![Samurai Samurai](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/3a/46b2ce0bd2b9de0edd429d6bbbc04c7a.jpg)
2013年 アメリカ・オーストラリア合作作品。
XーMENのスピンアウト、ウルヴァリンシリーズの第2作目。X-MEN本シリーズのミュータント・チームのアクションを楽しむのではなく、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の過去の事件をモチーフとしてヒーローの悩みや葛藤、そして愛情に重きを置いた作品。従ってドンパチのアクション満載映画が好きな人には物足りないという話もありますが、大人の映画になっています。
大東亜戦争の終戦の日、日本軍の捕虜として長崎にいたウルヴァリンは原子爆弾から青年将校のヤシダを助ける。それから数十年の後、ヤシダは日本でも有数のヤシダ産業のトップとなっていたが、ガンで余命僅かとなっていた。ヤシダはユキオを米国に送りウルヴァリンに「別れのため」の理由で日本に連れてくる。そしてヤシダはウルヴァリンに「昔助けてもらった礼に不老不死から解放する」と告げて死去する。ヤシダの告別式でヤクザの襲撃が起こり、ヤシダの孫娘のマリコを守って長崎へ。この際、ウルヴァリンは自分の身体回復能力が奪われていることに気づく。
![Samurai2 Samurai2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e5/f12bb212875bba6bc76f72120924c3f7.jpg)
このスピンオフ シリーズ、好きですね。人を殺したこと、愛する人を失ったこと、不老不死であることをミュータントが悩み、そしてこれを乗りきっていくところ。また強敵によってかなり痛い思いをするところ。これをヒュー・ジャックマンが上手くやってのけている。味わい深いです。
今回は日本を舞台にした作品。心配したとおり、米国人が考える日本の姿が出ますね。日本人の美的感覚からすると無駄に広い、無駄に大きいものが一杯出てきます。笑ったのが、上野駅から新幹線に乗って長崎に行っちゃうところ。北に逃げるのかと思ったら、その新幹線が西に走っていくのです。でも、本作はまだまともに描いたほうですね。
ヒロインのマリコ役はTAOという日本人のファッションモデル。映画は初出演のようです。前半は、これはなんだ!という感じ、違和感がありましたが、見慣れたのかそれとも制作過程で上手くなったのか、終わりには「いいね!」に変わりました。エンディングロールで名前が分からず、Webで調べた次第です。
![Samurai3 Samurai3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/2e/17468236cf34a8eac531d02536da90ad.jpg)
私は、こういう男気の映画 好きですね。
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