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「わたしはサムじゃない」 ジャック・ケッチャム、ラッキー・マッキー

2015-02-06 | 本と雑誌


扶桑社ミステリー 230ページ 760円+税

ホラー小説、特に残酷でグロテスクな描写が有名、代表作に映画化もされた「隣の家の少女」がある ジャック・ケッチャム がホラー映画監督のラッキー・マッキーと組んで書いたサスペンス小説。

パトリックは在宅イラストレータ、サムは検死医として勤務している。二人は結婚8年目になるが愛が醒めるようなことはなかった。ある日パトリックはサムが泣き叫ぶ声で目を覚ます。サムは6歳くらい少女の精神年齢になってしまっており、自分をリリーと言い張る。病院に連れて行くが、治療は進まない。

大変おとなしいジャック・ケッチャムの小説です。セックスの描写あたりは彼らしさがありますが、これ以外はごく普通。愛する妻がおかしくなって、追い詰められていく夫の心を描いた小説です。期待したものとは違って、物足りなかったです。


わたしはサムじゃない (扶桑社ミステリー)
クリエーター情報なし
扶桑社
コメント (2)
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