ロシアからの妙な報道が多いのは事実ですので、ここでは「黒いうわさ」を集めてみました。
当ブログ
「ロシアの醜聞54 放射線薬物による殺害か(2018年03月08日)」でも述べましたが、どうやら英国での亡命ロシア人の暗殺未遂事件はロシア関係者のしわざだとみられています。たとえ海外にいても政敵を暗殺するという仕組みができあがっているのが、ロシア・北朝鮮・韓国であることを理解しておきたいものです。
強硬ゆえに、少し緩めると「微笑み外交」となる北朝鮮に注意しなければなりません。
いままでの言動を知っている人ならば、何回もだまされるのではなく、徹底的に疑いをもってかかる価値があるでしょう。くれぐれも「南北和解に水をさすのか」という北朝鮮の幻惑セリフにご注意されますやうおねげーしますだ(笑)。
今までの北朝鮮の挑発や暴力や決議違反をそのまま放置し
南北統一を唱え「これに反することが悪いこと」
かのように利用するのが北朝鮮の手口です。
ロシア人の元スパイ、一緒にいた娘も意識不明:cnn 2018.03.07
元スパイの重体事件でジョンソン英外相がロシアに警告:2018年03月7日
英国などのヨーロッパで
イスラム教に関係したテロが続発しているのですが、英国でロシアが亡命ロシア人を暗殺しようとする事件が続き、そのロシアがチェチェンなどのイスラム教徒を弾圧しているという構図です。
つまりロシアは
イギリスで同国ロシア人を殺害するというテロを実施
連邦内でチェチェンをテロという口実で弾圧
しかもIOCからは薬物隠ぺい工作で夏季・冬季の五輪で制裁されております。
- 4年前のソチ冬季五輪終了直後には、ウクライナ領クリミア半島を勝手に武力併合して多くの国から非難され制裁されてきました。
- 4年後の今回も平昌オリンピックが終わり平昌パラリンピックを迎えようとしている時にイギリスで自国民を殺害しようとしました。
この冬季五輪の4年毎が、ロシアを理解する上で重要なようです。
繰り返しますが
ロシア・北朝鮮・韓国はこういった海外にいる自国の政敵さえ暗殺・拉致しようとする政治システムをもっていること
これを知っておく必要があります。
この事件で
ロシアは、リトビネンコの時と同様に、関与を全面否定しておりますが、「ロシアが調査に協力せずに関与を否定」しているのがいっそう「関与疑惑」を深めています。
「捜査に協力できない」ロシア国の仕組みが薄汚いと断言できます。
捜査に協力するそぶりをみせるというのは、狡猾(こうかつ)な偽装であり、ロシアの国家ぐるみの偽装は、つとに有名です。発する言葉をなんでも信用するというのは、作為的な欠陥かも知れません。
自分の言動を省みることがないまま、すべてロシアをおとしめる工作だとし自分が犠牲者であると装うのは、独裁国家・全体主義国家の致命的な欠陥であり、いとをかし・・・・・・。
被害者その他
狙われたのはロシア人の父と娘で、両者とも意識不明の重体らしく、何らかの物質に触れたと思われますが、捜査に駆けつけた警察官や緊急要員も体の異常を訴えたようです。
ジョンソン英外相のロシアに対する警告に対してロシアは「反ロシア」をあげていますが、捜査に協力せずに「反ロシア」をあげるなどが益々あやしいですね。
今、北朝鮮が引き延ばし戦術で米朝会談を提案しているようですが、北朝鮮が「アメリカこそ反北朝鮮だ」といつ言い出すのか、思いやられます。
ロシアや北朝鮮や中国が、自らの独断偏見をよそに、「反ロシア」「反北朝鮮」「反中国」をうんぬんするのですが、あやしさをより深めこそすれ、プラスに作用することはなさそうです。
さてさて、皆様はどう思われますか。