Heart and Aqua

優しい時間~ゆっくりしていってください。

一日の価値

2007-02-16 | こころ
『一日の価値』

「日々日々また日々」は良寛さんの詩にあり、
「のどかに児童を伴って この身を送る」と続く。
良寛さんには毎日のんびりと遊んで暮らしているイメージがある。

ところでぼくは、「一日一笑」といった言葉も好きだ。
それを言うと、「一日一生か」とよく問い直される。
「いや、『一日一笑医者いらず』ということわざのほうだよ」と笑ってみせるが、
「一日一生」と年賀状に書いてきた友人もいた。

それほどに一日を大切に生きようという心づもりであろうが、
そこに「一日一笑」を加味した感じの「一日一快」もおすすめしたい。
一日一つ、愉快と思えることがあればよしとする城山三郎氏の造語である。

それにしても一日をどう生きるかは、年齢とともに意味合いを深め、
人生のテーマともなる印象だ。

      以上、『しあわせのトンボ』のコラムより引用。




『日々日々また日々』という言葉には、
毎日がずっと継続して、ゆったりと流れる時間を連想させます。

『一日一笑』という言葉には、
一日を笑いで吹き飛ばす元気が感じられます。
いつも笑っていられるような日ばかりではないけれど、
それでも笑っていましょうよ!って教えてくれてるような。

『一日一生』という言葉には、
一日一日の積み重ねが一生になっていくのだから、
一日一日をできるだけ精一杯、大切に過ごしていきましょうよ!
って教えてくれてるような。



今日も一日、明日も一日・・・
一日はみんなに等しく与えられた24時間なのだけど、
その一日は、みんな違う。

一日を倍のスピードのように、あわただしく過ごす一日もあれば、
のぉ~~~んびりと過ごす一日もある。

一日を何日分に匹敵するくらい充実して過ごす一日もあれば、
無駄に過ごしてしまったなぁという一日もある。



その人その人、また同じ人でも、まったくとして同じ一日はないんですね。 

一日の価値もそれぞれに違う。
一日は大切な人生の一部なんですね。

今日一日を無事に過ごせたことに感謝しないといけませんね。

そういう当たり前なのだけれど大切なこと、
つい忘れがちになってしまいます。

こうやって、なにかの機会に思い出すことも大切ですね。



追記

昨日は、とてもよい一日でした。
友達から携帯やパソコンにおめでとうメールが来たり、
バースデーカードが送られてきたり。

ここでも、たくさんのおめでとうコメントをいただきました。

価値ある一日を過ごさせていただきました