幻冬舎ラベンダーブックス 432ページ 914円+税
ケイト・ピアースの「背徳のレッスン」に続く官能ラブロマンス小説 第2作目。
19世紀イギリス。 ピーターは11歳の時に海賊に襲われ、ヴァレンティン(背徳のレッスンの主人公)と共にトルコの娼館に売られ、この時のショックで11歳以前の記憶を失っていた。そこに母親らしき女性の情報が入ってくる。また、ァレンティンの妻セラの妊娠で、ピーターとヴァレンティンの関係がぎくしゃくしたものになっていた。
そうした時にピーターがヴァレンティンと共同経営している海運業に投資したいとビーチャム卿が近づいてくる。それだけではなく、ビーチャム卿の妻アビゲイルへ性愛の悦びを教えることも頼まれる。
ピーターの出生の秘密が解き明かされ始めるとともに、ヴァレンティンとの関係が壊れそうになり、そしてアビゲイルを愛し始めたピーターは自分の人生に嫌気がさし、自堕落に。。。
前作にもまして、激しいエロティックな描写が連続します。ラブロマンス小説ではなく、エロティック ロマンス小説と言った方がふさわしいです。と思ったら、本の帯に「エロティック・ロマンスの傑作」と書かれていました。
翻訳も良く、日本のお安いポルノ小説群と比べると数段上の仕上がりです。
お薦めです。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4344417380" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます