104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

スペイン優勝

2010年07月12日 06時56分15秒 | Soccer
スペイン、延長戦制し初の栄冠…1─0オランダ(読売新聞) - goo ニュース


 さて、今朝も早起きして見ましたよスペイン―オランダ戦。もうね、「ワールドカップ決勝」っていう看板が無かったらヒドイ試合以外の何物でもありません。


 序盤はスペインが主導権を握り、お得意のショートパスを駆使したコンパクトな展開を披露するも、ゴールは奪えず。次第にオランダが盛り返してきてこう着状態に。カードも連発。オランダは、ロッベンはたまに見せ場がありましたが、スナイデルは仕事させてもらえず。スペインはいいところまで行きますが、そこで止まるってな感じでした。正直、前半は見るべきところがない45分でした。


 後半に入り、両国ともガッツンガッツン攻撃を仕掛けますが、フィニッシュまでいけず。スペインは単純に精度が、オランダはファン・ペルシーがブレーキになってたかなと思います。途中でエリアがカイトと交代しましたが、そこはファン・ペルシーを下げるべきだろうと思いましたね。対してスペインはシャビ・アロンソ&ペドロ→ヘスス・ナバス&ファブレガスの順当な交代。もうこの時点で結果が決まってたのかもしれません。ただ、この交代から試合が活性化し始め、そこそこ見れるようになってきました。相変わらずイエロー多いけど。


 90分で決着がつかず、延長前半15分もスコアレスのまま。この辺りになってくると、「美しいサッカー」の面影はどこかへ消え、弱者の戦いと皮肉られたカウンターサッカーの様相を呈していました。そして延長後半4分にハイティンガが2枚目イエローで退場。一気にスペインに傾きます。しかし、ビジャはおらず代わりにFトーレスだったのがまだ救いだったと思います。


 そして問題の延長後半9分。オランダ、スナイデルのゴール正面からのFKはスペインのファブレガスに当たって出て、どう考えてもコーナーキックのはずがまさかのゴールキック判定。その2分後にイニエスタが決勝ゴールを決め、そのまま試合終了。スペインがいろんなフラグをへし折り、初優勝となりました。経緯はどうであれ、勝ちは勝ちです。別にスぺインは悪くありません。


 あんまりこき下ろすような真似はしたくないんですが、泥沼と言う表現がピッタリだったかなと思います。どちらも準決勝の時のキレが無く、イエロー連発のダーティーさ、そして最後の誤審。今大会を象徴していると言えばそれまでですが、ホントに3位決定戦の方が決勝に相応しい試合だったと思います。あと、他に特徴があったとすると、

・カシージャス、ステケレンブルフのナイスセーブ(素直に凄い)
・合計14枚のイエローカード&退場1人(またですか、オランダさん)
・審判のボールカット(これは仕方ない)
・マタイセンのQBK(マジQBK)
・イニエスタ、なぜ打たないイニエスタ!!(最後に値千金を打った)
・美しいサッカーを捨てたカウンター合戦

こんなとこでしょうか。やはりgdgdのロースコア展開に持ち込んだスペインは強かった。オランダは序盤にリズムを狂わされ、イエローもらいすぎたことで冷静さを失ったのが敗因でしょうね。



 ただ確実に言えることは、真の勝者はスペインではなくパウルさんであることは間違いありません。