この10年ほど、特にロシア関連の奇妙な報道が多いので、そういった「黒いうわさ」を集めてみました。
漏れているのがあるかも知れませんが、最近に限ってロシア政府が関与したと疑われる暗殺事件を並べてみました。どれかに思いあたる人もいることでしょう。
2006/10/07 ポリトコフスカヤ露エレベーター内で射殺される
2006/11/01 元KGBの露人リトビネンコが英国の寿司屋で襲撃死
2009/01/19 露人マルケロフとバブローワがモスクワで銃撃死
2009/12/00 露人セルゲイ・マグニツキー獄死
2013/03/24 実業家ベレゾフスキーが亡命中の英国で不審死
2015/02/27 ネムツォフが露モスクワ川の橋で銃撃され死亡
2017/03/23 ウクライナに亡命中の露人ボロネンコフが死亡
2018/03/04 露人スクリパリ父娘が英国で神経剤襲撃、意識不明
2018/03/14 実業家グルシコフが亡命中の英国で不審死
私は
殺害された人が反プーチン派であることに注目しており、まるでトランプ閣僚の解任・辞任歴をみるようで、多過ぎるように思います。
私は政府関係者が直接手を下したとは思いませんが、プーチンの「調査しようとせずに関与を否定」するだけの姿を見て、最終指令を出したのはプーチンに違いない、とみなすのに賛成します。
「ロシア政府が暗殺請負人のヤクザを利用している」と考えているのです。
プーチンが共犯者だとみなされてやむを得ないのです。
同じロシア人だからいいではないか、とはならないのです。
このあたりがロシア人の歪(いびつ)なところでした。
徹底的に犯行を否定し、威嚇し復讐するところなど、北朝鮮や韓国の韓族にも似ています。
これに対してプーチンは
「ロシアを敵とみなす西側諸国の陰謀だ」と、「調査せずに反論する」だけで、いっこうに自国の黒い霧が晴れません。
もし陰謀ならば、普通はロシアがそれを反証しようとするものですが、それができないところに、ロシア社会の腐敗しきった匂いがあり、あのような「西側の陰謀だ」に終始する姿勢となります。
アメリカの核兵器を無意味にするレーザー兵器を開発したとか、NATOに対する異様な敵愾心、などプーチンの強硬な西側への姿勢は、自分の姿を映し出す鏡をもてない独裁国家ロシアの本質を、あらわしているようです。
まるで「暗殺文化がロシア文化だ」と言わんばかりですね。
まとめるならば
- 内外にいる反プーチンの同国人を暗殺・・・・・・言論封殺が独裁国家です
- ウクライナ領クリミア半島を武力侵略・・・・・・独裁国家への制裁が続き
- 国家ぐるみで薬物使用を隠ぺい・・・・・・違法な方法で国威を発揚します
これらから
- 国内のモスクワでは、銃を利用
- 国外のイギリスでは、放射線を利用:薬物使用の隠ぺいを思い出させるようで、証拠となりそうな「銃弾」が残る銃殺は危険とみたらしい。
この他、外国にいる反政府とみなされる同国人を神経ガスで襲う手口は
北朝鮮を連想させ、ついでに朝鮮半島有事の場合の北朝鮮金正恩一族の亡命先であるロシアも連想させます。同病あい哀れむですね。
こんな不穏なロシアですが
- ザギトワに振り回される日本人
- 在日米軍基地にたよりながら、実効支配しているロシアが北方領土を軍事基地化していることを非難しています
さてさて、皆様はどう思われますか。