指す台北からの留学生ヤオ。スペインへ行った恋人から一方的に別れを告げられ落ち込むアーティストの美智子。2人は絵を介して心を通わせていく…。
「台北編/シェイシェイ」――失恋の痛手を忘れようと本棚作りに熱中するアスー。しかし完成した本棚が持ち上がらず、知り合ったばかりの日本人の鉄ちゃんを呼び出す。期待に胸膨らませて向かう鉄ちゃんだったが…。
「上海編/ツァイツェン」――大学受験勉強中のユンが店番をする雑貨店の2階に下宿する日本人留学生の修平。ある日、彼はユンが届けてくれた小包の中の葉書を見て表情を曇らせる…。(allcinema onlineより)
3本のオムニバス映画でした。3本の登場人物がちょっと絡んでたりして、んー、どこかでこんな映画を観た事があるような……
最初が東京編。チェン・ボーリンは、映画の中よりも、舞台挨拶とかの方がかっこいいような気がしました…。あと金城武の若い頃に似てる気がします。身長は金城くんの方が高いかもですが。
伊東美咲は、相変わらず綺麗ですね。モノローグは誰かの話し方に似ているような気がして、思考をめぐらせましたが、思い出せませんでした。そういえば、伊東美咲って誰かとキャラ被ってるなと以前から思ってたんですが、誰だっけ…
チェン・ボーリンが伊東美咲の顔の絵を描いて、アトリエのガラスに貼っていくのが可愛いですね。しかも、その顔は泣いている顔から笑顔に変わって行くというのが○。そして、ラストの出会い方が、その絵がきっかけという。ライトなラブストーリーですが、嫌味がないです。
次が台北編。加瀬亮とメイビス・ファンの二人のやりとりがいいですね。部屋の中でペンキの液を飛ばしあって、はしゃぐ二人は青春~という感じですが(笑)、なんと言っても、海辺での会話がいいです。言葉が通じなくて、話が進まない会話に笑ってしまいました。ラストのバイク二人乗りでトンネル、というシチュエーションを観て、思い出したのが「天使の涙」での金城武とミッシェル・リーのシーン。あれは秀逸でした。この台北編では、特に何も感じませんでしたが、「天使の涙」では、かなりせつない気持ちになりました。やっぱりウォン・カーウァイ監督、凄いんだわ…。
そして、3本のストーリーが微妙に絡んでいる、でどこかで…と思ったのは「恋する惑星」彷佛させるからかな~と。「恋する惑星」は2本ですけど。
3本目は上海編。修平(塚本高史)が上海に留学し、そこの下宿先の女の子ユン(リー・シャオルー)と知り合います。ユンは修平にほのかな恋心を抱きます。修平の彼女から来たハガキの日本語を一生懸命訳すユンがいじらしいですね。叶わぬ恋にスペイン語で「さよなら」を言うユン。本当の意味が分かった時、ジーンとしてしまいました。
ストーリーはどれも大したことないんですが、それなりに楽しく観れました。劇場で観ようかなとちょっとだけ思った作品だったのですが、まぁ、DVDで丁度良かったですかね。
(Taipei)加瀬亮、メイビス・ファン出演。イー・ツーイェン監督作品。
(Shanghai)塚本高史、リー・シャオルー出演。チャン・イーパイ監督作品。
「東京編/ニイハオ」――漫画家を目指す台北からの留学生ヤオ。スペインへ行った恋人から一方的に別れを告げられ落ち込むアーティストの美智子。2人は絵を介して心を通わせていく…。
「台北編/シェイシェイ」――失恋の痛手を忘れようと本棚作りに熱中するアスー。しかし完成した本棚が持ち上がらず、知り合ったばかりの日本人の鉄ちゃんを呼び出す。期待に胸膨らませて向かう鉄ちゃんだったが…。
「上海編/ツァイツェン」――大学受験勉強中のユンが店番をする雑貨店の2階に下宿する日本人留学生の修平。ある日、彼はユンが届けてくれた小包の中の葉書を見て表情を曇らせる…。(allcinema onlineより)
3本のオムニバス映画でした。3本の登場人物がちょっと絡んでたりして、んー、どこかでこんな映画を観た事があるような……
最初が東京編。チェン・ボーリンは、映画の中よりも、舞台挨拶とかの方がかっこいいような気がしました…。あと金城武の若い頃に似てる気がします。身長は金城くんの方が高いかもですが。
伊東美咲は、相変わらず綺麗ですね。モノローグは誰かの話し方に似ているような気がして、思考をめぐらせましたが、思い出せませんでした。そういえば、伊東美咲って誰かとキャラ被ってるなと以前から思ってたんですが、誰だっけ…
チェン・ボーリンが伊東美咲の顔の絵を描いて、アトリエのガラスに貼っていくのが可愛いですね。しかも、その顔は泣いている顔から笑顔に変わって行くというのが○。そして、ラストの出会い方が、その絵がきっかけという。ライトなラブストーリーですが、嫌味がないです。
次が台北編。加瀬亮とメイビス・ファンの二人のやりとりがいいですね。部屋の中でペンキの液を飛ばしあって、はしゃぐ二人は青春~という感じですが(笑)、なんと言っても、海辺での会話がいいです。言葉が通じなくて、話が進まない会話に笑ってしまいました。ラストのバイク二人乗りでトンネル、というシチュエーションを観て、思い出したのが「天使の涙」での金城武とミッシェル・リーのシーン。あれは秀逸でした。この台北編では、特に何も感じませんでしたが、「天使の涙」では、かなりせつない気持ちになりました。やっぱりウォン・カーウァイ監督、凄いんだわ…。
そして、3本のストーリーが微妙に絡んでいる、でどこかで…と思ったのは「恋する惑星」彷佛させるからかな~と。「恋する惑星」は2本ですけど。
3本目は上海編。修平(塚本高史)が上海に留学し、そこの下宿先の女の子ユン(リー・シャオルー)と知り合います。ユンは修平にほのかな恋心を抱きます。修平の彼女から来たハガキの日本語を一生懸命訳すユンがいじらしいですね。叶わぬ恋にスペイン語で「さよなら」を言うユン。本当の意味が分かった時、ジーンとしてしまいました。
ストーリーはどれも大したことないんですが、それなりに楽しく観れました。劇場で観ようかなとちょっとだけ思った作品だったのですが、まぁ、DVDで丁度良かったですかね。
観終わった後は、上海編が一番、ストーリーが面白くないなと思ったんですが、他の二つが面白かった!というわけでもなく・・・(苦笑)
最後にジーンとしてしまったことを考えると、私も上海編が一番好きなのかもしれません。
この作品、3編が微妙に絡んでいるのですが、その繋がりが特に活かされてなかったような気がします。
個々の作品は、ちょっとリアリティーには欠けるものの、なかなか良かったので、それが残念でした。
個人的には上海編が一番好きだったりします。
リー・シャオルーの淡い想いと、塚本くんの鈍感さがいい感じだったなと(笑)