へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「書店員が教えてくれた人生で最も大切なこと」 ロビン・シャーマ (著)、和田裕美 (監訳)

2012-07-19 | 本と雑誌

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アチーブメント出版 236ページ 1600円+税

両親を失い自暴自棄になっていたブレイクは、イラク戦争から戻り生きている意義を見つけられず書店に勤務して失望の日々を過ごしていた。その書店にトミーという老人が転勤してくる。トミーは5年連続でベスト・ブックセラー賞を受賞、書店から副社長のオファーがあったが断ったという優秀な書店員だった。
トミーはブレイクに「やることすべてにリーダーシップを注ぎ込むことで、すばらしい生き方ができる 」ことを教え始める。そしてトミーはブレイクを4人の友達に紹介、ここでそれぞれのリーダー魂についての話を聞かせる。

リーダーシップについての考え方、心構えについて説いた書。
年老いた書店員がメンターとして人生に挫折感を持った若者を目覚めさせていくというストーリー。

メモ
・リーダーになるのに肩書きなんか入らない。肩書きに関係なく多くの人々に影響を与えることができる。
・変化に身を乗り出す。急斜面で転ばないようにするには、下る方向に身体を傾ける必要がある。最も恐れているものに近づいていく必要がある。(スキー選手の話)

和田裕美さんの監訳ということで期待したのですが、これはハズレとは言いませんが、今ひとつの作品。
リーダーシップの心構えについての説明がだらだらと続く、さらに偉人の言葉の引用が多すぎる。私は偉人の引用があると興醒めします。何度も聞いた言葉の引用ではなく、著者の言葉で語って欲しいです。
だからどうするの? 理想としては分かるけど、人生の現場での判断はどうなの? というところが残ってしまいました。

これはお薦めしがたいです。

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