Heart and Aqua

優しい時間~ゆっくりしていってください。

文章は永遠に未完成

2008-01-22 | こころ
saishoさんのブログに、
『一瞬で心をつかむ「できる人」の文章術―1日たった15分10日間で上達! 』
高橋 フミアキ (著) という本が紹介されていました。

私はまだ読んだことがないので、今度ぜひ読みたいな!と思っています。



saishoさんの記事の中に
『本の著者がかって、ドストエフスキーが自著『罪と罰』を100回読み直したということをしって、
 自分の原稿の100回読み直しに挑戦をしたのだそうだ。
 すると読むたびに修正ヶ所が見つかる。
 100回読み直して100回とも修正ヶ所がみつかったというのである。
 そして、「文章というものは、永遠に未完成なのである」と結論しているのだ。
 一瞬たりとも私の心が動かないことはないのです。
 ですから、私の気持ちはいつもコロコロ変る。
 そのたびに気持ちが変り、記憶の引き出しも変る。あたりまえのことなのだ。』
と書かれてありました。

なるほどなぁ~と思い、引用させていただきました(勝手に引用して申し訳ありません!)



こうして記事を書いていても、書きながら読み返し、
読み返してはまた書き直しの繰り返しです。
やっと、『よし!できたかな?』って思ってアップしても、
また読み返しては、『ん?ちょっとここおかしいよね』って思ってまた直したり。。

翌日、なんとなく読み返してしまうと、
『ん~~この言い方は変かも?わかりにくい言い回しかなぁ?
変なこと書いちゃったかなぁ』などと思って悩んでしまったり。。

だから、saishoさんのこの記事に書かれてあることは、ほんとに同感です!

「推敲」という言葉がありますが、国語辞書で調べてみると
『詩文の字句や文章を十分に吟味して練りなおすこと。』と書かれてありました。
こうやって、あ~でもない、こ~でもないと書きながら悩んでいるのは、
まさに推敲かなぁ。

推敲に推敲を重ねると、少しずつ自分の思い描く言葉が
文字や文章になって現れてくれるのでしょうか・・
でも、推敲を重ねると、ますます頭がこんがらがってくることもありますが。。




ほんとに、文章は、永遠に完成することはなく、
きっと100回読み返したら、100回修正が見つかりそうな気がします。。
でも、そうやって修正する過程も、きっと自分にとっては必要な時間で、
あとで読み返してみると、なるほどこのときはこんな気持ちで書いたんだな、
と、そのときの自分の気持ちを思い返すことができるしれません。

読みにくかったり、わかりにくかったり、何が言いたいのだろう、
っていうこともあるかと思いますが、
これからも、未完成は未完成なりに一生懸命に自分の想いを綴りたいなぁと思います。
閲覧いただいて、ほんとうにありがとうございます