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「手術室」 吉沢華

2014-09-28 | 本と雑誌


幻冬舎アウトロー文庫 230ページ 457円+税

「試着室」でデビューした吉沢華の幻冬舎アウトロー文庫の2作目。

麗子は女子大を卒業後、就職せずに大病院の病院長である父の秘書を勤めていた。麗子は研修医の森田に密かな思いを寄せていた。そして麗子は森田の診察を受ける時、森田が勃起していることに気付き思わず撫でさすってしまう。これを同じ研修医の吉村に見られ、さらには内科副院長の叶にも知られ、彼らの言いなりになってしまう。麗子は、今まで経験したことの無い快感に溺れ。。。

吉沢華は始めて読みました。これはなかなかの作家です。この類の小説での極まった表現も何ヶ所かあり、感心。2ページ目から出てきたので驚いた次第です。
「アーモンド型の瞳が森田を見つめる。尖らせた唇は淡いオレンジのグロスに艶めき、まるで蜜を湛えた花芯のように濡れている」

登場人物は5人。もう一名の女性 亜弓の活躍が少ないので、男3人に対して麗子 1人という関係で色々やってくれます。
特段優れた作品ではないですが、ストーリーが分かりやすく読みやすい。すき間時間にパラパラ読んでも問題なし。お気楽にどうぞ です。

手術室 (幻冬舎アウトロー文庫)
クリエーター情報なし
幻冬舎
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