カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 21

2015年06月30日 04時59分47秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。 


衣食足りて礼節を知る

[管子牧民「倉廩(そうりん)実(み)ちて則ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱を知る」]

民は、生活が豊かになって初めて、道徳心が高まって礼儀を知るようになる。「衣食足りて栄辱を知る」とも。:広辞苑第六版


こちら〔Wikipedia〕でも触れられています。

中国の国内外をみていると、

 中国人、「礼節」って、なんですか 

まるで、

そんなものがあったら生きてはいけない、という状況。管仲(かんちゅう)著述かどうかも分らないほど古い時代の言葉ですが、「昔から中国では、美しい言葉は、現実にはあり得ない」のでした。

コハイカニト思ヒテ、調べてみると・・・・

中国では、賢人による名言の多くは、野の人たちによるもので、しょせんは野党・外野席からの与党批判でした。

よって現在では野に当たる人民の中で、中国共産党幹部より賢い人たちが現れると、これは許せないと忽ち(たちまち)にして拘束・逮捕・死刑に処し、今の中国共産党は「立派な中国人民を登用」しておらず、文字通り「カスばかり」になってしまいました(笑)。中国共産党の日常的な応答から判断して、これは誰でもが納得できることですね。

それが歴史を直視できない「文化大革命」や「天安門事件」でした。その中国が日本に「歴史を直視せよ」とは、まるで古典落語のようで、いみ(む)じうをかし

現在の

  • 中国共産党がどれだけ「礼節を無視している」か
  • 中国社会がどれだけ無法地帯〔かつてのアメリカ西部開拓史時代、つまり無法時代〕と同じであるかは、皆様がよくご存じの通り

これは「経済発展した中国」のイメージから、ほど遠い印象で

  • 中国では、まるで異国ではないかと思われるほどの国内経済格差があり
  • 現在の日本の経済格差を訴える人たちは、その主張に根拠があると思われますが、中国の実情について「見て見ぬふり」を続けています。これが私として最大限に許せないところ。とんでもないことですが「ヤクザは必要」としたかつての日本社会のようなものです(笑)。
  • つまり現在の中国では、一握りの人だけが超裕福になる政治制度になっており、現在ほとんどの国民は極貧状態にあり「現在の中国は衣食足りて」の状態から、ほど遠いのでした。
  • よって「衣食足りて礼節を知る」は、中国の遠い未来の夢物語を述べているに過ぎず、2000年以上前から、中国人はず~っと「衣食住」足りないままの時代を経てきた、と言えます。
  • これらから考えて、現在の中国人が「礼節」をわきまえて行動するなんてことは絶対と言っていいほど、あり得ないことなのでした。
  • これは、古代中国に妙な憧れをもっている純真無垢な日本人歴史マニアに捧げたい言葉でして、現状をよく見るのがよく、現実から逃避するのはいけない、と申し上げたいと思います。

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