カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

イラン軍事パレード襲撃

2018年09月26日 08時46分42秒 | 海外

どうも分りにくいイラン情勢です。


イランで軍事パレードに襲撃 29人死亡、70人負傷:cnn 2018.09.23  


イラン南西部アフワズでの軍事パレード襲撃事件ですが

  • ISが犯行声明
  • イランのロハニ大統領は、黒幕が米国で、外国雇い兵のしわざと声明  

この両方が正しいとすると

アメリカがISを利用していることになります。

シリアは今、複雑な内戦状態ですから

誰が敵で誰が味方か分らない状況です。

反政府勢力を支援しているのがアメリカ有志軍で、アサド政府軍を支援しているのがイランとロシア。

ここまではいいのですが、ここに国境をさまようクルド人(かれらも犠牲者かもしれません)とISが入ってきて、これらが部分的に一枚岩ではなさそうですから、敵の敵が「味方になったりになったり」と理解不可能です。

シリア政府軍からすれば反政府軍を攻撃するISは敵の敵ですが、それでも味方の場合もあれば敵の場合もあるのでしょう。

アメリカ有志軍からすれば、敵(シリア政府軍)の敵はISですが、それでも味方の場合もあれば敵の場合もあるのでしょう。

シリア政府軍にとってもアメリカ有志軍にとっても、ISが共通の敵でもありますが、そこは劣勢に見えるISのことですから、どちらにつくか、わけが分らない世界となっております。居酒屋でのケンカのようですね。

つまりイランがISを使ってテロを起こさせ「黒幕はアメリカだ」と言っているかも知れず、また、アメリカがISを使ってテロを起こさせ「イランがやったように見せかけた」のかも知れません。 

今わかっている範囲内で

報道をも信頼しないで私の見解を述べてみました。

さてさて、皆様はどう思われますか。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。