缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

GOYA タコのオリーブオイル漬けとイカの辛みオイル漬け

2009-05-23 11:50:35 | 魚介

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 スペインでは、ぐでんぐでんに酔っぱらった人を
「このタコが!」
 というらしい。
 タコにとっては迷惑な形容だが、そういう国に限ってタコが好きなのだ。
 日本も同じ。
「この好かんタコ」などといったりしながら、タコをあらゆる手段を使って食べている。
 タコの名誉は回復されるが、タコのお命は狙われる。
 タコの幸せとは何だろう。



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 ということで、本日はスペイン産のタコの缶詰。
 スペイン語ではタコを「プルポ」という。
 プルポを塩湯でして、オリーブオイルに浸けたものらしい。



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 こちらはオマケのイカ缶。
 イカスミごと、“ホットソース”に浸っている。
 イカスミの香ばしい匂いが立ちのぼる。オマケといいながら、タコよりも美味そうに思えてきた。
 ちなみにイカはスペイン語で「カラマリ」だ。



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 皿に一部を開けてみる。
 タコの切り身が大きい。元の個体が大きかったのだろう。
 何となく、念仏を唱えておく。
 イカは細かくちょん切られているので、元の大きさは分からない。
 ちょいとつまんでみる。
 やっ、タコは歯ごたえもあり、独特の繊維質も味わえる。
 味付けが薄い塩味で、とても上品。
 イカも美味い。イカスミのコクがまとわりついていて、飲み込んだあとにピリッと唐辛子の辛みがある。
 このまま、ワインとかシェリーの当てにしたら最高。



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 かくのごとし。
 昼食時だったので、スペイン風焼きそばにしてみた。
 もっとも、スペインに焼きそばがあるのかどうか知らない。缶詰のオリーブオイルで炒めたので、そうなってしまったのだ。
 ではでは、失敬して一口...。
 ふーむむむ、美味しいといえば、美味しい。
 しかし、オリーブオイルで仕上がった焼きそばというのが妙な感じである。
 一寸、茫漠とした味なのだ。
 主役のタコは影が薄くなった。自身のスミにまみれたイカは旨味が強く、そのうえ麺にもその旨味を移してやっている。
 オマケだったイカは、実は気配り上手のいい奴だったのだ。
 こうなるとタコが気の毒になってくる。しょうがないからまた念仏を唱えることにした。
 また食べてやるかんな。




 内容量:113g
 タコの原材料名:タコ、オリーブオイル、塩
 イカの原材料名:植物油、トマト、玉ねぎ、イカスミ、スパイス、塩
 原産国:スペイン(GOYA FOODS




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