カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

2015女子サッカーWC準決勝

2015年06月28日 10時44分07秒 | スポーツ

いよいよ、4チームが勝ち残りました。

  • 7月1日8:00から ①アメリカ対ドイツ
  • 7月2日8:00から ②日本対イングランド
そして3位決定戦が
  • 7月5日5:00から ①②の敗者同士
最終戦である優勝決定戦は
  • 7月6日8:00から ①②の勝者同士
で総てが終わります。

ギリシャの醜聞 03

2015年06月28日 09時29分58秒 | 海外

2015女子サッカーWCカナダ大会で、なでしこがオーストラリアに勝って準決勝へ進出したとか、大谷が単独トップの9勝目とかで、浮かれている場合ではない、深刻なギリシャの財政問題です(大笑)。


ギリシャ EU支援条件巡り国民投票へ

資金繰りがひっ迫しているギリシャのチプラス首相はテレビ演説を行い、金融支援の実行のためにEU=ヨーロッパ連合などから求められている条件について賛否を問う国民投票を来月5日に行う考えを明らかにしました。

ギリシャのチプラス首相は27日未明、テレビ演説を行い、「ギリシャは今、緊縮策の継続をEUなどから強要されている。国民の意思に逆らう要求に対して回答を迫られている」と述べ、金融支援の条件としてEUなどから求められている緊縮策について賛否を問う国民投票を、来月5日に実施する考えを示しました。またチプラス首相は27日に開かれるユーロ圏の財務相会議で、72億ユーロ(およそ1兆円)の融資を受けられる期限を今月末から数日間延長することを要請する考えを示しました。

ギリシャへの金融支援を巡りEUなどとの間では、年金の支給額の削減や付加価値税の一部増税など支援の前提となる改革案の内容で意見の隔たりが埋まっておらず、チプラス首相としては国民投票でみずからの選挙公約に反する財政緊縮策を受け入れるべきかどうか、国民に直接問うことを決めたものとみられます。

国民投票の実施には議会で議席の5分の3以上の賛成が必要で、27日に臨時の議会が開かれる予定ですが、野党の支持が得られるのかどうかは不透明です。
:NHK 2015年6月27日 7時57分


瀬戸際外交を続けるギリシャを見ていると、まるで北朝鮮そっくりですね。

  • なんだ神田と言いわけし
  • ギリシャ子だってね寿司食いねぇ
  • やんばる食いねぇ国頭村(くにがみそん)

と資金援助を受け続けております。〔ヤンバルクイナのことですよ、念のため。〕

驚くことにギリシャは、絶体絶命の6月末を迎え

新たに7月5日に国民投票をする、と言い出しましたが、はたして間にあうのでしょうか。

もしもギリシャ議会で

  • 「国民投票実施」が否決されたら、もう財政破綻は決定的。IMFの管理下になるのかどうか不明で、ならない場合、いやなったとしても、韓国の財政破綻(IMF管理)の時よりも悲惨な結果になりそうな気がします。
  • 「国民投票実施」が可決されても、その準備期間が必要で、そのため2~3週間はかかるでしょうから、その期間にデフォルト〔債務不履行〕に陥りますから、またまた財政支援が必要なのでしょうか。

さらに「国民投票」が行なわれても、不正な投票集計の心配があります。一体この国はどうなっているのでしょうか?

EUに属しているイギリスでも

  • 2014年9月にスコットランドが英国から離脱〔独立〕するかどうかの国民投票があり、「独立反対」票が多かったため、「現在では独立をせず現状を維持する」となったようですね。負けた独立賛成派も「投票結果を受け入れる」としております。
  • これで当面、スコットランドがイギリスから離脱することはなさそうですが、イギリスそのものがEUから離脱するかどうかの問題もあるようです。ギリシャが離脱したらこれに拍車をかけるかも知れません。
  • 余談(予断)ですが、イギリスはAIIBからも離脱する可能性があり、まるでイギリスは離脱マニアですね。「何でもかんでも一応参加」の趣味があるから、離脱もあり得る、というところ。
そこうしているうちに下記引用の通り
  • ギリシャが突然言い始めた「国民投票をするので支援を継続して欲しい」が、あまりにもあくどい引き延ばし戦略だと確信したEUが、交渉を打ち切ったとのこと
  • ギリシャは6月末に、いよいよデフォルト〔債務不履行〕となりそうです。
これは私の推測に過ぎませんが

ギリシャは、EU所属よりもEU離脱のほうが損失が大きいと判断することになると思われ、結局はEU離脱には至らないと思います。ただし根拠はありません(笑)。

ギリシャ支援、延長せず=デフォルト濃厚―ユーロ圏会合

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)ユーロ圏19カ国は27日、ギリシャへの金融支援をめぐり緊急の財務相会合を開き、現行支援を延長せず、6月末で終了させることを決めた。支援継続の道を断たれたギリシャはデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が濃厚となった。

 ギリシャを除く18カ国は声明で「ユーロ圏の金融の安定を確保するため、必要なあらゆる措置を取る」と表明。ギリシャのデフォルトに備え、危機対策の具体化に入った。
 このまま双方に歩み寄りが見られなければ、ギリシャのユーロ圏離脱も現実味を増しそうだ。

 ギリシャのチプラス首相は同日未明、EUなど債権団の要求受け入れの是非を問う国民投票の実施を表明し、投票までの支援延長を要請する意向を示したが、ユーロ圏は受け入れなかった。同国は30日に15億ユーロの国際通貨基金(IMF)への債務返済を控えているが、極めて厳しい状況だ。

 記者会見した財務相会合のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は、ギリシャが26日夜に一方的に交渉を打ち切ったことを明らかにした上で、「残念だが、支援は30日で終了せざるを得ない」と述べた。: 時事通信 2015〔平成27〕年6月28日(日)


私の予想通り

ギリシャがぎりぎりの段階で打ち出した「EU支援の条件を受け入れるかどうかの国民投票」構想は目くらましの術でしたか。 
 
社会主義を目指してきたと思われるギリシャ

しかし高額の給与や年金を保証する代わりに、財政破綻してしまえば、元も子もないのですね。超富裕層と大多数の極貧国民を生み出した中国も財政破綻に陥っており、同じ独裁の社会主義国に特有な腐敗・癒着・不活性・不透明な財政に起因する、と思います。

結局、共産主義が描く「平等」が財政破綻をもたらすことは、ソ連破綻からも明らかなことなのでしょう。

さて6月も、今日(日曜日)を入れてあと3日。実質は月曜日と火曜日の2日間しかありません。
この短期間でギリシャの本当の危機が決定的になるのでしょうか。

先ほど〔2015/06/28 09:20ごろ〕のNHKBSニュースでは、ギリシャ議会が7月5日の国民投票を認める決議をしたとのこと。

しかしEUの財政改革要求を認めてはおらず、依然として状況に変りはありません。

「正義」とは

2015年06月28日 04時16分34秒 | 社会

場合によっては、「いやな響き」と受け止められかねない「正義」について、賢者の話に耳を傾けてみませんか。


諸宗教、諸宗派が混在し、互いに緊張対立をはらみながらも結構うまく共存する知恵を働かせてきたのが、本来の中東の姿である。教義や習慣の相違点を過大かつ誇大評価し、自らの正義ばかりを主張したのが、新参のキリスト教国、北ヨーロッパのゲルマン人達であった。:P.181 五十嵐一「音楽の風土」中公新書

かつてはキリスト教徒がそうで、今ではイスラム教徒も正義を主張しております。そういえば、中国やロシアも共産主義という「一神教」ですから、正義を振りかざさないはずがありません(笑)。

実際

  • ロシアは、2014年3月にウクライナ領クリミア半島を武力侵略し、2015年6月現在、世界中から「制裁」されており
  • 中国が、南沙諸島の近辺で「勝手に埋立てて」、周辺国やアメリカと危険な状態に突入しているのに、中国は相変わらず外交音痴ゆえ到底理解できない「主権」を主張しており

一党独裁の弾圧国家であるロシアと中国が、自らの正義ばかりを主張していることで、よく理解できます。

世界が不安定である原因の一つが、この一神教そのものにあるのではないか、と私は疑っております。


人間は、年齢を重ねれば重ねるほど事大的に、世の中のしがらみを是認しやすい。だから、旧体制にどっぷり浸かった常識人には、世の中をひっくり返すようなことは、なかなかできるものではない。・・・・明治維新は、若さの持つ「非常識なパワー」と正義感が原動力となって起こった大事件だと言ってよい。:P.19樋口清之「逆・日本史2」祥伝社

明治維新は、薩長土肥の脱藩田舎侍たちがいたからこそ実現できた革命であり、旧態依然とした身分制度をなくすなどの思い切った改革は、この人たちの正義感のおかげかも知れず、普通の人間には不可能でした。

そういえば、旧態依然とした

  • 「身分制度」の廃止で激怒したのは旧支配階級
  • 「身分制度」の廃止で歓喜したのは旧庶民階級

でした。

よって現在その地域を牛耳っている「韓国の旧両班たちや沖縄の旧士族たち」が、暴力的支配で有名な中国冊封(さくほう)時代ではありましたが、民衆から搾取する代わりに「保証された自分たちの身分」の時代を懐かしみ、それを「反日」「反米軍基地」の姿で巧みに表現しているのでしょうか(大笑)。


とくに、あの「フォーカス」とか「フライデー」。あれはロクなもんじゃない。・・・・いかにも正義を行なっているようなことを言っているが、・・・・。そのくせ、力のあるところには絶対向かっていかない。たとえばだ、今まで物書きがやられたことないじゃないか。:P.175 芹沢博文(1988年死去) 「依って件の如し」 ケント出版

おっしゃる通りです。一生懸命に持ち上げて調子に乗らせてから、正義ぶって階段をはずすという「金儲け主義」者は、権力に対して「怯(おび)え媚(こ)びる」ものです。

確かにロクなもんじゃない(笑)。


韓国では隣の家に強盗が入っても、警察に知らせることよりも、まずは自分の家のドアをしっかり戸締りして知らんぷりをして無視するのがふつうだ。このように自分、ウリと関係ないと思えば正義も礼儀も道徳も、すべて無視されるのだ。それでこのようなジョークまである。

韓国では強盗が入ったときには、「強盗だ!」と叫ぶのではなく「火事だ!」と叫べと教えられる。なぜなら、強盗だと叫べば、まわりの人間は自分とは関係ないと無視するが、火事だと叫べば、自分の家まで燃えないようにと駆けつけるというわけだ。:P. 113-114 金文学/金明学「韓国民に告ぐ!」祥伝社文庫

冗談とは「過大に強調された特徴表現」のこと。

内容が真実・事実であるかどうかは別として・・・・(笑)。

自分たちが巻き込まれたくないことには、興味を示さないどころか、関係を遮断して身を守るのが韓国らしい。

なぜ、「強盗」を「強盗」として周辺に衆知徹底させる法治主義が韓国では浸透しなかったのか、疑問ですね。

韓国憲法には、あくまでも、あくまでもですが、「建前」として、立派なことが書いてあります。しかし、あまりにも現実とかけ離れ過ぎていると、いくら未だ発展途上にあるとは言え、たどり着こうとする意志さえ消え去る運命にあるのではないか、と思われます。

ひょっとしたら朝鮮半島では、中国の属国時代が長かったため、

自分の利益にしか関心を持たない社会を作りあげてしまった結果、公共道徳が発達しなかった

のかも知れません。

それが属国化した地域を代行支配する腐敗官僚にとっては、避けられない宿命だったのでしょう。

歴史の必然によって公共道徳が育たなかったとするならば、この地域ではこれから相当先にまで、まともな道徳が育つはずがない、と思われます。いくら反日が全国に浸透し得たとしても・・・・(大笑)。