Heart and Aqua

優しい時間~ゆっくりしていってください。

幸せのちから

2007-02-25 | こころ
『幸せのちから』という映画を見ました。

久しぶりに映画でも見ようかなぁと思っていたところ、
この映画を見た後輩が、「感動しました~」というので、
私も早速見に行きました。




ホームレスから億万長者となり、アメリカンドリームを実現させた実在の人物、
クリス・ガードナーの半生を基に描いた感動作ということです。

あらすじは、
医療機器のセールスマンとして生計を立てる主人公は、
機器を思うように売ることができず、
家賃や税金を払えない状態に陥ってしまいます。

奥さんにも去られたれた彼は、
証券会社の正社員を目指して養成コースを受講し、
人生の最も困難な時期を愛する息子とともに切り抜けたというお話です。




もちろん、努力だけで困難を乗り切ったわけではなく、
彼の才能もあったのだと思いますが、
親って、子どものためには何だってできちゃうんですよね。
すごいなぁと思います。
食べるものにも困っても、子どもにだけはちゃんと食べさせて、
毎日毎日、その日の寝床を求めて必死になって働く。

駅の構内の洗面所で、息子さんを抱きしめながらすすり泣くシーンは、
ほんとに身につまされる思いがしました。

なんのためにこんなに一生懸命がんばるのか?
それは、息子さんのためであり、
そのエネルギーの元、幸せのちからの元が、
息子さんの存在なんですよね!!

息子さんがいなければ、幸せのちからの元がなければ、
彼もここまでがんばることはできなかったのではないかと思います。

幸せのチカラ。。
あなたにとって、幸せのチカラって、何?
幸せになるためのエネルギーの元って、何?
って、問われているようにも思いました。




少し違うかもしれませんが、
先日、小説を読んでいて、こんなセリフがありました。
それは、恋人同士であった二人のうち、女の人がほかに好きな人ができて、
さよならを言うシーンなのですが、男の人が女の人に言います。

「君自身が幸せになりたいって言うなら、僕はさよならはしない。
君がその人を幸せにしたい、っていうなら、僕はさよならする。」

そんなふうなセリフだったと思います。
もちろん、架空の小説なので、
現実には、こんな風に言うことってないかもしれませんが。





幸せのチカラって、自分が誰かを幸せにしてあげるチカラのことかな。
一生懸命がんばって、大切な誰かを幸せにしてあげるチカラ。
その大切な誰かが幸せになったら、
自分も幸せを感じることができるから、
だからその人を幸せにするってことは自分も幸せになるってこと、
かもしれません。


わたしは、大切な誰かを幸せにしてあげることも大切だと思うけど、
自分も一緒に幸せになりたいなぁ~と思ってしまいます。
欲張りかもしれませんね~~