へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「009 RE:CYBORG」 DVD 宮野真守

2015-02-18 | 映画


2012年作品。

3D CG作品でありながらセルアニメ方式での仕上げという、素人にはわからない妙な製作方法のアニメです。画面を観た感覚は、CGソフトを使って描かれたアニメ。妙な奥行き感などがあって、思わず「下手だなぁ。時間かけてないなぁ」と思った次第。エヴァとの格差を感じます。

2013年、世界の大都市の超高層ビルの同時多発爆破事件が勃発。9人のサイボーグ戦士がギルモア博士のもとに結集しようとしていた。009の島村ジョーは3年ごとに記憶をリセットされて高校生の生活を繰り返していた。003フランソワーズと005ジェロニモによってジョーが覚醒され、同時多発爆破事件の解決に向かう。



この009は、001から009までの9人とギルモア博士の10人という多数のキャラクターをどう扱うか、これが毎回の楽しみ、興味の中心にもなります。本作は10人それぞれに活躍の場を与え上手くまとめました。若干 007、008が控えめだったくらいです。
009の年をとらないことに対して、3年ごとの記憶リセットという設定がなされています。輸送機中のフランソワーズの台詞「また私だけが3歳 年をとった」で始まるラブシーン。こういうことすると男女の関係は難しいという説明ですが、ファンサービスとしては嬉しい限りです。



本作に対する結論はアクションシーンは良しとして、ストーリーがよく判らない。何が悪で何が解決したのか? 訳の分からない少女キャラはは何? エンディングは何を意味する? 難解というのではなく、支離滅裂です。これにこだわってはいけないのかもしれませんが、ロジックが破綻しすぎています。このため、次はどうなるか! というワクワク感もそがれてしまう。
もう少し話を整理したら、良いアニメになったと思うので、これは惜しい。

009 RE:CYBORG 通常版 [DVD]
クリエーター情報なし
バップ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする