『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

涅槃会・・・花草餅(やしょうま)作り

2015年02月08日 | 日記
今年は私は金鳳寺(菩提寺)の役員になっています。
男性の役員は、護持会、
女性の役員は、和敬会と言います。

涅槃会に使う「花草餅」(やしょうま)作りは、
和敬会役員の仕事なのです。
土曜日に、花草餅を作っておいて
日曜日に涅槃会と針供養をします。

さて2月7日、土曜日 花草餅作りですが、
役員と有志が14名集まってくれました。

1斗の米の粉を使います。
お世話になっている檀家の方々、
近くの保育園や養護施設の子供たち、
写経会や御詠歌の会の皆さんなどにお配りするためには、
沢山の花草餅が必要になるからです。


お湯で溶いた粉を蒸し器で蒸します。
熱々のところをこねて、色付けをします。


赤、黄、青、緑、茶、などの色をつけて
花草餅(やしょうま)を作ります。




棒状の花草餅はひと晩おいて
薄く切ってお膳に盛り付けします。
今日、日曜日の仕事です。



カラフルで、素敵な模様の花草餅が
たくさん出来ました。

皆さん、初めて作った!という方が多かったのですが
(もちろん、私も・・・・)
若い方は、若い方の感性で
私たちは、昔ながらの作り方を大黒様や先輩に教わりながら
和気あいあいと楽しく作ることができました。

そして、涅槃会です。




針供養も一緒に行いました。


少しずつ、
勉強したり、教えていただいたりして
お寺の事を学ぶ一年にしたいと思いました。


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝殿様

2015年02月08日 | 日記
先週の日曜日、
2月1日、の日のできごとです。

今年は、我が家が当番の「祝殿様」のお祭り

「祝殿様」とは、古くからあるお家の敷地の一角に
よく祠(ほこら)を見かけることがあると思いますが
当地域では、この祠のことを「祝殿」と呼んでいます。

その家、またその家の御先祖様のお仕事に縁の深い神様が
お祀りされていることが多いのだそうです。

例えば、鉄工所さんや精密機械を扱う工場なんかの庭先には
「金山彦(かなやまひこ)大神様」が
酒屋さんや養命酒さんなどの酒造をしているお庭には
「松尾(まつお)大神様」が
お店など商売をしているところには「大国主(おおくにぬし)」
や「事代主(ことしろぬし)」大神様がお祀りされています。

それとは逆に、その家の祝殿に祀られている神様を見ることで
「あ~、そう言えば家は昔
鍛冶屋さんをやっていたって聞いた記憶がある!」
なんて場合もあります。

それはそれは様々な神様がお祀りされていますが
一番多いのは衣食住を司る神様「稲荷(いなり)大神」です。

ある神主さんのブログに、
「祝殿様」について、こんなにも丁寧な説明がありました。

さて、そんなわけで、
前日から、掃除や買い出しなど準備に大忙し・・・・

料理は昔ながらの品々・・・・
吸い物、口取肴、鯉の旨煮、茶碗蒸し、
赤飯、刺身皿盛、寿司などをメインに
我が家は主に、和食でまとめますが・・・・
今年は、エビのマリネやジャガイモとベーコンのチーズ焼きなども
作ってみました。
小さな子用の生クリームあえやゼリーなども・・・


みんな手作りです。
昔はひとりで奮闘しましたが、
今は、お嫁さんや娘が手伝ってくれるので
本当に助かります。


夏には家族が増える予定です。
お嫁さんの安産も
一緒に祈願していただきました。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする