夏の南極で最高「20.75℃」を記録したようです。
- つい先日、観測史上「18.3℃」を記録したというニュースを耳にしました。
- 南極とはいえアルゼンチン本土から1000kmほど南の近場です。
- 相次ぐ新記録。そういえば、半年あまり燃え続けたオーストラリアの森林火災(最近ようやく鎮火)、中国武漢の新型ウイルス病とそれに関連した数々の騒動(まだ山場を迎えず)、野村克也の死(あ、これはやむを得ないか)、香港やフランスの強行デモ(まだ収まらず)、など不穏な動きをしています。
南極、過去最高の18.3度 氷解け海面上昇の懸念:朝日新聞 2020年2月12日 5時00分
2020/02/06 に
「18.3℃」をアルゼンチンのすぐ近くの南極エスペランサ基地で観測したようです。
北極の氷は海表面に浮かんでいるので、海水が凍った氷ならば、溶けても「海面の上昇」にはつながりません。
しかし南極で地面に降った雪が凍ったとして「この氷が溶ける」ならば海面の上昇につながるでしょう。
ただし、海水が「まわりまわって降った雪」のもとだとするならば、いまでも南極で雪が降っているとしても、割り引いて考えないといけないでしょう。つまり南極では「凍っていない海水(雪の元)→雪が降る→凍る→時間がかなり経過してから→それが溶ける→海面上昇」も若干考慮する必要がある、と思うのです。
地球の軸が変わると、今の南極の氷が溶けるでしょうが、別の場所が南極になりその付近の今まで海水だったのが凍るため、氷の量に変わりはなさそうです。
もしも今の軸のまま
南極の氷が溶けてしまうのなら、地球の温暖化によって「氷河期の到来を遅くする効果」はあるでしょうが、「40~70m」の海面上昇になるだろうという記事の信ぴょう性が高まります。←そんなことはなさそうですが
もしそうだとすると、別の「大陸隆起」がなければ、多くの人は住めなくなりそうですね。
ただし
- 北極近辺でも、地面に降った雪が凍ったところもあり、これが溶けると海面上昇に寄与するでしょうし
- 南極近辺でも、海水が凍ったところがあるので、これが溶けても海面上昇には寄与しないでしょう
こういった点なども、考慮する必要があります。
氷河が崩れ去る映像を繰り返して見せ続けられると
間違った判断をするかも知れない
ということで、地球温暖化対策が「原発推進派」の有力な道具になっていることに危惧する次第です。
何万年も地中に埋めなければいけない物質を生み続ける原発を「これ以上続ける」ことは、できないでしょう。
- 核戦争の危険が近づいていると同時に
- 何万年も埋めなければならない核ゴミを生じる原発を地球温暖化対策の決め手にすることはできません。
南極で初の20度超え 史上最高気温20.75度を観測:afp 2020年2月14日 7:15
シーモア島は「18.3℃」を記録したアルゼンチンのマランビオ基地がある島です。
特別な太陽信仰がないとしても
寒くて暖房を入れなければならない0~5℃以下の気温になる地域の人は、太陽をありがたがり、月をそうとはみなさないものです。この逆で、年中暑い地域の人は太陽よりも、むしろ月をありがたがります。
これが名詞に性別がある時の違いになって現れます。
多くは
- 寒い北の地域:太陽は女性名詞 月は男性名詞
- 暑い南の地域:太陽は男性名詞 月は女性名詞
になっているようです。たとえば・・・・
- ドイツ語:Sonne(太陽)女 Mond(月)男
- スペイン語:sol(太陽)男 luna(月)女
このほかに
言語によっては「中性名詞」もあるようです。
英語でも女性に対して Ms. (ミズ)が使われるようになりました(未婚Miss・既婚Mrs.に関係なく)。
南極の話に戻りますが、最高気温「20℃」は
石垣島の冬のある日の室温「18℃」より高いですね。
こういった「異常気候」は昔からあったようで、トランプのように決して否定はしませんが、何でもかんでも「地球温暖化」と結びつけるのは、いくらそれが「正しい」ように見えても、どうでしょうか。
地球ができてから46億年、それも何十万年~何百万年という歴史の中で、私たちの気象観測は、せいぜい200年程度ですので、私たちが言っている「異常」とは「それ以外(せいぜい200年かそれより少し広い2000年程度)」の範囲で言えることなのかも知れませんね。
さてさて、皆様はどう思われますか。