カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

「一点集中突破」戦術

2015年06月04日 06時53分59秒 | 生き方

妙に独善ぶる人が多いようです。

  • 「誰もが反論しにくいような論述」をしながら、その前提となるような事に関しては、いっさい触れない
  • 抽象化と普遍化の意味を理解できず、狭い範囲での自説を強引に押し通そうとする
  • ①誰もが反論しにくい論述 ←②抽象化と普遍化 ←③狭い範囲の自説

①をちらつかせ、②ができないまま、③に終始する、これが独善性でしょうか。普通は③→②→①になるものですが・・・・

  • ③の自分が「言いたいことだけに論点を集中」することで、主張を持続させることができ、支持層を獲得できます。
  • しかし②を目指して支持者層を広げようとして「論点を広げる」と、一部の支持者を元気づける代償として、一部の人の支持を失います。

独善性とは、

こういった「脱落者」をなくす代わりの「一点集中突破」という視野狭窄(しやきょうさく)症のこと〔中国の場合、暴力で脱落を排除〕

なのでしょう。


沖縄の場合

米軍基地反対だけに絞って当選した沖縄県知事の翁長ですから、もしも中国の横暴に触れてしまうと一気に沖縄での支持を失い、知事としての安定感がなくなってしまいます。

一方では、中国の横暴に触れることで沖縄での支持が減るでしょうが、日本全体からの支持が増すことでしょう。

日本で一番中国に近い沖縄県の知事が、

  • 中国の素行に触れないという姿勢を維持するのが正しい
  • 中国の素行に触れなければならないという主張が正しい

どちらが沖縄のためになっているのでしょうね。 


反核団体も多様で、主義主張が異なるため統一されるなんてことは夢のまた夢。

  • 原水協と原水禁の深刻な対立は、各政党を巻き込み、必然的に当時対立していたソ連や中国も巻き込んでおり、よっぽどしっかり見ないと、どこが何を言っているのかさっぱり分りません。このほか詳しく見るとたくさんの流派が存在します。これらが一致協力すれば相当な影響力があるのに、華道や茶道と同じで小さく組織が分裂してしまい、みんな「お山の大将」になりたいのでしょうか。
  • 社会主義国の核実験は侵略を防ぐためゆえ容認する、という妙な論述もあらわれ、福島原発事故後の「脱原発」問題も重なって、ますます複雑怪奇に。
  • 「朝鮮半島人の広島や長崎での被曝」の扱いでも意見が分かれたようです

「反核」を叫んできた団体の歴史もまた、典型的な視野狭窄症に悩まされました。

それぞれちゃんと論述してきたとおっしゃるかも知れませんが、「論点を広げると『核力』という名の求心力を失う」という原則を守っていると思われます。

かくりょく【核力】

極めて近接した核子(陽子と中性子)相互間に働く強い力。核子は核力の働きで結合して原子核をつくる。

:広辞苑第六版 


個人の生き方にも関連しますね。

  • あまりにも論点を絞って主張すると、断定的で分りやすいけれども、友人をなくします。
  • 論点を広げて賛同者を増やせば、組織のトップになれるでしょうが、やや曖昧さが増えて、それが反撃される材料となってしまいます。
  • 一層あいまいさを拡大するならば、政治家として成功するかも知れませんが、それ故の欠点を醸し出し、それを繕うための弁舌が必要になります。

国会中継で、質問者と答弁する大臣のやりとりを見ていると感じることがあります。ここで私はどちらの側に立っているのでもないことを前もって申し上げておきます。

  • 質問側の「質問にお答えください」「質問にお答えいただけないようですので」が常套句ですが・・・・

質問側が、自分勝手な「前提・仮定」への賛否を強引に問い過ぎるため、答弁側は賛否ではなく、その「前提・仮定」についての答弁になりがち

この野党の姿勢は、中国・韓国の手口と似てますね(笑)。

  • 答弁側が分りやすい説明を標榜する

答弁側は、質問者の質問そのものではなく、内容の周辺についてだらだらと語りがちですが、質問側が同じような周辺のことをだらだらと述べると「早く質問しろよ」とやじる。

互いに、視野狭窄症に陥って相手を攻撃し自分を守ろうとする、立派な姿だと言えます(泣)。 

仲間を増やそうと思えば必ず曖昧な論点が出てきますが、厳密な論述にしようとすると仲間がなくなるでしょう。どっちがいいのでしょうね(笑)。


中国に関する醜聞 09

2015年06月04日 06時35分53秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。 


銀座【鮨・水谷】予約拒否→中国人ジャーナリスト激怒:2015年04月29日

長年にわたって日本に住んでいる(と言っている?)中国人ジャーナリストが、日本人女性に電話で予約させようとしたけれども、実際にくる客が(全員?)中国人客だとわかり、予約できないと断わられ、「人種差別」だと叫んだとされる事件でした。

未確定のことがあり、

    • 客の中に日本人が含まていなかったのか
    • 決済方法で想定外があったのか

公平に判断すべき所ですが、それが今の段階では決められません。

★店の言い分:

  • 外国人の場合、予約したのに来ないことがある。他の客を断わってでも席を確保しているのに勝手にキャンセルすると店の大きな損失になるため、受け付けなかった。
  • 〔日本人客がいない外国人客だけだったと仮定して〕ホテルの紹介かクレジットカード決済にしている。この条件を満たさなかった〔のかどうか〕

中国人客の言い分:

  • 外国人を断わるというのは人種差別だ〔店の方針に合わないと人種差別だと叫ぶ悪いクセ?〕
  • 〔日本人客がいない外国人客だけだったと仮定して〕中国人客ばかりとはいえ一人は日本に長く住んでいる〔日本に長く住んでいるというのは誰でもねつ造できる言葉であり何の証明でもない?〕。

▲店に同調する人の見方

  • 予約しておきながら来ない場合の補填をどうするか。予約しておきながら利用しない客がいると、当然のこととして店側は身構えてしまうだろう。
  • マナーが悪い中国人客であることを予感したのかも知れない。暴動で日系企業への破壊行動が人種差別ではないのか。「日本人お断り」という看板のある店が、本当に中国にないのか。
  • 店の側にも客を選ぶ権利がある。金さえ出せばどんなにマナーが悪くても誰でも飲食できるとすると、他の客へ迷惑をかけ、ひいては店に損害を与えるので断わることがあってもいい。

▲客に同調する人の見方

  • 予約してしまったらキャンセルできないのか、それともいつまでなら予約をキャンセルできるか、についての厳密な取り決めがあったのかどうか。
  • 欧米客ならいいが中国人ならだめだというのなら、明かな人種差別だ。〔予約したのに来ないという客が中国人に多いとすればどうか?〕

▲私の見方

限られた情報の範囲内でしか判断できませんが、例によって互いが相手の言い分を無視して発言しているようです。

日本へやってくる中国人客が

急増していて、来日中国人のマナーが悪いことが大問題になっていることについて触れずに、断わられたら「人種差別だ」と叫ぶのでは、ますます中国人が嫌われることになるか、と思われます。

もし自分たちが、

予約通りに必ずやってくると宣言できず、その店の取り決めであるホテル経由かクレジット決済を受け入れずに、ただ断わられたから人種差別だと叫ぶようでは、それこそ中国特有の独善的な論理。

いくらマナーが悪くても人種差別は許されず予約を認めるべきだ、とでも言うのでしょうか。←そんな権利は誰にもあり得ない!

マナーが悪い客をつまみ出すような中国ではないため、予約時により慎重になっていると考えられます。

加害者なのに、被害者ぶるのは、どうか。

  • 加害者:マナーが悪く他の客や店に迷惑をかけている
  • 被害者:予約を断わられた

それでも自分だけは例外だと言う人を信頼できるかどうか。

何十年日本に住もうとも

自分勝手な領土宣言を他者に押しつけ正当な「主権を守る」と主張する現代の中国共産党と、自分の流儀が認められないと「人種差別だ」と叫ぶこの客が、妙に一致している中国人特有の傾向

と言えるでしょうか。

ただし

長年、店にヨイショする客ばかりだと、店側が「独善的」になる恐れも排除できない

とも言えます。

こうなると独善的な中国人が、「日本には独善的な人間がいない」と信じ込んでより独善的になって、独善と独善の対立になったのかも知れません。

実際の現場を知りませんが、そういう可能性もあるかなと思いながら、こう述べております。