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試写会後のレビュー
↑このレビューはネタばれ全開なのでご注意を(笑)。
舞台挨拶付きの試写会を観た後、レビューを書いたのですが、そりゃもう辛口なレビューを書かせて頂きました(笑)。
あの時はとにかく、映画を観ている最中から「面白くない・・・」と思ってしまったので、それが前面に出たレビューでした。
今回、初日舞台挨拶のある初回の上映を観に行ってきました。お客さんは超満員。会場が狭いので、通路にも座るような形でできるだけたくさんの客を入れてました。
挨拶に来たのは、安藤政信くんと宮崎あおいちゃんと松浦徹監督の3人。
インタビューはほぼ安藤くんとあおいちゃんの二人が質問に答える形で監督はあまり話しませんでした。話していなかったというよりも、司会者が監督にほとんど質問してなくて・・・そりゃ私は安藤くんのファンなので、安藤くんが話をしてくれた方が嬉しいけど、あまりにも監督がないがしろにされていたような印象(苦笑)。途中で安藤くんも監督に質問しないのか?みたいな事言ってましたしね。
この日の安藤くんは比較的落ち着いてました.前回の試写会の時よりはずっと落ち着いてたと思います。ドアが開いて入場して来た時も会場を見渡す余裕があったみたいだし。舞台上での挙動不審さはありましたけど(笑)。
安藤くんは、黒ぶちのメガネをかけ、黒のジャケットで下はTシャツかな?にジーパン姿。髪はますます伸びてパーマをかけているようでしたね。ふわっとしててキマっているようでしたので、ヘアメイクさんがやってくれたのかな?(笑)と友達と話しました。
あと、ちゃんと食べてるのかな、と思うくらい痩せてましたね。以前にもまして痩せたような気がするんですが・・・
あおいちゃんは黒のハットを被り、ベストにジーパン姿でボーイッシュな感じでした。
あおいちゃんも映画の中では頬がもっとぷっくりしているんですが、今はほっそりして、笑顔がとても可愛かったです。
舞台挨拶での様子
msn.ニュース
サンケイスポーツ
ところで映画なんですが、前回観た時よりも面白く観れたんです(笑)。
前回も途中までは面白くて、途中からあら??という感じになったんですが・・・安藤くんの演技は最初から違和感を感じてました。
でも今回は特に違和感を感じなかったんですよ。なんでだろ??(笑)
慣れたのかなぁとも思ったんですが・・・けど、一番印象に残ったシーンが、新介に子犬呼ばわりされるシーンだったりするわけで(爆)。
確かに安藤くんは子犬みたいなんですけど、映画の中で本人はそれを否定してます(笑)。私はなぜか、その後に映ったあおいちゃんの目の方が子犬みたいに見えたんですけどね。
以下、ネタばれもありますので、ご注意願います。
今回も前回も同じように感じた違和感は、柴田刑事役の石田ゆり子さんが、精神科医(?)と初めて共感覚について話すシーン。
私はこの映画を知るまで、共感覚という症状を全く知りませんでした。でも、柴田刑事は、それを「どこかで読んだ」と知ってたんですよね。
最初の殺人事件の時に死体のそばにあった一見何の意味もなさそうなマーキングを共感覚者なら、何か他のメッセージが見えるんじゃないかと医者に詰め寄ります。
そのシーンが突然出てくるので、それに違和感を感じました。もしかしたら、台本の段階では柴田刑事が共感覚について知るきっかけが何かあったのかもしれませんが・・・
それから安藤くんにとって(笑)、山場である新介と貴史の電話のシーン。やっぱり何かが変。貴史が、というより、新介がPCの画面を見ながら、電話で話すだけで、動きがないからでしょうか・・・もうちょっと助けるためにジタバタしてくれてもいいじゃんっ(爆)
当然、泣けるシーンのはずですが、やはり今回もちっとも泣けませんでした。おかしい・・・・・・泣くシーンじゃなくても泣いてしまうこの私が(苦笑)。
クライマックスの空き地(麻里が子どもの頃住んでいた場所だったというのは、パンフを読んで初めて知りました・笑)でのシーンも、せっかく分かり合えた二人がなぜそうなってしまうのか、分かるような分からないような・・・・・・。そうするしかないのね・・・という気持ちにさせてくれません(泣)。何か凄く残念な感じさえします。
ガーベラが降るシーンはとても幻想的でステキなんですが。
それから2回目を観て気付いたのですが、セリフの中に印象的なものがいくつか出てきます。それがキャラの気持ちを表現するセリフだったりするわけですが、なーぜーか心に残らないんですよね。2回目を観た時、こんなセリフ言ってたんだ!とはっとすることが何度かありましたが、心に響ききらないんです。これも残念。
「機械で言えば、不良品だ」とか「一番好きだったビー玉に似てる」とか・・・(うろ覚えです)セリフ的には決して悪くないと思うのですが。
演出の問題なのか、演技なのか、カメラワークなのか、構成なのか・・・
そうそう。安藤くんが撮影中に怪我をしたと聞いてましたが、とあるシーンから安藤くんが突然指に包帯巻くようになります。あれがそうだ!と思いました(笑)他にも気付いた人いるんじゃないかなー?夢中で演技をしていて、怪我をしてしまったようですが、気をつけて欲しいですね。
それから、ラスト、シーンですが、私は前回観た時、新介が麻里を背負っていると思い込んでましたが、新介が背負っていたのは、貴史でした。
貴史を裏切ってしまった新介の悔恨なのか、新介は同じ共感覚者である麻里ではなく、貴史を選んだ、という事なのか・・・
「やっと会えた」と言った時の麻里の笑顔がせつないです。
音楽を担当しているのはnidoという4人のユニットで、武田真治くんが参加してます。松浦監督は真治くんの元マネージャーだそうです。
私、パンフと一緒にサントラを買ってしまいました(笑)。なかなか良いです。実は竹仲絵里さんの歌う「gerbera」という主題歌も入っていると思って買ったのですが、入ってませんでした。
あの主題歌、ステキな曲です。主題歌もステキですが、冒頭のシーンであおいちゃんが弾くピアノ曲はもっとステキです。「gerbera」をピアノ曲にアレンジしたものです。手元は映りませんが、あおいちゃんが実際に弾いているそうです。つたないピアノですが、それがまたせつなさを誘っているような気がします。残念ながら、そのピアノ曲はサントラに入ってませんでした。あれは映画の中でしか聴けないのかしら・・・・・・
試写会後のレビュー
↑このレビューはネタばれ全開なのでご注意を(笑)。
舞台挨拶付きの試写会を観た後、レビューを書いたのですが、そりゃもう辛口なレビューを書かせて頂きました(笑)。
あの時はとにかく、映画を観ている最中から「面白くない・・・」と思ってしまったので、それが前面に出たレビューでした。
今回、初日舞台挨拶のある初回の上映を観に行ってきました。お客さんは超満員。会場が狭いので、通路にも座るような形でできるだけたくさんの客を入れてました。
挨拶に来たのは、安藤政信くんと宮崎あおいちゃんと松浦徹監督の3人。
インタビューはほぼ安藤くんとあおいちゃんの二人が質問に答える形で監督はあまり話しませんでした。話していなかったというよりも、司会者が監督にほとんど質問してなくて・・・そりゃ私は安藤くんのファンなので、安藤くんが話をしてくれた方が嬉しいけど、あまりにも監督がないがしろにされていたような印象(苦笑)。途中で安藤くんも監督に質問しないのか?みたいな事言ってましたしね。
この日の安藤くんは比較的落ち着いてました.前回の試写会の時よりはずっと落ち着いてたと思います。ドアが開いて入場して来た時も会場を見渡す余裕があったみたいだし。舞台上での挙動不審さはありましたけど(笑)。
安藤くんは、黒ぶちのメガネをかけ、黒のジャケットで下はTシャツかな?にジーパン姿。髪はますます伸びてパーマをかけているようでしたね。ふわっとしててキマっているようでしたので、ヘアメイクさんがやってくれたのかな?(笑)と友達と話しました。
あと、ちゃんと食べてるのかな、と思うくらい痩せてましたね。以前にもまして痩せたような気がするんですが・・・
あおいちゃんは黒のハットを被り、ベストにジーパン姿でボーイッシュな感じでした。
あおいちゃんも映画の中では頬がもっとぷっくりしているんですが、今はほっそりして、笑顔がとても可愛かったです。
舞台挨拶での様子
msn.ニュース
サンケイスポーツ
ところで映画なんですが、前回観た時よりも面白く観れたんです(笑)。
前回も途中までは面白くて、途中からあら??という感じになったんですが・・・安藤くんの演技は最初から違和感を感じてました。
でも今回は特に違和感を感じなかったんですよ。なんでだろ??(笑)
慣れたのかなぁとも思ったんですが・・・けど、一番印象に残ったシーンが、新介に子犬呼ばわりされるシーンだったりするわけで(爆)。
確かに安藤くんは子犬みたいなんですけど、映画の中で本人はそれを否定してます(笑)。私はなぜか、その後に映ったあおいちゃんの目の方が子犬みたいに見えたんですけどね。
以下、ネタばれもありますので、ご注意願います。
今回も前回も同じように感じた違和感は、柴田刑事役の石田ゆり子さんが、精神科医(?)と初めて共感覚について話すシーン。
私はこの映画を知るまで、共感覚という症状を全く知りませんでした。でも、柴田刑事は、それを「どこかで読んだ」と知ってたんですよね。
最初の殺人事件の時に死体のそばにあった一見何の意味もなさそうなマーキングを共感覚者なら、何か他のメッセージが見えるんじゃないかと医者に詰め寄ります。
そのシーンが突然出てくるので、それに違和感を感じました。もしかしたら、台本の段階では柴田刑事が共感覚について知るきっかけが何かあったのかもしれませんが・・・
それから安藤くんにとって(笑)、山場である新介と貴史の電話のシーン。やっぱり何かが変。貴史が、というより、新介がPCの画面を見ながら、電話で話すだけで、動きがないからでしょうか・・・もうちょっと助けるためにジタバタしてくれてもいいじゃんっ(爆)
当然、泣けるシーンのはずですが、やはり今回もちっとも泣けませんでした。おかしい・・・・・・泣くシーンじゃなくても泣いてしまうこの私が(苦笑)。
クライマックスの空き地(麻里が子どもの頃住んでいた場所だったというのは、パンフを読んで初めて知りました・笑)でのシーンも、せっかく分かり合えた二人がなぜそうなってしまうのか、分かるような分からないような・・・・・・。そうするしかないのね・・・という気持ちにさせてくれません(泣)。何か凄く残念な感じさえします。
ガーベラが降るシーンはとても幻想的でステキなんですが。
それから2回目を観て気付いたのですが、セリフの中に印象的なものがいくつか出てきます。それがキャラの気持ちを表現するセリフだったりするわけですが、なーぜーか心に残らないんですよね。2回目を観た時、こんなセリフ言ってたんだ!とはっとすることが何度かありましたが、心に響ききらないんです。これも残念。
「機械で言えば、不良品だ」とか「一番好きだったビー玉に似てる」とか・・・(うろ覚えです)セリフ的には決して悪くないと思うのですが。
演出の問題なのか、演技なのか、カメラワークなのか、構成なのか・・・
そうそう。安藤くんが撮影中に怪我をしたと聞いてましたが、とあるシーンから安藤くんが突然指に包帯巻くようになります。あれがそうだ!と思いました(笑)他にも気付いた人いるんじゃないかなー?夢中で演技をしていて、怪我をしてしまったようですが、気をつけて欲しいですね。
それから、ラスト、シーンですが、私は前回観た時、新介が麻里を背負っていると思い込んでましたが、新介が背負っていたのは、貴史でした。
貴史を裏切ってしまった新介の悔恨なのか、新介は同じ共感覚者である麻里ではなく、貴史を選んだ、という事なのか・・・
「やっと会えた」と言った時の麻里の笑顔がせつないです。
音楽を担当しているのはnidoという4人のユニットで、武田真治くんが参加してます。松浦監督は真治くんの元マネージャーだそうです。
私、パンフと一緒にサントラを買ってしまいました(笑)。なかなか良いです。実は竹仲絵里さんの歌う「gerbera」という主題歌も入っていると思って買ったのですが、入ってませんでした。
あの主題歌、ステキな曲です。主題歌もステキですが、冒頭のシーンであおいちゃんが弾くピアノ曲はもっとステキです。「gerbera」をピアノ曲にアレンジしたものです。手元は映りませんが、あおいちゃんが実際に弾いているそうです。つたないピアノですが、それがまたせつなさを誘っているような気がします。残念ながら、そのピアノ曲はサントラに入ってませんでした。あれは映画の中でしか聴けないのかしら・・・・・・
安藤くんは、雑誌のインタビューで「こんなに演技下手だっけ?」と言ってたので、自分でも違和感を感じたのかも?(^^;
テンションが高い演技はコメディならばいいけれど、そうじゃないのは、あまり合わないのかも…
ラスト、はっきりとは映してませんよね。でも服装からおんぶされているのは、安藤くん(貴史)だと思います。
私も安藤くんのファンで昨日やっとギミー・ヘブンを見ました!
”演技の違和感”私も感じました。。
なんででしょうかね?!
ラストのおんぶされているのはやっぱり安藤くんだったんですね
それが気になって検索していたら、こちらに辿り着きました!!
ガーベラ、良かったですね。ああいうシーンがもっとたくさんあるのかと思ってました・・・
そういえば、安藤くん、あおいちゃん、江口さんって・・・子犬系でまとめてるかも。。。(笑)
「ブラックキス」ですが、グロいの苦手な人は、たぶん、目をつぶるシーンが何箇所かありますね・・・(^^;
音もちょっと怖いし・・・すぐにDVD出るんじゃないかと思うので、苦手な人はDVDでもいいかも(笑)
やっと観てきましたよ~♪
試写会後のレビューも読ませて頂いたのですが、私も、(題材が面白そうなだけに)もうちょっと面白くできたのでは?と思いましたし、安藤さんの演技にも違和感のようなものを少ーし感じてしまいました(苦笑)
まあ、私ももう一度観たら意外と面白く感じるのかもしれません(笑)
あ、でもガーべラの雨のシーンは美しかったですねー♪
子犬呼ばわりには私もウケました~(笑)
確かに子犬みたいだし♪
子犬みたいなところが魅力的♪なんて思ったりして(爆)
あおいちゃんも子犬みたいでかわいかったですね~♪
(そして江口さんも犬っぽいし主演は犬系統でまとめてるなーと、くだらないことを思ってました:笑)
次はブラックキスだっ!と思うのですが、手塚監督の別の作品が、結構グロテスクな表現をする人だなー(苦笑)と感じましたし、更に今回は猟奇殺人ものらしいということでスクリーンで観るかちょっと考え中です(苦笑)
また、観にいくことにしたらhi-chanの感想読ませて頂きますねー♪
私は指の怪我に気付いたのは、その怪我をしたシーンでした。全然遅いですね(笑)
私も記憶では人差し指だったと思います。
ノベライズ読んだんですか。・・・・・・なんかノベライズの方が面白そうな気がしてきましたよ(爆)
新介の所に行くまで、そんな奴だったんですか。映画だけだとさすがに分からないですねぇ。もちろん全部分かる必要はないんでしょうけど・・・リストカットの跡くらい、ちょっと映してたら、もっと深みのあるキャラが出たような気がしますが・・・だからこそ、ピカソを見つけた後、殺す方じゃなく、リストカットする方に気持ちが向かったんだなと思えるし。
私には、かる~い奴にしか見えなかった(汗)。
>ところで、江口さんの革パンのキュッキュッいう音やけに気になりませんでしたか(笑)
言われてみれば、そうですね。音がしてました(笑)。
竹仲絵里さんの主題歌、とってもステキですね。
試写会で観た時は、あまり感じなかったのですが、今回観た時は、「gerbera」がとても印象的に使われていて、非常に映画を助けていると思いました(笑)。
この曲が流れるとせつない気持ちになりましたから。
ぜひ映画をご覧になって、感想を聞かせて下さい
実は私も何故か2回目の方が良くて、麻里があまりにも貴史に無関心なせいか涙が出そうになりました(それでか?)
指のケガは、最初に気付いたのが0Lの部屋に行く車の中で、ノートPCを開いた時。ケガしたのがバリケードをつくるシーンを撮影した3/24だとしたら、割と早くにケガしちゃったわけで、ほとんどのシーンであの肌色のバンソウコウ巻いてましたね。
でも、Hには親指って書いてありましたが、確か右手の人さし指だったような.....?
ノベライズ読みましたが、貴史って新介んとこに転がり込む前は酒やドラックに溺れ、リストカット常習犯のかなりヤバイやつだったみたいですね。でも、新介のおかげで、まあ立ち直ったと...。
うん、そんなヤバめなかんじ、出てましたね~。ノベライズを読んだかぎりでは、まさしく監督の思い描いてたとおりに安藤くんは貴史を演じ切ったように思えます。
そう言えば、亜季と精神科医のシーンは確かに唐突でしたね。ノベライズにはそんなシーンは無かったような...。亜季が新介を知ったのは、テレビに映った麻里を見た新介と貴史の勧めで、麻里が自ら警察に連絡したからで、新介→共感覚を知ったかのように書かれています(そのへん曖昧)。でも、映画では麻里は警察には連絡してないので、共感覚リストからどうにか新介に辿り着くという設定にしなくてはならず、入れたシーンなんじゃないでしょうか。
ところで、江口さんの革パンのキュッキュッいう音やけに気になりませんでしたか(笑)