黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

新説

2015年04月16日 12時00分00秒 | 日記
昨日のつづきです

面さん家に行くと「丁度タラの芽を取って来たところだから欲しいだけ持ってけ」と仰る
更に「筍も掘って行け」と仰る筍とタラの芽を大きな袋に入れて貰い面さん家を出たのは6時頃
坂を下りながら目に入って来たのは 赤黍生
花見酒でほろ酔いの黍生山が春風に吹かれていました

 
      面さん家のタイツリソウ                 東の空も焼けていました
カミはもう夕食の準備をしている筈タラの芽の天麩羅間に合うかなあ
カミに電話すると車で迎えに来て呉れたので夕食に間に合いました

 
       初めてやったホイル焼き                タラの芽の天麩羅
ホイル焼きは下の焦げてところは「これぞ筍!」って感じでしたが何故か先の方は灰汁が強かった
もしかしたら筍は先の方が灰汁が強いのかも知れない灰汁抜きをすると先の柔らかい方はよく灰汁が抜け下の固い方は抜け難いのではないかなあ
だから生で食べるイノシシは灰汁の強い先の方を残すのかも親切にも新説です
嘘です推測ですあっここで春の漢詩

     「春夜」      蘇軾の七言絶句です。

  春宵一刻値千  しゅんしょういっこく あたいせんきん
  花有清香月有  はなにせいこうあり つきにかげあり
  歌管樓臺聲細細  かかんろうだい こえはさいさいたり
  鞦韆院落夜沈  しゅうせんいんらく よるはちんちんたり

  昼の火照りが残っている春の宵は千金に値する
  待ち焦がれた桜の香る朧月夜
  先程まで聞こえていた高殿の宴会も終わって今はひっそりとしている
  灯りに照らされた中庭(院落)のブランコ(鞦韆)が桜の下で夜風に揺れている
赤字の1,2,4行目の最後はキン、イン、チンと韻を踏んでます(本当は中国語なので少し違うかも)
これが七言絶句の特徴のひとつです