文踊社 272ページ 1500円+税
本シリーズも4巻目になりました。少し変わった、実は本筋を突く自動車評論。それも新車もあるけど20年前のクルマが出たり、またパーツの話になったり。話題豊富な内容で退屈しません。
実は本書は2月に発行されていましたが、今まで気付かず、損をしました。今月中旬には5巻目が出ちゃいます。
1.スーパーセブンの夜
このクルマの成り立ちについてナカムラと語る。
2.2790万円のドライブゲーム
マクラーレン MP4-12Cというできの悪いクルマ。
3.むかしトレッドは
トレッドの大きさが決まった理由は。
4.理想の遺跡
ポルシェ928
5.ガイジン
フェラーリ 250GT
6.陥穽
ロータス・エリーゼが抱えるもの
7.ブレーキは何故
ブレーキパッド、ローター
8.百年遡行
Tフォードに試乗
9.新型カローラという保守の実態
最新型カローラ
10.旅のすゝめ
イギリスのドライブ
今回は4、6、7、9が良いですね。
ポルシェが928を開発するに至った背景、そして開発が進むに連れて・・・。これとは反対に日本のユーザー事情とプラットフォームの掛け算でできあがった妥協のかたまりのようなカローラ。もしもカローラに乗らねばならなくなったら、一番小さい1.3Lを選ぼうとか考えさせられました。
またまた一気読みしてしまいました。ちょっと経験のあるクルマ・マニアにはお薦めのシリーズです。
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