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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

ニューワールド(試写会)

2006-04-11 15:52:20 | 映画(な行)
コリン・ファレル、クォリアンカ・キルヒャー、クリスチャン・ベール、クリストファー・プラマー出演。テレンス・マリック監督作品。

1607年、新たな楽園を求めてイギリスの港を旅立った船が、長い航海の末に北アメリカのヴァージニア近辺に辿り着く。しかし、そこには先住民のコミュニティが存在した。ニューポート船長は、反乱罪に問われていたジョン・スミスを解放する。彼の勇敢さを買って、先住民との交渉役を任せる。しかし、スミスはたちまち先住民に捕えられ、王の前に連行されてしまう。そして、スミスの処刑が命じられた時、王の末娘ポカホンタスが命乞いをし、彼は救われる。やがて2人は、言葉や文化の壁を超えて深く愛し合うようになるのだったが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

ラブストーリーだと思って観に行ったのですが、ラブストーリーというよりも、ポカホンタスの一生という感じでした。
開拓の話って、日本人にはなじみが薄いと思うので、万人向けではないと思いましたが、その手のことに詳しい人は楽しめるのではないでしょうか。
私は全然詳しくないので、こういうものなんだな~と思いながら観ていたわけですが、この映画の素晴らしい所は映像美ですね。水、植物、空。それはもう本当に美しいです。眠くなってしまうくらいに(苦笑)。
ストーリーも比較的淡々と進むので途中2回程眠くなってしまいました。劇場に観に行く時は睡眠をきちんととってから行く事をオススメします。

コリン・ファレルは、顔が濃いですねぇ。ヒゲも濃いです(笑)。ポカホンタス役のクォリアンカ・キルヒャーがすっきりした顔立ちなので、余計に濃く感じるのかもしれませんが。クォリアンカはドイツ人なのですね。アメリカ人やイギリス人っぽくはないなと観ていて思いましたが。15歳だそうです。
映画の中では年月が経って行くので、どうかなと思いましたが、しっかりと演じていたし、それなりの年齢に見えました。凄いですね。ポカホンタスが時々両手を空に掲げるしぐさをするのですが、それがとても美しいです。自然と自分が一体になる、という感じなのでしょうか。
ラブストーリーの割には、濃いラブシーンはありません。キスシーンも1,2回あったかどうかという感じ。やはりクォリアンカの年齢を考えてのことなのでしょうか。そういうどぎつさがないので、子どもでも観れると思いますが・・・じっと見ているのは無理と思われます(笑)。
コリン・ファレルもクォリアンカも時々とてもいい表情をするので、ファンは必見だと思いました。
途中から出てきたクリスチャン・ベール。トム・クルーズにそっくりですね。びっくりしました。弟と言っても良さそうなくらい似てます。もっと悪役というか、コリン・ファレル演じるジョン・スミスとポカホンタスを取り合う役なのかと思いきや、違いました。ポカホンタスも凄く悩むという感じもなく、自然な流れで話が進んだような感じでした。

起承転結、面白かった!という映画を観たい人はあまり向いてないかも。
私は癒されたので良かったなと思いましたが。


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