カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

シンガポール戦

2015年06月23日 05時39分35秒 | スポーツ

少し前になりますが、先日2015/06/16に行なわれた男子サッカー

  • 2018年WCロシア大会のアジア予選
  • 日本 0-0 シンガポール

ご存じの通り

日本はシュートを打っても打っても相手GKの真ん中に吸い込まれてしまいました。多くの人が指摘するとおり、実質これは負けに等しいでしょう。

さてそのわけですが、FIFAの順位だけが一人歩きしてしまっているようです。

そういえばサッカー日本男子代表にも、ランキング20位前後の時代があったように記憶します。〔2006~2015日本代表FIFA順位の推移

そこで FIFA2015/06/04〔いまのところ最新〕の順位を部分的に散布図にしてみました。

横軸が順位、縦軸がポイントの散布図です。これによって

  • 高順位のあたりではポイント差が大きく
  • 低順位のあたりではポイント差は小さい

ことに気付くでしょう。

なぜ12位ルーマニアが出てきたかの意味も含めますが

154位のシンガポールが52位の日本と引分けた〔順位差102:ポイント差487〕ことは、52位の日本が12位のルーマニアと引分けた〔順位差は40:ポイント差492〕と想定することに等しいのでした。

ポイント差がほぼ同じという意味で

  •  12位 ルーマニア
  •  54位 日本
  • 152位 シンガポール

に登場してもらいました。

日本が格下に負けたと言える、のではなくシンガポールが立派だったのです。そして日本がもしもルーマニアと引分けたとするならば日本が立派なのです。

これは、決して順位差だけで「格下」とか「格上」などと判断しないように、という教えでしょうか。

FIFAが毎月発表している男子の順位ですが、順位そのものよりも、むしろポイントの比較のほうが重要である、と言えます。

そしてその次に、その「ポイント設定方法」についての問題が残りますが、ここでは触れないことにします。


中国に関する醜聞 19

2015年06月22日 02時24分05秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。 


中国外交部、「南沙諸島の埋め立ては近く完了」、次の段階は関連施設の建設―中国メディア

2015年6月16日、中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道官は中国が南沙諸島で進める人工島建設について、工程の一部近く完了すると発言した。新華網が伝えた。

南沙諸島の人工島建設に関する記者からの質問に答えたもので、掘り出した土砂を利用した埋め立て作業について説明した。また、建設工事は中国の主権の範囲内で行っている行為だと述べ、各国が国際法に基づいて享受する南シナ海での航行、飛行の自由に影響を及ぼすものではないと指摘。生態環境の破壊を引き起こすものではなく、非難を受ける理由はないとした。

同報道官は建設工事の必要性について「軍事防衛上の需要および各種の民事的な需要を満たすため」と説明し、海上救助、防災、気象観測や生態環境の保護などを挙げた。また、工程の次の段階として関連施設の建設を進めると発言している。(翻訳・編集/野谷)

配信日時:2015年6月16日(火) 13時33分


いかにも言論を統制している中国の報道官らしいコメントでした。

  • そもそも、中国による紛争地の勝手な埋立て工事そのものが国際法に違反しているのに、アメリカがまず「航行の自由を脅かす」とだけ批判すると、中国は「工事は近く終了し、航行の自由がある」とするのですが、これを信じる人は、言論統制された中国人以外には、いないことでしょう(笑)。
  • アメリカが「中国の主権」に触れずに、「航行の自由を妨げる」と非難し「埋立て工事の即時中止」を求めたところ、中国は、その圧力に屈したことを認めない代わりに、「工程の一部が近く完了、航行の自由もある」と苦しい言い訳をしております。もちろんアメリカが発言しなければ永遠に工事を続けていただろうことは、あきらかですね。一体何が「一部が近く完了」かと、あきれてしまいます。こういう悪質が中国共産党にはつきまといます。

ここで問題は2つあるでしょう。

1つ目は、「行程の一部近く完了」。

    • 強硬埋め立ての予定さえ不明であり、しがたって何が「一部」かも「近く」かも分らず、中国共産党の思い通りに、いつでもどうにでも変えられるのでした。結局何も言っていないのと同じであり、従来通りの身勝手な埋立てを続行という意味です。こういうむちゃなことをする国が自らの汚点に触れずに日本に対して「歴史認識」とは、恐れ入ります。あまりにもひどすぎますね。
    • つまり非難されたことに対して何かを発言しているように見えて、言葉の上でごまかしているだけで、独善的な中国共産党の体質が何も変らないことを謳っております。

2つ目は、「主権」の問題。

    • 埋めたて工事そのものが違法なのに、アメリカがまずはこれに触れなかったことから、「航行の自由」には影響を及ぼさないとしただけ。中国共産党の意向によって、いつでも「航行の自由に影響がある」ように変更できる余地を残しているこことに、誰もが気付くはずでした。
    • 分りやすいのは「中国の主権の範囲内で埋立て工事をしている」というでたらめの表明。埋立てている場所が「自国の領土」であると思い込むことそのものが、国際法違反であることを、中国共産党は完全に否定しています。このように「誰も認めないことで勝手に主権を主張する」のが中国共産党でした。悪質ですね。

私たちは、こういう「国際法を無視し、勝手に中国共産党が世界の秩序を決める」という中国共産党の主張を認められるはずが、ありません。国内が無法状態の国らしい、めちゃくちゃな論理ですが、お気づきでしたか?

それとも中国共産党の巧妙な論理に、ごまかされましたか(大笑)。

アメリカの批判に屈したように見せかけて、ますます勝手な領土拡張をしている中国共産党を、AIIB組織の透明性を「英独などの加盟によって確保できた」などと空(から)喜びしながら、世界の人たちはこのまま見過ごすのでしょうか(笑)。遠い、遠い、東アジアの話ですから、ギリシャ問題とは力点の置き方が異なるでしょう。


沖縄の醜聞 04

2015年06月21日 05時32分39秒 | アジア

うっかりしていると見逃してしまう醜聞や「自分と異なる意見を醜聞とする」醜聞。日本にも看過できない醜聞がありそうですよ。今回は「沖縄の醜聞」です。


 沖縄が忘れ去ったアメリカ統治の恩

 「自治は神話」の真意

  四月五日、沖縄で菅義偉官房長官と翁長雄志沖縄県知事との初会談が行われました。

 会談で菅官房長官は「辺野古移設を断念することは普天間の固定化にも繋がる。(仲井眞弘多前知事に)承認いただいた関係法令に基づき、辺野古埋め立てを粛々と進めている」と説明し、対して翁長知事はこう反論しました。 

「『粛々』という言葉を何度も使う官房長官の姿が、米軍軍政下に『沖縄の自治は神話だ』と発言した最高権力者キャラウェイ高等弁務官の姿と重なる。県民の怒りは増幅し、辺野古の新基地は絶対に建設させることはできない」 

 たしかにキャラウェイ中将は在任当時、「沖縄の自治は神話だ」という趣旨の発言をしましたが、中将は沖縄住民の性格を熟知しており、「自治を要求する声よりも、むしろ『責任』と『能力』の度合いに考慮を払わずにはおれない」と前置きし、「やるべきことをやれ」と強調したのです。その発言のなかで、「神話だ」という言葉を使ったにすぎません。

 中将の言う「義務」とは何か、そもそもキャラウェイ中将がどんな人物だったのか、きちんと理解している人はどれくらいいるのでしょうか。 

 中将は一九六一年二月十六日から六四年七月三十一日までの三年六カ月間、沖縄に赴任し、頑迷固陋な沖縄住民の啓蒙活動に邁進したのです。 

 当時の沖縄の金融界は腐敗しており、利益独占集団を形成していました。日米両国政府が経済援助を行っていたのですが、この集団が中間搾取してしまう。その腐敗体制にメスを入れたのが、他ならぬキャラウェイ中将だったのです。沖縄金融界の浄化、感染症防遏対策、インフラ構築、サンゴなどの自然保護政策など多大な功績を残しています。 

 南大東村では一九〇〇年、大日本製糖会社が八丈島から移民を募り、「農地を開拓し、一定期間耕作すればそれを解放する」という条件で小作をさせていたのですが、戦後になっても約束を履行しようとしなかった。 

 困った村民たちは、キャラウェイ中将に農地解放の仲介を懇請したのです。弁護士資格を有していた中将は会社側に約束を履行するよう説得し、実現しました。村民は移住六十四年を経過して、ようやく開墾地の私有化を実現できたのでした。 

 一九六四年六月四日には、那覇市議会が中将に名誉那覇市民憲章を授与し、功績を讃えました。さらに二〇〇〇年七月三十日、南大東村では開拓百周年を記念して中将の胸像が村民によって建立されました。 

 翁長知事やマスコミは、キャラウェイ中将を「米国支配下の沖縄で強権的な政策を進めた人物」としていますが、決してそのような人物ではないのです。 

 もしそうだとしたら、なぜ那覇市議会が名誉市民憲章を授与したのか、なぜ南大東村に胸像が建立されたのか、全く説明がつきません。 

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WiLL 2015〔平成27〕年5月21日(木)17時22分配信 (有料記事) 


ほとんど知られることがないアメリカ統治時代のキャラウェイ中将の話です。

ここでも残念なことですが

  • 不都合なことに決して触れないまま、都合のいいことだけに絞って攻撃・反対する」という点において
  • 官民一体となってのキャンペーンに追われるという点において

沖縄県は、中国・韓国そっくりの手法を用いていますね(笑)。

別の表現をすると

翁長が、中国・韓国同様に、視野狭窄症・視野欠損症に陥っていることは、否(いな)めません。

翁長は、なぜ「中国」と「米軍基地」の両方を語れないのでしょうか(笑)。

知性溢れる人ならば・・・・

何かを主張したいとき、自らの主張への反論に対して何らかの意思表示をするものです。

ただしその意思表示は、強すぎると逆に異論を尊重し過ぎる危険があり、強くならない範囲にとどめる技法が要求されます。

翁長について言えば、これが「対中国の姿勢」であることに異論はありません。

ただし、凡庸な人ならば

  • 自らの豹変の正当化に追われ
  • 対立する政敵への対応に追われ
  • 公約実現の説明に追われ
それどころでは、ありませんね。

よって翁長が決して中国に触れられないというのも、理解できるというものです。

もしも政敵ならばこの点を追求するでしょうが、そうでない場合は、このブログ著者のように「あくまでも原則論に従って自説を展開」することでしょう。

韓国の醜聞 13

2015年06月20日 05時52分13秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。


真似しなかった中国の悪習は、纏足〔てんそく〕と食人だけ

李氏朝鮮は、骨の髄まで腐敗しきっていた。李朝の支配階級は庶民に情けをかけることなどまったくなく、熾烈〔しれつ〕な骨肉の争いと、党派間の戦いに血道をあげていた。

李氏朝鮮は中国を宗主国として崇〔あが〕めたが、美辞麗句を弄〔もてあそ〕ぶことも、弱者を弄ぶことも、同じように本家の中国から学んだものだった。李氏朝鮮は勢道政治〔せいどうせいじ 、世道政治(せどうせいじ)とも言う〕に終始した中国の悪政を、そのまま踏襲した。今日でも韓国語では「大国(デグク)」といえば、中国のことであり、中国だけを意味している。

近代中国文学の巨人である魯迅は、19世紀から20世紀にかけて生きた。処女作である『狂人日記』のなかで、主人公の中国人に、中国の歴史について語らせている。 

「おれは歴史をひっくり返して調べてみた。この歴史には年代がなくて、どのページにも『仁義道徳』といった文字がくねくねと書いてある。どうせ眠れないから、夜中までかかって丹念にしらべた。すると字と字の間からやっと字が出てきた。本には1面に『食人』の2字が書いてあった」(竹内好訳・岩波文庫)

まるで、李氏朝鮮の歴史ではないか。韓族に漢族のような食人の習慣がなかったことだけが、違っている。 

魯迅は、こう続けている。 

「自分では人間が食いたいくせに、他人からは食われまいとする。だから疑心暗鬼で、お互いじろじろ相手を盗み見て・・・・(略) 4千年の食人の歴史をもつおれ。はじめはわからなかったが、いまわかった、まっとうな人間に顔むけできぬこのおれ」(同) 

中国の歴史は、同じ人間を食べ、周辺の諸国をほしいままに侵略して、食い散らかした歴史である。中国には長いあいだにわたって、救い難い食人の慣習があった。 

中国の古典に記載された易牙(えきが)という料理人が、自分の子を蒸して、暴虐無道の君主とうわれた夏の桀〔ケツ〕王と殷の紂〔チュウ〕王に食べさせた話は、よく知られている。 

『三国志』のなかにも、英雄である劉備玄徳が、1夜、人肉の料理を振る舞われて楽しむ場面がある。 

魯迅がいうように、中国の古典や、儒教の教典に出てくる美しい言葉は、そのようなおぞましい行ないを隠す役割を果たしてきた。 

今日の中華人民共和国も、唐や元や、明や清を、型紙としてつくられている。:P.96-97 崔基鎬(チェ・ケイホ)「韓国堕落の2000年史」祥伝社黄金文庫 


ちょっと長い引用でしたね。ここで著者は、李氏朝鮮が中国から

以外を学んだ、と主張しています。

纏足は中国特有の悪習であり、ほかでは聞いたことがありません。

食人というおぞましい風習は、かつて世界中で少しとはいえ見られたようですが、中国のように大々的なのは珍しいと言えます。

これらは、現在の韓国や中国を理解する一助になろうかと思い、引用しました。

確かに、視野狭窄症・視野欠損症から生まれた様々な悪習が、中国・韓国の攻撃的な民族性に関係しているのではないか、と疑ってしまいます。

この野蛮性を覆い隠すため様々な工夫が見られます。たとえば・・・・

  • 攻撃は最大の防御〔常に相手を口汚くののしる〕・・・・こうすることによって自分自身が攻撃されるヒマを与えないという読みか
  • 過去の自分自身の政治汚点に触れただけの人を罰する〔例えば中国では、文化大革命や天安門事件に触れるだけで拘束・逮捕し、韓国では憲法違反の法律で国民を弾圧〕・・・・こうすることによって自分自身の恥部を隠せると信じているのですが、実際はまったく逆で、中国・韓国の未熟さが際立ってしまいました。
  • 他人が笑うような「自分の美点」を声高らかに賛美する・・・・こうすることによって自分自身が攻撃されることがなくなる効果がある、と信じこんでいる
  • もしも自分が相手ならば、こうこう思うだろうな、ととんでもないことを平気で言う・・・・現実にその相手がそう思うことはあり得ず、自分自身の相手への投影そのものであり、図らずも自分の醜い姿を「他人の名前を借りて」みごとに表現しています
  • 上の具体例として言うと、普段、日本人を見下す発言を重ねることで爽快感を味わっている韓国人に限って、韓国内でセウォル号事件があったとき、「日本人はこの事件のことをきっと喜んでいるだろう。そんな程度の日本民族なのだ。」と考えるなどがそうです。「日本人の多くがそんなことを考えるはずがない」のであり、むしろこの韓国人が情けなく見え、醜い姿をさらす効果しかないのですがね。
  • 別の表現では、「自分を棚に上げて相手の汚点を勝手に想像たくましくねつ造する」でしょうか(大笑)。

にもかかわらず韓国人には

2000年以上にわたる中国への属国意識が、骨の髄までしみ込み、それが「ものの見方の基礎になっている」ようです。それ以外は、あり得ず、許さず、というところ。社会的な圧力と言えます。

その証拠に、中国製の安い農産物やキムチが大量に韓国へ入ってきて(FTA)、廃業する韓国の零細企業が増えているにもかかわらず、今でもなお朴槿恵大統領が大企業〔サムスンやら現代自動車〕だけを優先して、あからさまに中国へ接近する発言を繰り返しております。

既に韓国は、特権階級だけを優遇すると思われ庶民を犠牲にしているFAT協定を平気で何の躊躇もなく、アメリカ・EU・中国と結んでいることを、お忘れなく・・・・。

この国は大丈夫かな、と心配するほどでした(笑)。しかし心配無用、隣にあの暴力的な大国・中国がいる限り、ダイジョーブなのでしょう。暴力的な支配に甘んじる韓国人だからこそ、国内でも平気で暴力的になれるのでしょう(笑)。


中国に関する醜聞 18

2015年06月19日 06時11分02秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。 


「かれは、われを罵(ののし)った。かれは、われを害した。かれは、われにうち勝った。かれは、われらから強奪した。」という思いをいだく人には、怨みはついに息(や)むことがない。 

「かれは、われを罵(ののし)った。かれは、われを害した。かれは、われにうち勝った。かれは、われらから強奪した。」という思いをいだかない人には、ついに怨みは息(や)む。

:P.10 中村元訳「ブッダの真理のことば感興のことば」岩波文庫 2010年07月26日第53版発行 


ブッダが2000年以上も前に

まるで現代の中国社会のことを予言していた、と言うべきでしょうか。

中国共産党には

自分の主張が唯一正しいと思い込み、あきらかに間違っていたとわかっても決して謝罪せず、その反動として自分を被害者の立場に持ち込んで自己を正当化する

という悪い性癖があります。

自分は常に被害者の立場にあり、それ故に世界最高であるはずの真の姿がゆがめられてきた、というのです(笑)。

確かに

仏教は中国に入りましたが、広まることがなかったばかりか変質の兆候さえ見られなかったのは、仏教が中国人の本質とは相容れなかったためか、独裁の支配者がそれを許さなかったためか、どちらなんでしょうね。

いずれにしても

宗教が要求する「謙虚さ」などは、中国人には「ありえな~い!」のでした(笑)。

昔から中国では

周囲の人を敵とみなし、人をだまして自分の利益をはかる事が快感となるよう、洗脳されて生きてきたらしい。

だまされるほうが馬鹿であると思わなければ生存できない社会の仕組みに、そしてそれを育んできた歴史そのものに、諸悪の根源がありそうです。

この利益過信の思想は

欧米人にも見られますが、かろうじて宗教がその行き過ぎを抑えているようです。

しかし中国を支配する儒教という生活上の規範では、現状維持や冒険禁止を唱えはしても、「人をだましてはいけない」とか「謙虚さ」は要求していないようです。

文化大革命期には親をさえ密告して利益を得た子供がいたと聞きます。そんな国民をだます中国共産党を、いったい中国人が信用するでしょうか。何しろ現代の中国人には、政治に失敗した為政者を代える選択肢がないのですね。これを世間では「一党独裁」と呼んでいます。

そして、そんな程度の為政者が暴力でもってそんな程度の国民を育て上げたのは、間違いのないところでしょう。

確かに日本には

事件が起こった江戸時代から歌舞伎や浄瑠璃で人気があった「赤穂浪士の仇討ち物語」があります。ただしそれは江戸時代の話であり、現代では仮に身内が殺害されたとしても、遺族側に「犯人を殺害するという正当な権利」などはなく、すべては法による裁きに従います。これが法治主義。

しかし中国は

いまだに法治国家からはほど遠く、中国共産党が都合よく支配する人治国家のままです。

よって中国には、自分の加害者性を無視して「被害者には常に恨みをはらす権利がある」と考える人が多いのでした。いいかえると法治主義国家へ渡航しながら「法治主義」の意味を知らないらしい。これは生まれ育った中国という国の制度に潜む根本的な問題でしょう。

これが年間暴動件数が10万件とされ、香港騒動でも明らかに民主主義を否定する中国の未成熟さの根源であり、中国人が世界中で起こす犯罪が多いことの主たる要因なのかも知れません。

また

これを中国からそっくり取り入れた韓国だからこそ、セウォル号事故のその後に見られる通り、被害者なのだから何をしても許されると勘違いして暴力行為に至り、またそれが社会的に許される、と受け止められているようです。

ここで、冒頭で引用したブッダのことばを思い出します。中国では永遠に恨みが消えないように仕組まれた暗黙の通念があるのでしょう。中国共産党に対する恨みも、決して消えないように・・・・(笑)。

この国の「客観性のなさ」は、もう笑いでは済まないレベルに達しております。

言論統制が「客観性のなさ」の主たる要因かどうかさえ不明で、ほかに何か本質的な原因があるのかも知れません。

さぁ、これから中国人がどうなっていくか、今こそ注目したいことの一つです。


秘伝大道棋「金問題」

2015年06月19日 05時52分51秒 | 将棋

25手詰という難問ですが、ぜひとも観賞して下さい。

静止画像スライドショーで、10秒ごとに画面が変ります。途中で停止しなければ4分間になるので、充分お楽しみくださいませ。

出典は以下の通りです。

  • 湯川博士「秘伝大道棋」週刊将棋 平成5年9月10日第6刷発行 毎日コミュニケーションズ
  • 使用した将棋ソフトは「柿木将棋V」

YouTube「秘伝大道棋」


2015女子サッカーWC

2015年06月19日 04時17分51秒 | スポーツ

カナダで進行中の女子サッカーワールド・カップ

  • 参加チームは24で、4チーム×6組〔A~F〕に分けた予選リーグが終了し、決勝トーナメントへの進出チームが決まりました。
  • 予選リーグでは、各チームが組の中で3試合を終え、3連勝は日本ブラジルの2チームだけで、共に勝点9〔=3×3でした。その他は引き分けを含んでいます。比較的楽な組に入った日本は幸運なことに勝点9となりました。
  • 24チームの参加ですから、各組の上位2チームだけが決勝トーナメントへ進めるとしたら12〔=2×6〕チームだけのはずですが、公平な16チーム〔2の累乗数〕によるトーナメントにするためには、あと4チームが必要。そこで各組でトーナメント進出を逸した3位(全6組)の中から上位4チームを決勝トーナメントへ迎えることにしたようです。
  • なお勝点についての決まりですが、これは男子でも同じで、勝てば勝点3、負けると勝点0、引分け1点としているところが微妙ですね。引き分けを中間の1.5にすると引き分けに持ち込もうとする心理が働きますが、1だと1.5より劣るため、1点差で勝っているほうが、より活発な戦いに持ち込もうとするはず、という読みですね。これが正当なものかどうか、分りませんが、50年後の人は、現在の制度を「なんとまた不思議な決まりか」と笑っているに違いありません(笑)。

上では1~16(試合の順番)の試合数になっております。

16チームの参加ですから、トーナメント形式では15〔=16-1〕試合しかないはずですが、3位決定戦が1試合入っているため試合数は16になっております。引き分けと3位決定戦がない場合のトーナメント方式の試合数は参加チーム数から1を減じた値ですね。〔優勝チームだけが負けなかったため1を減じる、つまり負けたチームの数が試合数に等しいため。〕

トーナメント開始は薄い青で塗りつぶした6月21日(日曜)05:00開始のドイツ対スウェーデン戦で、楽しみですね。


韓国の醜聞 12

2015年06月18日 06時35分28秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。


 韓国、MERS隔離対象133人が無断で行方くらます・・中国ネットで物議「あり得ない国」「よく『安心して来てください』なんて言える」:FOCUS-ASIA.COM  2015〔平成27〕年 6月16日(火) 


一刻も早い災禍の収束を願っております。

セウォル号事件後の「被害者なら何でも許されるという信念に基づく暴力事件」といい、今般のMERS問題での「緊迫感のなさ」といい、困った事態ですね。

ただし

日本の「東電福島原発事故」に狂喜乱舞した韓国人や中国人とはまったく異なり、私たち日本人は、例外はあるとしてもセウォル号事故やMERS問題で狂喜したり、四川地震や長江客船沈没事故で乱舞することはない、のです。

なぜならば日本では

中国・韓国とちがって、言論が統制されていない

からです(笑)。

つまり

鬱憤をはらす必要がない

からです。「例外はあるとしても」としたのは、

あまりにも未熟でひどすぎる中国・韓国の攻撃

がある場合にはこの限りにあらず、と言えます。

ものには「程(ほど)というものがある」のですね。そういう悪質な姿への対応と本来の姿とを混同(こんどう)するとは勇(いさみ)み足であり、これはいけません(笑)。・・・・幕末の近藤勇(こんどういさみ)を思い出して下さいね。念のため!


「慰安婦問題の日韓交渉、かなりの進展があり、最終段階に入った」朴大統領の米紙インタビューでの発言、日本政府は否定―韓国英字紙:Record China 2015〔平成27〕年6月16日(火) 


国境線近くでの北朝鮮の武力威嚇ちょっかいに似て

韓国社会内でこのように「根拠なく希望的観測を述べ」て交渉相手を混乱させ、なりゆきを有利に進めるのが常套手段だ、と仮定しても、韓国外では通用するはずもなく、ただただ軽視されるだけでした。

これに限らず、「韓国為政者のあらゆる発言内容のレベルが、あまりにも低すぎる」ことが気になります。

もちろん本人がそれに気付くことは、永遠になさそうですが(笑)。

これらは、すべからく「客観性というものを知らない」ことに起因していると思います。

♪ 韓半島 客観性とは なんですか? ♪(はと)

♪ kan-hantou kyakkansei towa nandesuka?(hato)

What's the objectivity in Korean Peninsula (hato)

朝鮮半島では、すべてが「主観」であり、これが正調韓国節(せいちょうかんこくぶし)!


米ヘッジファンド、サムスン世襲に「NO!」 法廷闘争にも発展:zakzak夕刊フジ 2015.06.16

サムスングループの世襲が投資家を欺く、という主張です。

ホンダ創業者の本田宗一郎は早い段階で世襲を排除しておりました。ついでにこの人の話を紹介しておきます。

作家・経済評論家の邱永漢にホンダの海外の工場で一番うまくいっているところと一番具合が悪かったところを問われ、良いほうを「台湾」、悪いほうを「韓国」と答えた。

その理由を問うと「台湾に行くと台湾の人がみんな私に『こうやって自分たちが仕事をやれるのは本田さんのお陰です』と言ってものすごく丁重に扱うのです」と答えた。自動車やオートバイの技術を持っていなかった台湾に技術を伝えた本田に対して“台湾人は”ちゃんと相応の感謝をしていたというエピソードである。

一方、韓国の工場が具合悪かった理由を問うと「向こうへ行ってオートバイを作るのを教えた。それで一通りできるようになったら『株を全部買いますから帰ってくれ』と言われた」と答えそのことを聞いた本田は「そんな株いらねえよ、売っちまえ」と答えたという。 :Wikipedia

 私利私欲に走ることがなかった本田でさえ

    • 単に利用するだけの韓国人
    • 本田に感謝した台湾人

の違いがあったようです。小さな違いですが、なんとまた国民性の違いを示す大きな違いか。

そして現在もそれに変りがないことが、今の両国の経済力の差になっているようです。


この4つの話に限って言えば、韓国では

  • 為政者やマスメディアへの直接の不利益にさえならなければ、かなり「不真面目・いい加減」な対応をするのが常道であり
  • 為政者やマスメディアへの直接の不利益になりそうならば強硬な主張をするのに躊躇しない

ように見え、旧両班による旧態依然とした民衆支配の意図が、どうしてもちらついてしまうのです。

特に最後の本田宗一郎の話からは

恩知らずの韓国人」が何ら変っておらず、「唯一の関心事である自分の利益以外を徹底的に排除する」という朝鮮半島人特有の「自己中心的」な性癖を象徴しているようです。

「人をだますことにしか興味を示せない」、という腐敗の極地を、ずっとずっと彷徨(さまよ)っている昨今の韓国の姿をみていると、「なるほど、むべなるかな」と納得することが多いのでした。

これはもう正調韓国節とも言え、成長する望みがない低レベルなんでしょうか、なんとも、つらいことですね。


中国に関する醜聞 17

2015年06月17日 09時51分27秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。


今回は、引用がありません。いろいろ引用して私の意見を述べてきましたが・・・・

なぜ多くの国がAIIBで

中国に接近してインフラ開発に協力しようとしているか、皆さんは疑問をもったことがありませんか。

多くの人は、「それだけ中国に可能性があるから」と現状だけで主張するでしょうが、私の見方は少し違っています。

私たちは、エジプト・リビア・イラクのことを思い出さねばならないでしょう。これらの国は

いずれもイスラム教を大切にしていましたが、実際のところ、あまりにもひどい独裁状態が長く続き、イスラム教徒の「反政府も含めた内部対立」を暴力的に弾圧してきたとみられます。

しかしその「暴力性が非人道的だ」とする主に欧米の工作者たちが、独裁の仕組みを強引に変えようとしました。

その結果、確かに独裁者〔ムバラク・カダフィ・フセイン〕は去ったのですが・・・・

しかし、これらの地域で起こったその後の状況をみると、

  • それよりの悲惨な独裁
  • それよりの悲惨な内戦

のどちらがよかったのだろう、と判断をためらってしまいます。

もちろん私は

「独裁」と「内戦」のどちらも、好ましいとは思いませんが、もしもこの二つの中からどちらかを選ばなければならない、と仮定するなら、話がちがってきます。

深刻な危険があるものの、一つの考え方として「悲惨な内戦」よりも「悲惨な独裁」のほうがマシか、という選択肢を残しておくべきではないか、と思うのです。悲惨な内戦に陥ると、対立が国境を越えてしまい、問題がより複雑になって、もうどこも手を打てなくなる心配があるからですね。

尤も独裁でも、独裁者同士は連携を深めたがるものですが、それはかたち程度の、一時の親善に過ぎないかと思います。

ただしシリアの場合は、独裁と内戦〔争いが国境外へ飛び火〕の両方が発生して、より対応困難になっていますが、これは独裁が弱体化して、半独裁・半内戦という最悪状態にあると思われます。 


さて、そう考えてくると、

世界各国が、「独裁」「弾圧」「人権無視」で知られる中国へ、なぜあのような不可思議な対応をしているか、そのわけが少し見えてきませんか。

改めて言うまでもなく、中国は独裁国家であり、その実態はかつてのエジプト・リビア・イラクと何ら変りはない、と言えます。

一人の独裁者ではなく、共産党という組織が広大な地域・とてつもなく多くの人を独占支配しているという点が異なりますが、民衆を暴力的に弾圧していることから、より一層悪質、と言えます。

  • 独裁者がイスラム教を謳っているようにみえて、実際は国民を極端に弾圧しながら、私腹を肥やしていたエジプト・リビア・イラク
  • 独裁者の組織全体が共産主義を謳っているようにみえて、実際は国民を極端に弾圧しながら、共産党幹部が私腹を肥やしている現在の中国

なんとまた似ていることでしょうか(笑)。

ここまで言うと、もう私の主張がバレていますか(笑)。

  1. 中国共産党による悲惨な暴力支配の現状を維持する
  2. 中国共産党が崩壊して中国が悲惨な内戦状態に陥る

このどちらが世界にとって有益かを判断し、多くの国が、適宜警告を発しながらも現在「中国の暴力支配を甘んじて受け入れている」、私はそう判断しています。

これを諸外国の二枚舌というのは実に簡単です。

もしも中国共産党が崩壊し

中国恒例の内戦状態に突入すると、どれだけの中国難民が、韓国・台湾・日本・ベトナムなどの太平洋諸国へ押し寄せることでしょう。

しかしその時、どこのアジア諸国も受け入れることができないほど凶暴な中国人難民は、一体どこへ向うのか。

中国共産党が崩壊すれば、共産党幹部の多くは、中国人民によって虐殺されることでしょう。これは今まで無数に親族を殺戮されてきた恨みによるものです。ほんの一握りの幹部は国外へ亡命するでしょうが、亡命先で惨めな最後を迎えることは容易に想像できます。

当然のことですが、崩壊の過程で、諸外国が武器供与などで参画して利益を得ようとし、問題は一層複雑化するでしょう。

しかし中国共産党がそんな崩壊を想定するはずがなく

相変わらず、悲惨な人民弾圧を続け、なりふり構わぬやり口で政権維持を図ります。よって武力弾圧を続ける現状の維持がまだマシだとする見方もどうか、と思われます。

いま日本では、安保法制化で

国会が相当もめており混乱を極めています。国会の会期延長をしてでも強行採決に踏み切るかどうか、そして野党がそれをどううまく逆用できるか。

私は、民主党などのように暴力を正当化できませんが、一方では自民党・公明党の強行採決という名の暴力も正当化できません。

残念ながら

反対している野党をよく見ていると、「自民党の強引さ」に反対しているようでありながら、上で述べた中国をめぐる国際情勢を充分理解しているのかどうか、疑問を感じるのです。

  • 与党が圧倒的多数派であることを背景に強行採決をちらつかせる強引さ〔与党のおごりと、選挙でこういう大勝をさせた有権者の責任〕
  • 野党が視野狭窄のまま純粋な法律論や党利党略で反対するという強引さ〔野党の対中国の対応があまりにも無策〕

このような双方の未熟さが目だってしまうのです。

中国の横暴に触れないで法律論のみで対応し強行採決に対して暴力阻止さえ肯定するかのような野党は、中国の横暴に触れないで米軍基地反対だけを唱え暴力阻止さえ肯定するかのような沖縄県と、とてもよく似ていますね(笑)。

つまり

野党に任せておくと中国共産党の横暴を甘受しそうな雰囲気だし、与党に任せておくと危険な国粋主義の匂いさえ漂ってくる。

日本は今、こういう板挟み状況にあるのでしょうか。

私も確かに悩むところですが

  • 日本の国民が危機感をもち、充分に議論をたたかわせて
  • 妙な「解釈」でごまかすのではなく、堂々と憲法修正へ進むのがいい
  • まるで信仰のように「護憲」だけを唱え「議論」さえ拒否していてはいけない
と考えています。妙な解釈の強行採決や、ヒステリックな反対などを、私は嫌っています。

このアジア情勢を考えると

日本は相当の準備をしておかねばならず、国際情勢を知らないまま「平和」や「戦争反対」だけを叫んでいると、この日本は結局もっとひどい状況に陥るのではないか、そんなことを想定してしまいます。

もちろん悪意をもって諸外国と深刻な対立を次から次へと起こし続ける中国共産党が、この危機の最大の首謀者であることにかわりはありませんが。

私たちは、よく考えたいものですね。


韓国の醜聞 11

2015年06月16日 05時54分45秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。


もしも愚者がみずから愚であると考えれば、すなわち賢者である。愚者でありながら、しかもみずから賢者だと思う者こそ、「愚者」だと言われる。 

:P.19 中村元訳「ブッダの真理のことば感興のことば」岩波文庫 2010年07月26日第53版発行 Web例はこちら

どんなにがんばっても、人は愚者なのでしょうが、

  • 自らを心から愚者と考える人こそ賢者ですが、そういう賢者は、世に受け入れられることがないでしょう(笑)。
  • 一方愚者でありながら自分こそ賢者だと錯覚する人こそが正真正銘の愚者で、こういった人の方が受けがいい?

こういう表現は、これに限らず一般的に言われていることですから、賛同も多いでしょうが、異論もまた多いことでしょう。

韓国人もいろいろで

  • 自分だけが「善」「正義」「真理」だと独善性を高らかに謳う韓国人は、間違いなく愚者(笑)。〔韓国人のすべてがそうだ、とは言っておりませんよ!多くの場合火病(かびょう)のきらいがある、と言っているだけであり、正当な精神活動でもあるでしょうから。〕
  • 一方そういう人を冷静にみて、そんな主張がいかにも独善に見える韓国人は賢者の部類に属し

日本人もいろいろで

  • 韓国人の愚者が声高に叫ぶ言葉の中にも何か真理があるはずだと思う人は賢者の部類に属し
  • 韓国人の愚者が声高に叫ぶ言葉のすべてが間違っていて、自分にこそ真理があると信じている日本人は間違いなく愚者(笑)。〔日本人のすべてがそうだ、とは言っておりませんよ!多くの場合自虐性がある、と言っているだけであり、正当な自虐もあるでしょうから。〕

こんなところでしょうか(笑)。