幻冬舎 368ページ 876円+税
原題 Simply Shameless
ケイト・ピアースの悦びの館シリーズ3作目。
今回は悦びの館の主人 マダム・ヘレーネの物語です。
18年前にロンドン行きの馬車の転落事故でホテルに泊まることになったヘレーネはフィリップと一夜だけの愛を交わす。そして18年後、悦びの館を切り盛りしているヘレーネにフィリップは偶然に再会する。そして、二人は距離を少しづつ縮め・・・。ここにヘレーネの長女と双子の兄妹が登場して。。。
1作目はヴァレンティン、2作目はピーター。この2人はトルコの娼館からロンドンに抜け出しての話。ここにマダム・ヘレーネの悦びの館が登場していました。3作目にこの悦びの館の女主人 ヘレーネが登場するとは、予想外でした。
結構年齢が上との男女のラブストーリーです。ここに二十歳を過ぎた長女と18歳の双子の兄妹が登場、彩りを加えます。
1、2作と比べると、無理して話をつなげたような感があります。このためもあってか、ラブストーリーもパワーダウン。エロティックなシーンも控えめ。期待が大きすぎたかもしれませんが、少し裏切られました。
読むなら1、2作目の「背徳のレッスン」「背徳のエンジェル」です。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4344418018" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます