グーグル革命の衝撃と対局になったあるある捏造事件

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今日21時からNHKスペシャルで「グーグル革命の衝撃」が放送される。あるある大事典Ⅱの時間とぶつかっていたので、今日に限っては、あるある大事典Ⅱが裏番組になるだろうと変な楽しみをしていた。

とこが、あるある大辞典Ⅱの放送自体がなくなってしまった。そちらの話題も多く飛び交っているが、まぁ、嘘ついちゃだめだよね。この件はここでは論外。で、あるある大事典Ⅱがなくなれば、自動的または受動的かもしれないが、NHKスペシャルをみる人口が増えるだろう。純粋な視聴率予測より、グッといい数字を出すのだろう。

面白いと思ったのは、もともと番組時間でかち合っていただけの「グーグル」と「あるある大事Ⅱ」だったが、捏造事件になった事で、この二つの番組が本質的に対局の存在となった事だ。「ナノメディア」VS「マスメディア」。そして、今回の捏造事件が、グーグルの勝算を示すとてもわかりやすい具体事例になったという事。

どういう事かというと、グーグルは、個を主体とした、ナノメディアが発信する情報を情報源として集約する事こそが、本当の情報だというポリシー。言い換えれば、発信する側の情報操作が可能なマスメディアを否定しているとも言える。そして、実際に、マスメディアが発信した情報の捏造がこのタイミングで事件となったわけだ。

ただ、私個人として、マスメディアを否定しているわけではない。ナノメディア情報が必ず正確という事でもないし、それ以前に、マスメディアが果たしている社会的意義の恩恵もきっと沢山受けている。なので、現時点で重要なのは、ナノメディア情報であっても、マスメディア情報であっても、観る側、聴く側、受け止める側が、その情報に対して判断できる能力を持つ事だと思っている。

とはいえ、今回の事件は、ちょっとまずいね。いずれにしても、嘘はだめだょねぇ。納豆は悪くないょ、納豆責めないで

「あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造　関西テレビ(朝日新聞) - goo ニュース