104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

最終的に決めるのは自分

2016年08月04日 09時56分24秒 | Weblog
吹奏楽部は「ブラック部活」なのか NHK「クロ現」きっかけに議論紛糾


 タイトルだけで中々興味を惹く記事が出てますね。元吹奏楽部員ですが、私のいた中学校、高校は正直なところ「ブラック部活」とはほど遠かったかと思います。ただ、TVで紹介されているようなコンクールの全国大会常連校はこういったことがあるかもしれませんね。


 中学校では顧問の先生が指揮をしてくれてましたが、確かに暑い音楽室での夏休みの練習は中々にキツかった。しかし、2年の時になると涼しいコンピュータールームでエアコンの下で合奏してましたね。3年になるとまた音楽室に戻りましたが。このコンピュータールームでの合奏は結構プラスになっていまして、カーテン閉め切り&床がカーペット、壁も防音で響きが無くなるってことで音楽室とは真逆の状況。したがって、自然と大きな音が出るようになっていました。体力的にも余裕がありましたしね。


 高校でも1年の時はエアコンなんてありませんでしたが、2年の時はエアコンOK。当然のごとくカーテン閉め切り。同じような感じでしたでしょうか。もっとも、高校の時は指導してくれる先生がいなかったので生徒たちでやってました。朝から夕方まで、土日なしでやってましたけど、それほど苦には感じなかったかなと。賞は獲れませんでしたが、演奏会でのお客さんウケはバッチリだったかと思います。主にネタ方面で。


 記事中では顧問の暴言などが挙げられていますが、こういう場合、九割九分指揮者を兼務しています。暴言が出る=指導能力の無さを露呈ってことですけどね。個人的に思うのは、指揮者に必要なのは「音楽的センス」よりも「国語力・語彙力」ってところかと思います。曲をどう仕上げるかってのは個人個人で分かれますし、お客さんがどこを良いと思ってくれるかは千差万別。どれが正解ってのは決められないと思いますね。ただ、「この曲は自分はこう作りたい」ってのを分かりやすく伝えると言うところは同じ物差しで測れるかなと。

「ふざけんなよ!」「帰れよ!」「(コンクール)一日前でこれなのかよ!!」と怒声をあげ、椅子を蹴るような音も収録されていた。

こんなの問題外だと思いますね、私は。あと、精神論に走るのも。ただ、棒振りをやってた時代は私も伝えるのがヘタだったからな~・・・。



 ただ、個人的に思うのは「大切なのはその状況で続けられるか/参加するのが苦にならないか」ってところかなと思います。別にクラブ活動をやめたからと言って爪はじきにされるわけでもありませんし、部員がそれで収入を得ているわけでもありません。イヤイヤ続けるぐらいなら離れた方が得策だと思いますね。最終的に決めるのは自分です。