光文社 216ページ 1200円+税
先日 モヒカン頭にTシャツで収監された堀江貴文さんが、近鉄バッファローズの買収に乗り出した、「この世の春を謳歌」していた時代に出版されたビジネス書。
ビジネス書というよりは、ライブドア社長という成功者が若者に向けに発信したメッセージの書という物です。
「会社を作るのは簡単」「ピラミッド構造はすでに崩壊した」「20代は搾取されている」というごもっともなものから、「会社とは人を使うためび道具です」「大学は1ヶ月でやめる」「人の心はお金で買える」というとんでもないものまで 幅広いメッセージがあります。
発行から7年経過して、この本を読むと話題作りのために意図的に悪者、嫌われ者となる過激なメッセージを盛り込んでいる節が見えます。同じメッセージでも少し表現を変えれば、反感を買わずに受け入れ易い物を、意図的に意地悪な書き方しています。
この結果が、さらなるお金儲けにつながり、また今回の収監へ行き着いたと見ることができます。
本書は裏読みが求められます。しかし、他の堀江貴文さんの著作と同じで、1冊内の情報量が少ない。割高な書籍です。
あえてお薦めはしません。
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