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「西洋医が教える、本当は速効で治る漢方」 井齋偉矢

2014-09-24 | 本と雑誌


SB新書 208ページ 730円+税

漢方薬を西洋薬と同じように症状によって合理的に処方することで、西洋医学ではうまくいかない疾患を速やかに解決する。漢方薬はじっくりとゆっくりと効き目がでてきて時間を掛けて体質を改善していくという認識を持たれている。しかし、その実態は速効性とするどい効き目がある。サイエンス漢方処方の第一人者による漢方薬の解説。

肺炎の処置のたとえ。西洋薬の抗菌剤で病原体を叩くことは大事であるが、それだけでは肺炎そのものを治していることにはならない。いってみれば放火犯を逮捕して火事を放置しているようなもの。

免疫や炎症のしくみに働きかけるには、西洋薬のような1つの成分が一ヶ所にだけ働きかけるといった単純な働きではおそらく無理です。漢方薬は「超多成分系薬剤」であるがゆえに、複数の成分が同時にいろいろなところを刺激する。それにより、体のシステムが一定方向に向かって一斉に動きます。

悪酔い、二日酔いに五苓散(ごれいさん)。

今まで持っていた漢方薬の認識が誤りであったことに気づきました。次に風邪などで医者にかかった時は、「漢方薬を処方してください」と頼みたくなったです。

西洋医が教える、本当は速効で治る漢方 (SB新書)
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