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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

男たちの挽歌

2006-03-27 13:16:06 | 映画(あ行)
チョウ・ユンファ、ティ・ロン、レスリー・チャン、エミリー・チョウ、レイ・チーホン出演。ジョン・ウー監督作品。

香港ノワールの火付け役となった傑作アクション。本国公開時には大ヒットとなり、歴代興収記録を塗り替えた。偽札製造を行う組織の元幹部の兄ロンと、香港警察の刑事となった弟チャン。そして兄の親友であり兄弟分であるユンファ。物語は偽札製造組織の陰謀を軸としながら、彼ら3人の兄弟愛と友情を、ド肝抜くガン・アクションに託して見せる。(ヤフーレビューより)

いわずと知れた、香港ノアール傑作映画です。と、まるで昔から知っているかのように書いてますが、今回初めて観ました。私は「インファナル・アフェア」で香港ノアールにハマった人間なので・・・
観たい観たいと思いつつ、なかなか機会がなかったのですが、今回のTSUTAYA半額クーポンは香港映画特集にしようと決め、6枚借りてきました~~~。あと1枚韓国映画借りてきちゃいましたが・・・

「男たちの挽歌」シリーズは3,4が貸し出し中だった為、ま、順番に観ていこうかなと思い、1,2を借りてきました。

いや~面白かったです。ジョン・ウー監督の「ハードボイルド・新男たちの挽歌」「ワイルド・ブリッド」などを観た事がありますが、「ワイルド・ブリッド」はアクションが凄すぎて、観終わった後にかなり疲れました。面白かった、とか感動した、とかの前に「つ、疲れた・・・・・・」という感想が先に来てしまって(笑)。
なので、今回もちょっと気合を入れて観たのですが、激しい疲れはありませんでした。
観る前のちょっとした知識として、チョウ・ユンファの映画、というイメージがあったのですが、チョウ・ユンファの映画というよりも、ティ・ロンとレスリー・チャンの兄弟愛の映画という印象が強く残りました。もちろん、チョウ・ユンファとティ・ロンの友情の映画、でもありましたが。
刑事をやっている弟キットのために組織を抜け、堅気として働き始めるホー。罠にハマったホーのために復讐し、そのために足に傷を負ったマーク。マークはホーが台湾での刑務所暮らしから帰ってくるのを待ち、二人で再起しようと持ちかけるが、ホーはキットのために悪事には手を染めない、そして親友であるマークを諭す。しかし、罠にハマッたキットのために再び銃を持つホー・・・・・・
王道なストーリーではありますが、それぞれのキャラが立っていて、引き込まれます。
アクションももちろん大きな見所ではありますが、兄弟愛、友情というテーマが強く押し出されているので、逆に私にとっては、グっとくる要素になりました。

兄弟愛の映画、であっても、やっぱり一番かっこいいのは、チョウ・ユンファでしたね。二丁拳銃(これが噂の!)にサングラスに爪楊枝。とても強い印象が残りました。
ガン・アクションも凄い迫力。そしてかっこいい!魅せる男!でした。
ティ・ロンはもうちょっと額が広くなってから(ごめんなさい!)しか観た事がなかったので、うわ~若い~~~と思いましたが、弟への愛情、親友への友情を持った男気のあるいい男でした。これまたかっこいい・・・・・・。
そして、レスリー・チャン。86年の映画ということで、もちろん、レスリーも若い若い。そして可愛い~。兄への愛が深いからこそ、憎しみも深いのだ、という事がひしひしと伝わってきました。レスリーもかなりアクション頑張ってました。真剣な表情で銃の練習をしているシーンは、「ダブルタップ」のレスリーとダブって見えました。
あ、そうそう、エミリー・チョウがレスリーの恋人役として出演していましたね。男ばかりの映画の中で唯一の華。キットを心配し、ホーとキットの兄弟の仲をなんとかして元に戻したいと願いけなげな女性の役でした。

特典映像でチョウ・ユンファが昔を懐かしむといった形のインタビュー映像がありました。「狼/男たちの挽歌・最終章」がジョン・ウーの最高傑作と言っていたので、早く見てみたいです。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も (ゆうこ)
2006-03-27 18:28:22
とってもしびれた作品です。

好きな作品、ベスト3くらいにはいっちゃうんじゃないかって思います。

ティ兄貴が、とっても感動しました。

あと、タクシー会社の社長。

この熱さが、大好きです。
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>ゆうこさん (hi-chan)
2006-03-28 16:56:30
しびれましたよね~

タクシー会社の社長はちょっと意外でした。ああいう時は普通、「出て行け~」みたいな感じになると思ってたのに、「なんで我慢しないんだ!」って。

目が覚めるような感じでした。

私もこの熱さ、好きです(笑)。
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『ザ・ミッション』を (micchii)
2006-03-30 14:02:03
観るまでは、この映画のチョウ・ユンファこそ最高!と思ってましたが、ジャスコでの銃撃戦で両手で銃を構えて立つフランシス・ンの方がはるかにかっこよくて、自分の中でチョウ・ユンファの時代は終わりました(笑)

でも、この映画は大好きです!
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>micchiiさん (hi-chan)
2006-03-30 15:01:15
あらら、チョウ・ユンファの時代は終わりましたか(笑)

チョウ・ユンファは最近また香港映画界に復活して映画の撮影をしているようですね。

昨日、「男たちの挽歌2」を見たのですが・・・こっちの1の方が良かったです。

2はツッコミところが満載で、どうやってレビューを書こうかと(爆)

けど、やっぱりチョウ・ユンファはかっこよかったです。
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